Macromediaから「Studio 8」日本版が発表されました。発表と同日に発売だそうです。「Studio 8」は、「Flash Professional 8」、「Flash 8 Video Encoder」、「Dreamweaver 8」、「Fireworks 8」、「Contribute 3」、「FlashPaper 2」をセットにしたスイートです。
ITmediaニュース:マクロメディア「Studio 8」日本語版発売
個人的にはFlash Basic 8の発表に注目してます。「Flash Professional 8」の入門用という位置付けの製品らしいのですが、入門用、廉価版とはいえ、ActionScriptも使えるし、機能比較表を見る限り、個人ユーザーが使う分には、機能は十二分だと思います。
前のバージョンの「Flash MX 2004」でも通常版とProfessional版と二つのバージョンがありましたが、その違いが鮮明ではなかったように思います。今回はProとBasicは購入対象が明確に分けられているようです。
Flashは一般にはWebアニメーションツールと思われてるようですが、いや、確かに最初はそうだったのですが、Macromediaはかなり前からオーサリングや、サーバーと組み合わせてのWebアプリケーション開発ツールとしてFlashを位置付けていて、アップグレードの度に、そういう機能をどんどん強化してました。でもWebアニメーションが作りたい人にはそういう機能はあまり必要ないんですよね。そういう意味では個人ユーザーを意識した製品が登場したというのは、いいことだと思います。値段も手を出しやすくなって、Flash職人御用達になりそう。
また、これまでMacromediaはアップグレードポリシーとして、二世代前までの製品からしかアップグレードできませんでしたが、「Studio 8」は『今までのすべてのバージョンの Studio、Dreamweaver、Flash、Fireworks がアップグレード対象製品です。』だそうです。これは単体アップグレードもそうみたいですね。
Macromedia - Studio 8 : 標準価格と購入方法
これは嬉しいんですけど、個人的に困ったことが。私はFlash MXのユーザーなんですが、「Studio 8」のようなスイートはいらないけど、Flashはアップグレードしたい、という場合、用意されている単体アップグレードはFlash Professional 8しかないんですね。アップグレード価格が39,900円(税込み)もするよ……(あと1万出せば「Studio 8」にアップグレードできる!)。
どうやら私みたいなユーザーは、また新規にFlash Basic 8(26,250円(税込み))を買うのが良いみたいです。
これまでもアップグレード価格は20,790円(税込み)だったので、新規に「Basic 8」を買ってもそんなに差はないのですが、ちょっとは優待してよというのが本音。
NewsFireの最新バージョンが公開されました。
少し前からリリースノートにはv44のことが記載されてたのですが、やっと公開。バグフィックスのほか、ポッドキャストをダウンロードした時、iTunesのポッドキャストカテゴリに登録する機能や、検索でWeb検索する機能がついたようです。
ポッドキャストウインドウ。ウインドウの反射がiTunes5風。もう6が出て変わっちゃいましたけどね(笑)。
非公式日本語リソースも更新しました。以下のページからどうぞ。
ちょっと遅い情報なのですが、集英社から出ている女性向けマンガ雑誌『YOUNG YOU』が、今月号で休刊することを知りました。
1986年に創刊して20年。YOUNG YOUは、大人の女性向け漫画誌として、本誌、増刊あわせて、350冊あまりを刊行してまいりました。
大きく成長していく女性像を、おしゃれに美しく真摯に描いた作品を、数多く掲載することができたと思っております。数々のヒット作にも恵まれ、ドラマ化、アニメ化された作品も、枚挙にいとまがありません。
そんなYOUNG YOUですが、本号をもちまして、休刊させていただくことになりました。
サイトにもあるように、連載および作家陣は、『YOU』と『コーラス』に移籍するそうです。
休刊を知ってあわてて久々に買ってきました。表紙イラストは槇村さとるさん。
ここから以下は「私と『ヤングユー』の思い出」になるわけですが、思い起こせば、『ヤングユー』は、私が一番長い間購読したマンガ雑誌でした。と言っても、数年前、ちょうど『ハチミツとクローバー(ハチクロ)』が他誌から移籍してきたあたりから買うのを止めちゃったんですが……(別に『ハチクロ』が原因で止めた訳ではありません。念のため)。
『ヤングユー』を購読し始めたきっかけはよく覚えてないんですが、マンガ雑誌遍歴が『りぼん』→『別マ』なんで、集英社系マンガ雑誌の延長線として自然に読み始めたように思います(途中で『花ゆめ』が入るんですが、それはまた別で)。
女性向けのマンガというのは、まぁ多くは恋愛がテーマなんですけど、「恋!恋!恋愛命!」みたいなマンガは苦手で……。だって男の子だもん(笑)。でも『ヤングユー』はそういう一般男子も(?)あまり抵抗なく読める女性誌でしたね。
『ヤングユー』といえば、榛野なな恵さんの『Papa told me』だと思うのですが、(榛野なな恵さんは『コーラス』に移籍するようですが『Papa told me』は『コーラス』で始まるとは書いてない。どうなるんだろう?)、他にもたくさんの実力派作家のみなさん、例えば、岩館真理子さん、逢坂みえこさん、小椋冬美さん、槇村さとるさん、などが描いていて、質の高さを誇ってました。陸奥A子さんも描いてましたね。
印象の残る作品を挙げるとキリがないのですが、前出の『Papa told me』や坂井久仁江さんや花田祐実さんや小椋冬美さんの作品は単行本(コミックス)も買ってました。高橋由佳利さんの『トルコで私も考えた』も買ったさ。
緒方もりさんの『うちのウメは今日もげんき』では、アライグマがいかに凶暴かということを知りました。またウメが唐突に亡くなっちゃって、あれは寂しかったですねえ……。
長崎さゆりさんのマンガも好きでした。彼女は『ヤングユー』の投稿からデビューされた方で、佳作か入選の際の評をなんとなく覚えてます。
個人的な思い出を語りだすと、とりとめなく、どんどんマニアックになってゆくのでやめますが、マンガ雑誌は、もちろんマンガがメインなんですけど、連載や読み切りのマンガと混じって存在する、企画ものも『ヤングユー』は面白かったですね。作家があちこちに出向いてレポートするエッセーマンガシリーズ『みーはー探検隊』大好きでしたよ。
といっても、近年は雑誌のパワーが落ちていたのを強く感じました。なんとなく買うのも止めちゃいましたし。だから休刊と知って、残念に思う反面「ああ、やっぱり……」とも。
作品や作家は移籍してこれからも活躍を続けていく訳ですけど、ちょっと寂しいですねぇ……。
ところで、今月号にはマンガの合間に、『○○先生の今後の予定』という告知ページがあちこちにあって、『○○先生の作品は今後XXで掲載予定です。登場をお楽しみに。』などと記されているんですが、そんななかで257pにある『上田めぐみ先生の今後の予定』が異彩を放ってます。
これからどうやっていけばいいんですか、私。
やっとペンにも慣れてきたと思ったのに…。(中略)
誰か仕事ください。
長編(10P以上)もムリすれば描けるような気がしないでもないし、
パソコンのキーボードも見ずに打てます。
マンガ家としての仕事を求めてるのか、単なる求職なのかわからん(笑)。一応コーラスで『活躍予定』だそうです。
あと予告を読んでいたら、『COLORS YOUNG YOU CIOCCOLATO(チョコラート)』という別冊が12月上旬に出るそうです。これが『YOUNG YOU』の名を持つ雑誌として最後になるのかな?
寒くなってきて温かな食べ物が恋しいこのごろ、スーパーで、愛食しているヒガシマルのうどんスープの素を買ったら、こんなキャンペーンが行われているのを知りました。
宝塚歌劇ご招待!! − うどんスープキャンペーン 東日本企画
対象商品のパッケージのバーコードを集めて応募すると、抽選で東京宝塚公演のS席ペアチケットが300組・600名にあたるそうです。
『うどん』と『宝塚歌劇』のミスマッチがなんとも味わい深い。
このキャンペーン、「東日本企画」と記されていますが、対象地区が岐阜県、愛知県以東と東日本で、北陸、滋賀県、三重県、以西では『5000円おこづかいプレゼント!!』と違うキャンペーンになってます。
東日本に関西文化を浸透させるための布石でしょうか?
少し遅れてしまいましたが、NewsFire1.2(v45)がリリースされました。
リリースノートを見ると、v44から追加された機能は無いようなので、今回のリリースはバグフィックス等が主ではないかと思われます。
日本語リソースに関しては、一カ所変更点がありました。
非公式日本語リソースは以下からどうぞ。
今更ですが、先日新しい動画対応のiPodとiTunesが発表されて、iTMSでミュージックビデオが買えるようになりましたね。
元々そんなに興味も無かったので、発表日にちょっと覗いただけで、以来ビデオのコーナーを見てなかったのですが、ふと思い立ち、一曲ぐらい試しに買ってみようかと、久々にビデオのコーナーをクリックしたら、なんだか興味を惹かれるものが……。
全く知らない曲と歌手だったのですが、かわいいキャラとアニメーションに負けて購入(笑)。
この通り、始まりの数秒を除いて、全編が3Dのアニメーション。曲もポップで、まるでNHKの子供番組か、みんなのうたを見ているよう。衝動的とはいえ、良いものを買ったと満足。みなさまにもお勧め。
ジャンルはフレンチポップとなっているし、どうやらフランス語らしいんですが、声がとても幼い感じです。Ilonaって何者?と検索したところ、lmarikzioさんのmarikzioのn'importe quoi!で取り上げられているのを発見。それによると、フランスで大ヒットしたシングルで、歌っているのは11歳の少女だそうです。
下記のページでフルバージョン見ることができます(要RealPlayer)。
ところで、このビデオ見て思ったのですが、NHKがiTMSで、みんなのうた等を売り出してくれないものですかね?需要はかなりあると思うのですが。
追記:2005/10/31:
並べると単調な感じがしたので画像を一部差し替えました。
あとからわかったのですが公式サイトがあるようです。
Ilona Mitrecey
いきなりFlashです。ビデオに比べてキャラが怖い……。
ビデオも見られますが(WMV)、ストリーミング形式なので、環境によってはブチブチ切れたりします……。
公開:2005年10月13日 最終更新日:2010年03月23日