| 2005 AMERICAN HI-FI vs BUTCH WALKER 渋谷クラブクワトロ |
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up date 2005 03/08
Avril Lavigneなどのプロデュースを手がけ今やプロデューサーとして売れっ子（らしい・・）のブッチ・ウォーカーとAMERICAN HI-FIのコラボ・ライブ。ちなみにAMERICAN HI-FIの3ｒｄアルバムのプロデュースもブッチによるものです。本来は2004年の11月に行われる予定でしたが、延期に延期を重ねようやく開催されました。
客入りはまずまずでしたがおそらくSOLD OUTにはなっていないでしょう。客層は思っていたより幅広かったです。
開演時間の19時丁度に会場内が暗転しまずはブッチ・ウォーカーが登場。
しかし、開演時間きっかりに始まるのは珍しい。普通は5分や10分は遅れるのに・・。開演時間きっかりに始まったライブで記憶にあるのはオジー・オズボーンぐらいです。（笑）
まったく楽曲を聴いたことがない状態でライブを見ましたがどの曲も耳に馴染みやすく「けっこう嫌いじゃないかも」なんて思いました。
それもそのはず、この人が手がけたバンドの中にはSR-71、GOB、MIDTOWN、Simple Planなど近年俺の好きなバンドが大勢いるのです。（ここに挙げたバンドは当然CDも持っていますがすべてライブも観に行ってます。）
ブッチのギタープレイはかなり上手くて右手でビデオカメラを客席に向けながら左手のフィンガリングのみでギターソロを弾いたり、アコギの弦をぶった切るほど激しくプレイしたりとなかなかの物でした。
40分ほどブッチがプレイ、ステージチェンジ後いよいよお目当てのAMERICAN HI-FIです。3ｒｄアルバムではずいぶんおとなしいサウンドになってしまい今まで好きだったAMERICAN HI-FIとは大分違う感じになっていたので少々不安です。
一曲目はいきなり大好きな2ｎｄの「The Art Of Losing」から！！
が！ 音、悪！！ ギターの音が全然抜けてこないし、ドラムもドタバタいってるし・・・。完全にブッチの音に負けてる。
観客もこの曲がかかったら当然盛り上がろうとするんだけど盛り上がりきれず完全に不完全燃焼・・。掴みは大失敗！って感じでした。
その後の展開がちょっと不安になりましたが、2曲目の1ｓｔアルバムの「SURROUND」でようやく会場内もあたたまってきました。てゆーか、一曲目をこの曲にして「The Art OF Losing」はもっと後半に持ってきたほうが絶対良かったと思うんですが・・。
ちなみにサウンドの問題は途中からあまり気にならなくなりました。
5曲目あたりでようやくニューアルバムの3ｒｄから「Maybe Won't Do」をプレイ。CDと違ってベースにめちゃめちゃディストーションがかかっててカッコよかったです。
3ｒｄの「We Can't Be Friends」では会場内のミラー・ボールが光り、凄い綺麗でした。クワトロには何度も来てますが、ミラー・ボールが回るのは始めて見たかも。（笑）
自分的には1stの「Another Perfect Day」や2ndの「Nothing Left To Lose」が最高でした。(^^)
3rdのシングル曲「The Geeks Get The Girls」をプレイした後、2ndの「Happy」（だったかな？ちがってたらすんません！！）ではステイシーがギターにドラムスティックを激しく押しつけノイズを出しまくりながら本編終了。
アンコールで再び登場！したにもかかわらず、ステイシーのギターのチューニングがあっておらずステージ上でチューニング・・。（出てくる前にあわせとけよ（笑））場を繋ぐためにちょっとしたドラムソロを披露。コレがいいきっかけとなりそのまま1stの「Flavor Of The Weak」をプレイ。サビではみんな大合唱でした。
ラストは1ｓｔの「Wall Of Sound」でステイシーはまたもや大暴れ。今度はドラムセットのシンバルをスタンドごと剥ぎ取りそのままギターに押しつけノイズだしまくりでライブ終了。
しかし、1ｓｔの曲のキレっぷりと3ｒｄの曲の落ち着きっぷりの差はなんなんだ？
3ｒｄアルバムではずいぶん落ち着いてしまいましたが、彼らが以前のような激しさをいまだ持ち合わせていたので安心しました。
初めてAMERICAN HI-FIのライブ見たときもこの曲凄かったんだよなーなどと思い出してしまいました。
本国アメリカではメジャー契約を切られてしまい2005年の4月にようやく3ｒｄアルバムが発売になるようですが（日本盤は2004年7月にユニバーサルより出ていますが）がんばって欲しいですね。
ステイシーがピアノの前に座りモトリー・クルーの「ホーム・スイート・ホーム」のイントロを一瞬だけ弾いたのですが、一曲全部やって欲しかった！ |
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