オオスズメバチ |
園内にあるミツバチの巣を襲撃 ('02.9.22撮影) |
野山で最も危険な生物・・日本(本州)の野山で最も恐ろしいものは なんでしょう? (人間をのぞけば…)ツキノワグマでもなくマムシでも なく【ハチ】、特に【オオスズメバチ】です。 ミツバチは刺すと針が残りますが(釣り針のように返しがある為。但し 女王バチはそれがないため残らない)スズメバチは刺しても針は残らず 何度でも刺します。 また、最近の研究では以前言われていたように『スズメバチが黒色の ものを襲うのは、熊に対する防衛本能』…ということではないようです。 スズメバチには複眼と単眼がありますが、細胞組織から、人間でいう【 色盲】それもひどい色盲で黒・白の認識しかできず、自然光のもとでは 動き回る黒色系(スズメバチから見ての黒)がより視認しやすく、結果 それを襲うという説が有力なようです。ですから『山に入るときハチに 刺されるので黒色の服はダメ…なのではなく、(スズメバチから見て)白 色系が良い』ということです。 なお、「ハチに刺されたらオシッコをかけろ」は、まったく根拠のな い言い伝えですので、ご注意を。 園内にある掲示はこちら |