2003年7月25,26日 一泊二日で谷川岳の馬蹄形を一周しようと計画した。天気がイマイチデで一時的に雨が降るだろうと予想はしていた。
初日25日茂倉岳、武能岳付近で3回も雷に襲われた。通り過ぎたと思った雷が2回も戻ってきて目の前に雷が落ちる感じで、一時はこのまま
暗くなったらどうしようと不安になった。二日目も天気が悪く視界はゼロ。天気予報も曇り午後雨山沿いは雷という。昨日の雷の怖さが身にしみて、
笠が岳・白毛門の尾根道で雷に襲われたら不安になり、清水峠から湯檜曽川沿いに下ることにしました。翌日新聞で同じ時間帯に白馬岳付近で
3人落雷に打たれて死亡という記事を見ました。雷を甘く見ていました。無理をしない臆病山登りをモットーにしていきます。
久しぶりに湯テルメ谷川で汗を流した。
所要時間(昼食・休憩時間を含む)
7月25日
6時05分:自宅出発。8時30分:駐車場着。9時10分:天神平出発。9時50分:熊穴沢避難小屋着。11時10分:肩の小屋着。11時20分:トマノ耳着。11時30分〜12時:オキノ耳。13時00分:一の倉岳着。茂倉岳:武能岳:蓬ヒュッテ:
7月26日
5時05分:蓬ヒュッテ出発。6時00分七つ小屋山着。6時50分:清水峠着。9時00分:白樺小屋着。10時30分:JR見張り小屋着。11時30分〜12時30分:一の倉沢。14時00分:駐車場着。谷川温泉 湯テルメ谷川 で入浴後 18時30分:自宅
コース時間 天神平〜蓬峠 :約8時間 (内1時間30分以上雷で道に蹲っていた。)
蓬峠〜清水峠〜駐車場:7時間
コース
谷川岳ロープウエイは今新しいロープウエイに架け替える工事の真最中です。人気のある山なの老若男女がたくさん登っていました。新しく肩の小屋ができ管理人が常駐しています。トマノ耳とそこから見たオキノ耳です。
オキノ耳には登山者が一杯いたが、一の倉岳に向かう人は殆どいない。ノゾキから見る一の倉沢です。垂直の切り落ちた谷を覗き込むとに思わず身震いがする。最後の一の倉岳への登りです。一の倉岳の頂上についた頃は今にも降りそうな天気で長居は無用と足早に茂倉岳に向かう。
一の倉岳を出発してまもなく遠くで聞こえていた雷鳴が大きくなり行く手前方でピカピカとドーンと落ちるのに時間がかからなかった。雨は土砂降りで雷鳴のあまりの凄さに怖気づき、茂倉岳手前の鞍部の道に蹲って雷の通り去るのを待った。未だこの時はこれで通り過ぎれば終わりだと軽く考えていた。雷鳴が遠くなり雨も小降りになると、高山植物の群落を横目に道を急いだ。茂倉岳の頂上に着いても未だ空は不気味な色だった。この間1時間を要した。
茂倉岳から鞍部に降りる途中、雷鳴は遠くだったが2度目の物凄い雷が突然襲ってきた。腰を抜かすような雷が目の前に落ち、バケツをひっくり返したような雨が降ってきた。あたりは真っ暗になり雨がやむ気配は微塵もないしこのまま夜になったらどうしようと不安になった。左の写真のように武能岳の沢が突然白くなり水が流れ出し、登山道は滝のように水が勢いよく流れ、雷の怖さを始めて体感した。(反省)雷鳴が遠くなると同時に雨の中を歩き、武能岳の頂上についた頃は薄明かりがさしてきた一安心と思った。武能岳を過ぎてもう一度突然腰を抜かすような雷が近くに落ち、道に蹲る。雷鳴が遠くになると道を急ぎ、遠くに黄色の蓬ヒュッテを見たときは嬉しかった。
蓬ヒュッテの主人の話:武能岳頂上の標識は金属で立ててあり、雷を誘導しているとのこと。今回のように3度も雷が戻ってくるのは年に2,3回ある。今年は初めてで運が悪かったね。 明日天気が回復すれば、朝日岳・白毛門を回って馬蹄形を一周しようと床に就いた。
翌日は雨は上がったが霧・曇りで視界はほんの先までしかありません。蓬ヒュッテから七つ小屋山への道は熊笹が腰の高さまであり、道をはずさないようにただ黙々と歩く。七つ小屋山頂上に着いたが空はどんよでり天候の回復は望めそうもない。。朝7時に清水峠に着いた。朝7時になっても空はどんよりで天候の回復は望めないとして清水街道を下ることにした。清水街道は歩く人も少なく道は草ぼうぼうであった。白樺小屋から下の新道は整備されていて、JRの見張り小屋を経て一の倉沢に向かった。
一の倉沢を下から見上げると万年雪は見えるが、そこから上は雲の中でした。