症例紹介

腸閉塞


この症例は、10日前に靴下らしき布を食べてしまったという主訴で来院されました。

4歳齢の雌のキャバリアです。
3日前から元気がなく、食欲もなく、水をのんでも吐いてしまうとのこと。
腹部の触診で異物が触知され、レントゲン検査にて腸内に異物と思われる所見が認められました。
経過が長く、状態も悪かったため、緊急手術になりました。


                           
             ↑                                  ↑                                
腸の色が暗赤色に変化し、壊死を起こしかけていました。    切除した腸と、出てきた靴下 

                    
腸の炎症が重度であったため、2日間、血便が続いてしまいましたが、術後の経過は良好で、9日後に退院できました。

食べ物以外のものを食べてしまう癖がある子は、要注意です。
食べた直後で胃の中にある場合は、吐かせる処置で出てくるケースもありますが、
胃から腸に抜けると、大きい異物ですと、途中で詰まって腸閉塞を起こしてしまうことが多いです。





                                                      ページの先頭へ