Ibanez RG6CSD1



up date 2005 07/18

2002年11月購入。
中古で3万円で売っているのを発見。定価が11万円ほどなので凄く安いという感じではなかったのですが、中古としては状態がとてもよく仕様もレアなモデルのため購入しました。

このRG6CSD1はアメリカ L.A.にあるカスタムショップでデザインされ日本で生産されたものです。(CSDはCustom Shop Designedの略)
2000年の夏頃、限定で発売され同時に7弦バージョンのRG7CSD1、セイモア・ダンカン製ピックアップを搭載したAX6CSD1も発売されました。またこのシリーズはロングスケール・ネックを採用したCSD2やCSD3へと続きました。

このギターの仕様はとにかくスペシャルで、RGシリーズではかつてなかった、まるで80年代のJackson/Charvelを思わせるような1ハム仕様。しかもIbanezとしては初採用のEMG81をボディにダイレクトマウント。当時はレギュラーモデルにはなかったマット・ブラック・フィニッシュ。ヘッドロゴも当時はカスタムモデルに採用していたホワイト・ロゴ。ゴトー製のロック・ピンを採用。

ネックはメイプル/ブビンガの5PCSでトラスロッドカバーが最初から外してある所を見ると当時のj.custom/Prestigeに準じた作りのようです。(ヘッド部分は残念ながらスカーフ・ジョイントで接いでありますが)ALL ACCESS NECK JOINTも通常モデルよりも深く削りこまれています。
指板にはポジション・マークが無く12フレット上にCSD専用のインレイが入っています。
付属のギグ・バッグもCSD専用のデザインの物とまさにスペシャル尽くし!

アクティブ・ピックアップのギターはこのギターが初めてでしたが、EMGを使用しているアーティストのイメージからハイゲインでパワフルなサウンドを想像していましたが実際にはとてもクリーンでフラットなサウンドでした。(アクティブ・ピックアップが登場したもともとの理由がノイズや音質劣化を防ぐためという事を考えれば当然なのかもしれませんが・・)
ノイズに対する優位性は自宅で弾く限りあまり実感できませんでしたが、それだけ最近のパッシブのハムバッキング・ピックアップも良く作られているのでしょう。

ボディがびっくりするぐらい軽いのですが、1ハム仕様のため少々使いづらいイメージです。
実際購入してからほとんど弾いてません。
コレが2ハムだったらもっと使えるギターになったのになぁ・・・と思います。



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