2003 06/18 DONOTS 渋谷クラブクワトロ |
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up date 2003 06/22
2002年12月のMIDTOWNのライブの前座で観て以来すっかり好きになってしまったドイツ出身のDONOTSの単独公演。オープニングアクトとして来日後、わずか半年での単独公演ということで、日本での人気もなかなかのようですね。
まずは前座一組目。
これが結構いい感じでした。バンド名は知りませんがFooFightersやAmerican HI-FIのような最近のオーソドックスなロックスタイルで、静と動を使い分けるようなスタイルが自分的に気に入ってしまいました。最初後ろの方の椅子に座って見ていたのですが、途中でフロアに下りてしまいました・・・。
いよいよDONOTSかと思いきや、前座二組目。
こちらもバンド名などまったく知らないんですが(すんません)、典型的なパンクスタイル。前半はかなり楽しんで観ていましたが、後半はちょっと似たような展開の曲が続きちょっと飽きてしまいました・・・。
そんでもって、いよいよDONOTS!
まず最初に思ったのは「ん?音が抜けてこない・・。なんかこもってる」でしたが、それはライブが進むにつれて解消されていったので問題にならなかったです。
前回来日時は日本盤のCDの発売前ということもあって客の乗りもいまいちだった所があったんですが、今回は一曲目から大盛り上がりです。
そもそも楽曲がキャッチーで日本人でも歌いやすいためサビでは大合唱!ヴォーカルのIngoの「Jump!」のかけ声とともにみんなが飛び上がります。
曲間ではヴォーカルのIngoが日本語を使いながら観客を盛り上げていましたがとてもアットホームな雰囲気で、日本のファンやオーディエンスに感謝している気持ちが凄く伝わってきて観ているこちらも凄く嬉しくなり、また好感が持てました。
ギターのGuidoがパンクバンドのギタリストらしくステージ上を激しく駆け回っていたのも印象的でしたが、神経質そうで生真面目にプレイするもう一人のギタリストAlexが俺のお気に入りです。白人男性のわりに肩幅がせまく、なで肩なのが笑えます。
アルバムの曲はほとんどプレイしたと思いますがBig Mouth、Up Song、ちょっと早めの曲のROLLERCOASTER、Oh Yeah Oh Yeah等、あげたらキリが無いほどすべての曲が良かったです。
実際ライブも異様に盛り上がり、ヴォーカルのIngoも客席にダイブして歌うほどの盛り上がりでした。
そして、本編最後のSaccharine Smileで盛り上がりはピークへ・・。
そして、アンコール。
ラストの曲は俺の大好きなTWISTED SISTERのWe're Not Gonna Take Itだ!!
前回は「ほんと俺しか歌ってないんじゃないの?」って言うぐらいの観客の反応だったんですが、今回は日本盤のボーナストラックにライブバージョンが収録されていることもあり大合唱!嬉しい!
しかし若い子達はやっぱり元歌なんて聴いたことないしTWISTED SISTERなんて知らないんだろうな・・・と思うとちょっと複雑・・。
ライブが終わってみるとなんと10時・・。
最近はメインのバンドが1時間ほどであっさり終わってしまうことが多いので「なんか物足りないなー」と思うこともあるんですが、今回は前座2バンド観れたしDONOTSも1時間20分くらいやったのかな?
もう大満足!おじさんはぐったりのヘロヘロです・・・。
とにかく今年観たライブの中ではこの時点でナンバー1!!
彼らのサウンドは今風のパンクなんですが80年代のハードロックやメタルの影響も多大に受けており(ドイツはメタル好きだからね・・。)、俺のような80年代のHR&HM大好き&90年代のパンクも大好きな人間(年代も近いのかな・・・)にはもともとツボでしたが、今回のライブを観てますます好きになり、これからもずっとDONOTSをサポートしたいと思いました。
次のアルバム&ライブが非常に楽しみです。
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