.    '03年4月10日
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は〜るよ、こい♪

 蝶ケ岳の名前は、その雪形に由来します。 まもなく山の雪が溶けはじめ、蝶の形に雪が残り →「蝶ケ岳」の出現!
 園内では一足先に蝶(テングチョウ)が成虫のまま越冬して舞っています。ビオトープではカゲロウ・トビケラ・カワゲラ・ガガンボ等の幼虫やアメンボ・マツモムシが泳ぎ始め、野鳥のさえずりの幕開けとして、ミソサザイがさかんに鳴いています。冬の間中飛び回っていたジョウビタキと秋までお別れするのも、もう間もなく。



    . 北アルプス 蝶ケ岳 (園内の吊り橋から望む)
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春を告げる樹

 写真左がダンコウバイ、右がアブラチャン
アブラチャンより一週間ほど早く咲き出したダンコウバイ、先日の雪で氷漬けでしたが今はすっかり春気分。
もう大丈夫だろうとアブラチャンも咲き出しました。同じクスノキ科クロモジ属の仲間。 いずれもオスとメスは別々の樹(雌雄異株)。 ちなみに、写真は両方とも雄株(雄花のみ咲く樹)。
 葉っぱを見れば違いは一目瞭然ですが、花はよく似ています。違いは…アブラチャンは花に柄(花柄:かへい)がありますが、ダンコウバイにはそれがなく、花は枝に直接ついています。 開花後数日するとアブラチャンはこの柄からポロポロと落花します。ということは…切花にはアブラチャンは不向きということ。また、ダンコウバイは匂いがきつ過ぎて室内には向きません。 やはりどちらも、野に置くべき花なんですねぇ。

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   . ダンコウバイ アブラチャン

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春を告げる花

 キクザキイチゲが咲き出しました。
ザゼンソウしかなかった園内にようやく春を感じさせる野草が咲き出しました。
といっても、キクザキイチゲ以外は花の時期にはまだ早く、スプリング・エフェメラル(春のはかなきもの)のカタクリも、そのつぼみは、まだまだしっかり閉じたまま。