2005 06/29 Paul Gilbert

2005 06/29 Paul Gilbert 渋谷クラブクワトロ
up date 2005 06/30

ポールさん、ひさびさ(といっても2年ぶりですが・・)の来日公演。ソロになってからは毎回観に行っているので今回も行きます!
会場には18時45分頃到着。スタンディングのライブは最前列に行かないのであればあまり早く入っても疲れるだけで意味がないので最近はゆっくりめに行くことにしています。
じつはギタースクールに通っているような若い観客が結構いるんじゃないかなと思っていたんですが、思っていたより観客の年齢層が高く、Mr.BIG時代からのファンが大半を占めていたように思えました。自分よりも明らかに上の世代の方も結構いましたよ。
いつもは後ろの真ん中あたりで観るのですが、なんだか人がいっぱいで見にくかったのでステージ向かって左側から観戦。しかし前から思っていましたがクワトロのフロアの柱、スッゲー邪魔。

19時05分頃、会場内が暗転。BGMの音量が一気に大きくなりその後、ポールさん、ベースのライナス、ドラムのジェフが登場。
ポールさんはIbanezの古いフライングVタイプのギターを持ち、頭にはモニター用の密閉型のヘッドフォンをつけ、ニューアルバムのジャケットの宇宙服のようなオレンジ色のツナギ、ほかの二人はグリーンのツナギを着ていました。

えーと・・、一曲目はなんだったかな・・?忘れました(^^;
2曲目がニューアルバムから「Space Ship One」、3曲目が「I Like Rock」だったと思います。
前半にはRACER XのScarifiedもプレイ。前回もプレイしていたので(しかもアコースティック・セットで!)ライブでの定番曲になりつつあるようです。

今回は今までと違い超シンプルにトリオ編成なんですが3人でプレイしているとは思えないようなサウンドがガンガン出てきます。
ポールさんなんて歌いながら弾いてるんだからホント凄いよね!!
会場内のサウンド・バランスも素晴らしかったです。

「Every Hot Girl Is A Rockstar」、再びRACER Xから「Viking Kong」をプレイした後、「カバー曲を3曲やります」というMCが。
プレイしたのはビートルズの「Something 」(しぶい!)、パット・トラバースの曲、そしてマドンナの曲(「Open Your Heart 」だったかな?)でした。ポールさんは以前アルバムでスパイス・ガールズの曲をカバーしてましたがこういうのが好きなのかな?

ポールさんはMCのたびにいちいちノートのようなカンニングペーパーを取り出し日本語で曲の説明などをしていました。
ずいぶん日本語の発音は上手になっていましたが自分のしゃべっている内容をきちんと理解してしゃべっているのかは不明です。(笑)
ちなみにギターは最初から最後まで二本のIbanezのフライングVタイプしか使わずPGMシリーズの出番はありませんでした。

「Jackhammer」の途中にはドラムソロタイムが。もちろんプレイもめちゃめちゃ上手かったんですがそれ以上にドラムの音がスッゲーよかったです!じつはこのドラムソロ、一番盛り上がっていたのは観客よりもポールさん本人だったようで、ドラムソロの間中ステージサイドで頭をふったり小さく飛び跳ねたりしてました。(笑)

「Boku No Atama」では「あなたの頭はナニでできていますか?」という問いかけとともにプレイ。会場内は一気にホンワカしたムードになりました。(笑)
途中ポールさんの「DOKKENは好きですか?」とういMCの後に「Breaking The Chains」(だったかな?)のギターリフを弾くとそれにあわせてライナスがワンフレーズだけ歌うと言うシーンもありました。これ、まともに一曲プレイしてくれたら自分的にはめちゃめちゃテンションあがったんだけどなー・・。

またまたRACER Xから「Technical Difficulties」を演った後ポールさんの「ナニカ、リクエストしてください」というコールに対し、観客からはいっせいにさまざまな曲名を叫ぶ声が。
その中の「Sunshine Of Your Love」という声を聞いたポールさんは驚いたように反応しCREAMの「Sunshine Of Your Love」を一人でプレイ!かなり楽しそうに演っていました。

後半は「Bliss」(だったかな?違ってたらすいません)、「Individually Twisted」、「Suicide Lover」、ラストはライブ盤から「Karn Evil 9」をプレイ。
自分的には「Suicide Lover」が一番盛り上がりました!この曲最高!!!

アンコールではライナスが代わりにMCのカンペを読み、ポールのおじさんのジミ・キッドとの曲(曲名しらん。てゆーかまたおじさん連れてきてるのかと思ったけど違いました。(笑))とライブでは定番の「Down To Mexico」をプレイして再びアンコール。

再登場したポールさん、即興で「東京サイコー!!」みたいな曲を一人で歌った後、アンコール2回目の最初の曲がなんと!!VAN HALENの「Little Dreamer」でした。!!!
自分的にこの日一番のサプライズで「マジで!?この曲やるのかよ!!」「しぶすぎる!!」と相当にテンションが上がったのですが会場内の反応は驚くほど薄くて「あれっ?」て感じでした。(苦笑)
まぁ、でも最高でしたよ!本当に。ポールさんこの曲やってくれてありがとう!!
そしてMR.BIGの「Green-Tinted Sixties Mind」をプレイ。この曲は当然観客も盛り上がりますわな・・。
ラストは「SVT」。じつはラストの曲が始まったとたん今までステージ脇にいたギター・テクがいきなり自分の道具を片付け始めたのを見てしまい「あー、この曲で終わりなんだ・・」と先に気づいてしまったためラストはテンションが落ちてしまいました。(ある意味プロだなと感心もしましたが(笑))
ライブが終わったのが21時20分で「結構たっぷりやったなー」という印象でした。

最初はクワトロでチケット代7000円は高いなーと思ったのですが狭い会場なのでステージと観客との一体感があり、RACER Xの曲あり、カバー曲ありと内容も大満足で2003年の来日公演のときよりかなり楽しめました。(^^)


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