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現地観戦記 2011(平成23)・・・ 石崎体制3年目


2011年のクラブスローガンは Challenge for Smile

石崎監督3年目は数多くの選手が入れ替わり
特にDF陣は新しいチームと言っても過言ではない。
昨年との大きな違いは外国人選手の獲得だろう。
FC東京や京都サンガF.C.のJ2参戦で苦戦しそうな雰囲気はあるが
久々に充実した選手補強が行えた2011シーズン。
どこまで勝ち点を伸ばすことができるか注目しよう!

 

4/23(土) 第8節   0−1 湘南ベルマーレ
 
現地観戦通算成績⇒226戦90勝88敗48分け
札幌ドーム 〔SB自由席 HOME側上段〕

後半23分:坂本

3月13日に予定されていた第2節の北九州戦が今シーズンのホーム開幕だったが
その2日前に起きた東日本大震災により中止となって、あれから40日が過ぎ、ようやくJリーグが再開。
第2節から第7節までの6試合が7月以降の日程に組み込まれ、この試合が実質のホーム開幕。
私は前日に茨城空港から恵庭の自宅へ3泊4日の予定で帰省。
この日は9時から恵庭市内の温泉施設でのんびりして一旦帰宅後に久々の札幌中心街へ向かった。
生憎の悪天候ではあったが、東京以外では味わえない都会の雰囲気を体全体で感じた。
札幌駅南口のESTA10階にあるスープカレー店で昼食してから
今年OPENした札幌駅から大通までの地下歩道を初めて歩いた。
その後はポールタウンを主体に散策し、ウインズで皐月賞の馬券を購入してから地下鉄で福住へ。
冷たい小雨混じりの強風の中を札幌ドームへ。
ホーム開幕戦とはいえ、東日本大震災などの影響もあり、観客数は11,700人にとどまった。
だが試合は、格上相手に一歩も引けを取らない内容で健闘を見せ
敗れはしたが、どちらが勝ってもおかしくない展開だった。
試合後は再び札幌中心街へ戻り、19:30からサポ仲間5人との飲み会に参加。
当初は祝勝会となる予定だったのが変更となり残念だったが、コンサドーレを愛する人たちとの宴は楽しくて
気付いたら最終列車しか残っていない時間になっていた。

 

4/30(土) 第9節   0−0 FC東京
 
現地観戦通算成績⇒227戦90勝88敗49分け
味の素スタジアム 〔ビジター自由席

昨年11月20日以来のAWAY観戦先は東京23区圏外の調布市にある味の素スタジアム。
いつものように愛車を最寄駅の荒川沖駅より1駅東京寄りのひたち野うしく駅前駐車場に置きJR常磐線に乗車。
日暮里で山手線に乗り換え新宿へ。更に京王線の準特急に乗り調布へ。
そこから普通列車に乗り継ぎ2つ目の飛田給で下車。ここから味スタまでは5分ほどの近さ。
途中の食堂でカツカレーを食べ、スタジアム入りしたのは12時少し前。キックオフまで1時間少々といったところ。
試合は、日本代表もいるFC東京相手に立ち上がりこそ押し込まれたが
前半20分あたりから前節で見せた良い動きで互角の戦いに持ち込むと
後半は砂川やチアゴの投入で押し気味に試合を進め、特に終盤は何度かの決定機もあったが
相手GKのファインセーブや枠をはずすなど、決定力が足りずスコアレスドローという結果に終わった。
終了後は、激しいブーイングを受けるFC東京とは逆に、健闘を称えられたコンサドーレの選手たち。
前節といい今節といい、今後に期待が持てそうな試合を見せている。

 

6/26(日) 第18節   0−0 カターレ富山
 
現地観戦通算成績⇒228戦90勝88敗50分け
札幌ドーム 〔SB自由席 HOME側上段〕

4月下旬以来約2ヶ月ぶりに単身赴任先から自宅へ。
帰省2日目はコンサドーレの応援。早めに札幌市街へ行き、大通公園などを散歩し
昼食にスープカレーを食べてから地下鉄で札幌ドームに向かった。
今シーズン観戦の2試合で勝利はなく、しかもノーゴール。
でも今日は相手関係からみて勝利は堅いだろうと思っていたが思いもよらぬ結果に終わった。
後半に入って攻勢が続き、いつゴールが決まってもおかしくない雰囲気だったが
それが決まらぬまま終了の時間が刻々と近づくにつれ私の気持ちも焦りが強まり
試合終了のホイッスルと同時に脱力感に襲われた。
勝っていれば首位との勝ち点差が5に詰まっただけに本当にもったいない試合だった。
なお、昇格圏内の3位との勝ち点差は今節終了時点で6となっている。
 

 

7/2(土) 第19節   1−1 栃木SC
 
現地観戦通算成績⇒229戦90勝88敗51分け
栃木グリーンスタジアム 〔S席 前半:AWAY側上段 後半:AWAY側下段〕

前半41分:那須川
後半30分:横野

前日朝までこの日は終日雨の予報だったが、夕方の予報で曇りに変わった。
ひたち野うしく駅から宇都宮駅までどうやって向かうかでかなり迷ったが
普通列車で行けば高速道路料金より往復+1000円ほどで済むので、結局JRを利用した。
往路は北上し友部・小山で乗り換え13:30頃に宇都宮入り。
駅ビル内の餃子小町に入っている宇味家という店で焼き餃子を食べた。
その後は強烈な暑さの駅周辺を散策し、16:30に無料シャトルバスでグリスタへ向かう。
試合は、現時点で首位争いを演じる栃木相手にさほど力量差は感じなかったが
相変わらずパスミスやシュートまで行かないもどかしい動きで前半の終盤に失点してしまう。
だが予想外にも後半15分に内村を投入すると同時に3−5−2へシステム変更。
これで流れが大きく変わり、コンサドーレが攻め立てる時間が続いた。
そして後半30分、CKから流れたボールを高木純がゴール前に放り込み
こぼれ球を河合がシュート。その速い弾道をゴール前にいた横野純貴がヘッドで軌道を変え
相手GKは反応できず同点に追いついた。
私自身、今シーズン4試合目のスタジアム観戦で初のゴールシーンを見ることが叶った。
帰りはシャトルバスで宇都宮駅へ戻り、新幹線と常磐線(上野経由)で素早く帰宅。

 

 

7/23(土) 第 22節   0−2 ジェフユナイテッド千葉
 
現地観戦通算成績⇒230戦90勝89敗51分け
フクダ電子アリーナ 〔AWAY自由席

前半ロスタイム:村井
後半14分:竹内


ちょうど昨年も今時期にジェフとのAWAY戦があり、何となくジェフとは夏に対戦すれば勝てるのでは?
という楽観的な気持ちがあった。しかも天皇杯やナビスコ杯を含め、フクアリでコンサは負けた事がない。
この日は東京で用事を済ませたあと千葉駅へ移動しホテルにチェックインした後
札幌から遥々遠征して来たサポ仲間さん2名と駅改札口で合流。
外房線で2つ先の蘇我駅へ向かい、あとは徒歩でフクアリへ。
開場まで1時間40分待ってゴール裏応援エリアの中央に陣取った。
その2時間後に試合は始まったが、90分間ほとんど攻め込むシーンを見る事なく0−2で敗れてしまった。
試合後にジェフの監督が「今シーズン1番のパフォーマンス」とコメントしており
J1常連チームに最高の動きをされてはいくら好調コンサでも歯が立たなくて仕方ないと思った。
私がいた席の正面には旧知のジェフサポ家族が応援に駆け付けており
試合終了後にメールがきて千葉駅までご一緒させてもらった。
かなり久しぶりの再会だったので何だか懐かしい気分に浸って、敗れた悔しさから早々に立ち直ることが出来た。
札幌からのサポ仲間さん達と千葉駅前の居酒屋で反省会の前に一旦ビジネスホテルに寄ったら
なんとエレベーターで矢萩社長と一緒になった。同じホテルに宿泊とは・・・。
社長に 「今日は惨敗したけど、これ以下は無いのだし、ここからきっと上昇していきますよ!」 と慰めた。
(こんな事を言ったが、結局3位に食い込んでJ1昇格を果たしたコンサドーレである)

 

 

9/3(土) 第 4節   2−1
 
現地観戦通算成績⇒231戦91勝89敗51分け
ケーズデンキスタジアム 〔バックスタンドAWAY側

前半6分:ジオゴ
前半ロスタイム:ロメロ・フランク
後半6分:砂川

大型の台風12号がゆっくりと四国に上陸した少し後にキックオフとなる18:00からの試合。
今回は地図で道路を調べ車で水戸へ向かった。朝から時折大雨が降る空模様だったが
スタジアムまであと10kmの位置にあるコンビニで食事する前まではずっと晴れていた。
しかしコンビニで激しい風雨となり、スタジアム駐車場でも車から出られず車内で雨宿り。でも16:35に雨がやんだ。
その後は後半途中で10分ほど雨が降った以外は、風もないコンディションで観戦には適していた。
ケーズデンキスタジアムは3月11日の震災で被害を受け、メインスタンドは修復工事中で観客席が使えず
ゴール裏とバックスタンドのみだった。
試合の入りが素晴らしいコンサドーレがジオゴの来日2ゴール目で先制。
ロスタイムに同点ゴールを許すも、今シーズン1点でも取った試合は1分け以外全部勝っており
そのジンクスどおり後半開始早々に砂川 誠が勝ち越しゴールを決めた。
その後は必死に点を取りにくる水戸にてこずり前後半合わせて17本ものシュートを浴びたが(コンサは5本)
守備陣の頑張りで前半の1失点のみに抑え、何とか逃げ切った。
往路は一般道のみで走ったが、帰りは岩間インターから桜土浦インターまで常磐道を利用し21:20に無事帰宅した。
ほとんど 雨に濡れずに済んだラッキーもあったが、スタジアム観戦で今シーズン初勝利を味わうことも叶った。
 

 

9/11(土) 第 27節   1−0 栃木SC
 
現地観戦通算成績⇒232戦92勝89敗51分け
札幌厚別 〔SA自由 HOME側上段

前半5分:ジオゴ

現在2位の栃木を撃破すればコンサドーレが2位へ浮上するという大一番。
9:31発のJRで一旦札幌駅まで行き、ビックカメラで買い物をしてから新さっぽろへ戻り
1年ぶりにシャトルバスで厚別へ向かった。
石崎監督が率いるレイソルに敗れて降格を決めた3年前の10月以来、SAのチケットを買っていた。
そして単独行動で開場前に列についたのは何年ぶりだろう。
食事したり、スタジアム内を散策したり、中学同期のサポとばったり会って立ち話をしたり
CVSのサポに挨拶をしたりでキックオフまでの2時間が案外短く感じた。
10月8日、厚別で行われる天皇杯(水戸戦)のチケットも購入した(1500円)。
試合は、前節ケーズスタでの水戸戦同様キックオフ早々にジオゴがゴールを決め
その後も堅守で凌ぎ切って1−0で勝利し、ついに昇格圏内の2位に上がった。
この試合は60歳以上の人が無料(同行者も割引価格)のせいもあってか
観客席の急な階段を一生懸命に昇る老夫婦が目立った。
そういった企画が功を奏したのか実に10,110人もの観客が詰めかけた。
今日初めてスタジアムへ足を運んだ人の中で、J1昇格争いに加わったことも加味されて
再び訪れる人が大勢いることを願いたい。

 


10/2(日) 第30節   2−1 横浜FC
 
現地観戦通算成績⇒233戦93勝89敗51分け
国立霞丘 〔C自由 下段

後半14分:内村
後半33分:野崎
後半43分:上原

JR千駄ヶ谷駅で札幌から日帰りのサポさん達と合流し、いざ国立へ!
でもC自由席、つまりAWAYゴール裏の入場門が代々木門だということ、しかも千駄ヶ谷や大江戸線の国立競技場駅からだと
スタジアムの反対側まで歩かなきゃならないということを知らずに駆けつけたサポも結構いたのでは?
正面の入口まで行って係員に 「ここからは入れません」 と言われたパターンもあったのではないかなぁ。
その辺の表示が全くと言っていいほど無かったので、これもアウェーの洗礼なのかな〜と思ったりした。
C自由席の入場ゲートから入ると、矢萩社長が出迎えてくれた。
開場時刻を過ぎてからスタジアムに着いたら、我々一行(4人)が並べる、或いは縦に2人ずつといった席が既に無かった。
よく見渡すと結構下段の方に横並びで4席空いているのを発見し、そこに陣取った。
だがそこはコールリーダーさんやその側近の方々が近い、いわゆるコアサポの集結するエリアだった。
私を除く3人はそういう場所で応援するに充分相応しいけど、私は正直かなり気後れしていた。
なにせゴール裏に入ること自体、この日を含めて僅か4回目なのである。
でも何事も経験!自分だってコンサへの情熱は強い!と覚悟を決め応援に没頭することにした。
いつもならデジカメで撮影しまくる私も、リュックにしまったまま試合終了まで1度もカメラを出さなかったほどだ。
そして試合は終了近くにCKから上原慎也がヘッドで決めて勝利するという劇的な終結。
私は激しく感動した。この場に自分がいるということが信じられないほどの幸福感をおぼえた。
だが今にして考えてみると、あのままドローに終わったり最悪負けていたりしたら強烈な抑うつ感に襲われることになっただろう。
1点目の時もそうだったが、劇的なゴールが決まった直後は見知らぬ周りの人たちとハイタッチしたり抱き合ったり。
そして試合終了のホイッスルが鳴った瞬間や、肩を組んでのススキノへ行こうの大合唱。
こういう素晴らしい経験はゴール裏じゃないと出来ない。でも前述したように結果が出なかった時のショックも大きいだろう。
帰りは、都内在住の人とはスタジアム出口で、あとの2人(北海道から日帰り)とは地下鉄大江戸線の青山1丁目で別れ
私は1人、青山1丁目から銀座線を乗り継いで上野からいつもの常磐線快速に乗り、21時前にはアパートに無事到着した。

 

 

11/6(日) 第34節   1−2
 
現地観戦通算成績⇒234戦93勝90敗51分け
味の素スタジアム 〔ビジター自由席

前半17分:阿部
後半10分:巻
後半38分:砂川

品川駅で札幌から遠征のサポさん達と合流し、六本木でランチしてから新宿へ向かい、京王線に乗り換えて飛田給へ。
その京王線車内で矢萩社長とバッタリ会い、乗り換えのホームも含め、飛田給駅まで楽しく会話。
社長は、今日ベンチ入りの高校生2人(奈良・前)が明日学校のため、引率で日帰りするそうである。
こういう機会は過去に何度かあり、どうしてもユースの選手と一緒に食事する機会があるのだが
「こんなオヤジと食事なんかしたくないだろうな〜。酒でも飲むのなら私も楽なんだけど……」 とボヤいていたのが笑えた。
この日は1週間前から天気予報が毎日のように変わったが、雨が降るという予想はそのままだった。
朝の時系列予報で、23区内は15時から雨だが、調布市は18時からの雨マーク。これに期待することにした。
ただし味スタはあまり下段まで行かなければ屋根があるので、ずぶ濡れになる心配は無さそうだった。
飛田給駅から開場待ち40分間の最初の15分は傘が必要だったが、その後は後半に一時雨があって風で少し降り込んできたのみ。
試合終了後からアパートに帰る間も傘は不要だった。なんとか晴れ男の面目は保つことができたが
試合の方は絶対に落としてはならない状況で敗れてしまった。
先制すれば15戦全勝なのだから、失点のリスクを恐れず最初から点を取りに行くべきだと思った。
リスクを恐れて慎重にいっても先に点を取るか取られるかの確率は50%だろう。
この試合は18時前に終わったが、18時からは徳島のホームで四国ダービーがキックオフされた。
帰りの電車内で何度も速報をチェック。しかし前半だけで徳島が2−0とし、これでコンサドーレの昇格が一気に遠のいた。
だが後半のロスタイムに愛媛が連続ゴールを決め、なんと2−2の引き分け。
一応順位は入れ替わって徳島が3位に上がったが、勝ち点は同じ59。得失点差で2点徳島が優位という状況。
これでまた同じスタートラインに立ったという感じで、残り4試合で勝負が決まる。
徳島はこの試合で次節の栃木戦に主力3選手が欠場となる。
昇格争いから絶不調に陥り一気に順位を落とした栃木は、この日5−0で鳥取を倒し
次のホーム戦で徳島も撃破してくれるかも知れない。期待しよう。

 

 

11/20(日) 第36節   1−2 ザスパ草津
 
現地観戦通算成績⇒235戦93勝91敗51分け
正田醤油スタジアム 〔アウェーゴール裏(芝生)

後半10分:内村
後半43分:中村

後半ロスタイム:アレックス

東京駅の新幹線ホームで札幌から遠征のサポ1名と合流。高崎まで行き両毛線に乗り換え前橋へ。
改札口でまたもや矢萩社長とバッタリ。本当によく会うなぁと思うが、会うと毎回負けているので今日こそは!と思った。
チケットはアウェー自由席というトラックの第2コーナー付近にあるスタンドなのだが
コールリーダーの呼びかけでゴール裏芝生席で応援することになった。
しかし芝生席では太鼓やフラッグが禁止だそうで、結局鳴り物とフラッグをスタンドで
そしてサポーターは芝生席のスタンド寄りに固まって応援することに。
芝生席で昼食中にもう1人の遠征サポが合流し3人が揃った。
試合は強風の風上を取った前半に得点できなかったが、後半10分に内村圭宏のゴールで先制。
今シーズンは先制した試合は全勝なので今日も勝てると信じていたが
終了間際、セットプレーからまさかの失点。それでも最後に勝つと思ったが
なんとロスタイムにまたもやセットプレーから失点し万事休す。
草津は上位キラーではあったが、昇格のために勝つしかないコンサドーレがあの場面で逆転負けするとは・・・。
帰りはスタンドをゆっくり出るとシャトルバスが全部出発した後で
寒空の中、長蛇の列についたが一体いつまで待たされるのか分からない状況にタクシー乗り場へ移動。
あと1台というところから全然来なくなったが、ようやく1台入ってきた。
後ろの男性に「一緒にどうですか?」と声をかけたら、その人はカメラ取材だったので
「経費で落とすからお金は結構ですよ」という話になり、ちょっとだけ良い事もあった。
高崎駅で夕食を摂ると新幹線では熟睡。私は上野で常磐線に乗り換えて帰宅。
しかし朝から一緒だったサポは山手線車内にレプリカなど応援グッズを入れたバッグを置き忘れたそうだ。

 

 

11/26(土) 第37節   2−0 湘南ベルマーレ
 
現地観戦通算成績⇒236戦94勝91敗51分け
平塚競技場 〔バック自由席

後半16分:古田
後半38分:宮澤

今回は品川駅の11番ホームで札幌からの遠征サポ1人と合流。平塚駅の改札でもう1人が合流。
片道170円のシャトルバスでスタジアムへ移動すると、食べ物の店がフクアリ並みに沢山出て賑わっていた。
凄い数(2000人以上?)のコンササポが駆けつけ、開場10分前に長蛇の列のかなり後ろに並んだが
最上段の見晴らしが良いポジションを確保することが出来た。
現地で更に2人のサポが合流。この日は5人で応援ということで非常に心強かった。
先週は終了間際にまさかの逆転負けを喫し昇格が遠のいたが、この日は見事な勝利で
気分的に、またイケそうなムードになってきた。
帰りは5人で品川駅界隈の居酒屋に寄り1時間ほど食事。
夜の便で札幌へ帰る2人とは19時過ぎに別れ、残った3人で Anna Miller's へ移動し
ケーキとコーヒーを味わいながら2時間少々コンサ談義に花を咲かせた。
 

翌27日、13:00から鳴門大塚で行われた3位徳島と2位鳥栖の一戦で
鳥栖が3−0で勝利し、事実上のJ1昇格を果たすと同時に
札幌徳島が勝ち点65で並び、得失点差で札幌が逆に2点差をつける結果となった。
これにより12月3日の最終戦で勝ち点を多く取った方がJ1昇格となる。
ただし双方が同時に勝利または敗れた場合は、得失点差によってどうなるか分からない。
双方ともドローの場合は札幌が
昇格する。

 

 

12/3(土) 第38節   2−1 FC東京
 
現地観戦通算成績⇒237戦95勝91敗51分け
札幌ドーム 〔
SB自由席 HOME側中段〕

前半40分:内村
前半45+2分:内村
後半35分:谷澤

元々帰省予定ではなかったが、事態が事態だけに急きょ茨城から応援に駆け付けた。
ここ数日、岡山らが北海道のテレビ局ジャックのような形で、この試合の重要性の説明と応援を呼びかけていたそうだ。
私はいつもより少し早めにドームへ向かったが、信じられないほどの列ができていて
列に入った位置は、歩道橋を渡ってヤナセの前だった。本日の入場者数は実に39,243人。
(J1昇格が懸かった2007年の京都戦が32,599人。その試合は後半途中から岡本・石井謙伍のゴールで逆転したが
終了間際にPKを与えて同点に追いつかれ、昇格は決められなかった。
ちなみにJ1昇格とJ2優勝を決めた最終戦は28,090人だった)
不調だった日ハムが全日程を終えていたため、コンサから鞍替えしたファンも一時的にドームに戻ったのもあるだろう。
一緒に観戦のサポ仲間さんが席をキープしてくれたので何とか良い場所で応援することができた。
相手のFC東京は抜きん出た選手が多く、実力通り早々にJ1昇格とJ2優勝を決めていた。
ライバルの徳島とは得失点差が2あるが、徳島が引き分け以下に終わるなどと考えず、この試合に勝つ事だけを祈った。
試合は前半終盤に内村圭宏が先制ゴールを決めると、ロスタイムにも2ゴール目を叩き込んで一気に優位な展開に!
前節の平塚競技場同様、サポーターの追い風がコンサの選手を躍動させ、相手選手の前進を阻んでいるようだった。
徳島は、相手が下位の岡山ということで、勝利は堅いだろうと考えていた。
だがこちらも前節同様、PKのチャンスに徳重がまたしても外してしまい、暗雲が漂い始めた雰囲気がある。
後半の終盤が近づいたところでFC東京に1点が入ってしまう。
もしも、もう1点取られ引き分けに持ち込まれてしまった場合
徳島が0−0の展開から先制ゴールを奪ってしまうと、今度はコンサが崖っぷちに追い込まれる。
過去に 石崎監督はそうして何度か目前のJ1昇格を逃している。
しかしコンサドーレは1失点のあと何とか持ちこたえて、2−1のまま試合終了のホイッスル。
直ぐ後の方の席から、携帯で速報をチェックしている声が聞こえ、どうやらファジアーノ岡山が土壇場で先制した模様。
少なくともコンサが1点差で勝ったため、徳島は3点差で勝たなければ昇格は無い。
コンサが勝った時点でほとんど決まりだが、39,000人の観客の中には
『もしかすると徳島が大勝しているかも・・・』 とビクビクしている人もいるだろう。

そんなドラマがあったが、コンサが勝ち点3を積み重ね、徳島は勝ち点なしに終わったため
めでたく、コンサドーレ札幌はJ1昇格への3枚目の切符を手に入れることができた。

昇格を決めた場合、翌日、宮の沢で祝賀式が予定されていたが悪天候のため中止となっている。