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2010年 その他の記録 MTBでロングライド
  日時 : 9月26日(日) 7:13〜13:54 (6時間42分)
場所 : 自宅発 茂庭〜七ヶ宿〜小坂峠 周回コース
天候 : 晴れ時々曇り
移動手段 : MTB
移動距離 : 約94km

【動機】
台風通過後の西風を期待していたが、残念ながら不発でがっかり。新靴の慣らしを兼ねた登山も頭にあったが、最近乗っていないMTBで、自宅発、茂庭〜七ヶ宿〜小坂峠を結ぶロングライドを計画してみた。茂庭〜七ヶ宿の林道区間は長いトレイルライドが楽しめそうな予感。買い置きしておいたブロックタイヤに交換済みだし、準備は万端。

【行動記録】
7:13 190m
自宅からMTBで出発。朝の諸々の用事を済ませると、出発はすっかり遅くなってしまう。7時には出掛けたかったのに。今朝は気温が大分下がったこともあり、風が冷たい。ウインドブレーカーを着用する。R115までは4km強の道のり。国道に出て、ヘルメットを装着する。ルートは、保原−伊達−飯坂を経由しての茂庭行き。予定タイムとしては、茂庭の林道入口10:00、七ヶ宿役場付近12:00、自宅着17:00ぐらいかな。あまり自転車に乗っていないこともあり、全くタイムを予想出来ない。が、昨夜たっぷり眠ったこともありペダリングは快調で予定タイムを大幅に上回りそうな感じ。

約30分で阿武急保原駅付近へ。伊達街道に合流する。台風通過後でやや北寄りの風が気になるが、時間が早いこともありさほど強くもない。国道沿いは交通量も多く、車との接触には十分注意しなければならない。あまり寄って来ないでちょうだいね〜。

7:52 
伊達橋を渡りR4へ。ここで信号待ちストップ。ついでに水分補給。
ここから飯坂へは真っすぐ進むのみ。黄金色に色付いた収穫前の田んぼが秋の風情。左奥には吾妻連峰と安達太良連峰も見える。今朝は空気が澄んでいることもあり、眺めもいい。

8:06 
飯坂の十綱橋を通過。右に折れ摺上川沿いのルートを選択。過去の記憶では、ホテル聚楽の通りにローソンがあったような。水分を調達したい。しかし道を間違えて摺上川を横断。そのまま進むと天竜閣が見えてくる。川の向こう岸にホテル聚楽が。まあ、茂庭にも自販機ぐらいはあるだろうしこのまま進むことにする。

メインのR399に合流。ここでスタートから丁度1時間経過。本格的な登りに入る前に、ウインドブレーカーを脱ぐ。気温も上がってきている。だらだらと登りが続くものの、急傾斜はない。少し下ってみたりと、道路は変化に富んでいて飽きることがない。摺上川の支流に架かる橋を何度も渡る。涼しげな水音が聞こえてきて気持ちがいい。道路の向かい側の商店に自販機が見える。もう少し上でも水分を調達出来そう。これが間違いだった。暫く進むとダムが見えてきた。もっと遠いイメージだったのに。林道入口も目の前だが、近くに自販機の姿は無い。さっきの商店に戻るのも馬鹿馬鹿しい。残りの水分は500mlペット残り半分となったポカリのみ。まあ何とかなることにして林道へ進むことにする。

8:43 200m
林道へ進入。始めてのルートだが、林道のポイントはGPSに大まかに打ってある。特に迷いそうな場所も無いだろう。七ヶ宿へ抜けるのにどれだけ時間が掛かるか。暫くは舗装路が続く。道路脇は崖になっていて落石の危険も高そう。民家がポツポツあり、どこからダートが始まるのか。木々が覆いかぶさった林道では、GPSのログも飛び気味。熊鈴とホイッスルを出して熊除け準備。コンクリートのしっかりした橋を渡ると、お待ちかねのダートが始まる。序盤は傾斜も緩くチョロイ感じだったが、徐々に勾配が急になる。ギアを落としても進行速度は遅め。砂利や大き目の石も増え、道路のウネリと雨による縦溝が出てくると走りづらくなり後輪のスリップも多い。ここらで少し休もうかと思った瞬間バランスを崩し、道路右の土手下へ倒れ込む。シューズはビンディングでペダルに固定された状態で、右手をついて受け身。逆さまに近い状態となったが、無事怪我はない、良かった〜。残り少ない水分をゴクリ。すっかり弱気になり、少しMTBを押して進む。傾斜が緩くなったところで再度MTBにまたがる。徐々に傾斜が急になると2度目の転倒。今度は砂利の上で、受け身の時に肘を少し打つ。ビンディング固定は止めよう。最高標高点(610m)をGPSに打ってきた。最高点が近づくと徐々に傾斜が緩くなり、いよいよ下りとなる。フルフィンガーのグローブに交換する。残りのポカリを飲み干す。後方からエンジン音が近づく。オフロードバイクだった。当然ながら下りはラクチンだが砂利が多いため、振動が強めに腕に伝わってきて乗り心地が悪くスピードもあまり出せない。ずっと下りだと思っていたが、所々に緩い上りもあった。

ダートが切れて少し上ると、創造学園大学の看板が現れる。道路脇の草地にいる犬に吠えられるが、繋留されているので大丈夫。この犬の鳴き声につられる様に、向かい側の家の庭からも犬が吠えたてる。繋がれていれば安心なので気にせず進むと、すぐ後ろで鳴き声がする。驚いて振り返ると、30m程度後方をこちらに向かって小走りに近づいてくる。緩い上りだが、何とかスピードを上げる。威嚇してもまだ追ってくる。困ったことになったと思ったが、もう一度振り返ると追って来るのを止めたらしい。ホッと一息、お陰で呼吸が大分乱れた。すぐに下りに変わり快速で進む。楽勝〜!

10:32 320m  
七ヶ宿・関のR113に到着。R113だとの認識がなく、信号待ちの後、直進し白石川を渡る。すぐにルートミスに気づくが、そのまま進んで裏道からR113に再合流。前方からロードレーサーの大編隊がやって来る。このエリア、天候のいい週末は自転車パラダイスか?と思ったが、やけに数が多くちょっとやそっとの数じゃない。小さな子供もチラホラ。広報車が近づく。どうやら自転車の大会らしい。どおりで数も多いわけです。ダム湖沿いのルートは走って気持ちがいい道。日差しも気温も自転車には最適で言うこと無し。写真を撮ったり、橋の上から沢を眺めたりしながらゆっくりと進む。R113沿いのドライブインに入り、水分を調達しつつ長めの休憩。駐車場にはツーリングのバイクも多い。トンネルを抜けて白石方面へ進み、材木岩方向へと右折、R113を離れる。

11:19 230m  
下り切って右へ曲がればすぐに材木岩。暫く眺めて写真撮影。売店前のベンチに腰掛けて、お茶を飲みながらおにぎりを頬張る。結構観光客が多く、場違いな感じ。売店でみそおでん1本100円を購入する。うまい!

11:40  
再スタート。この後は小坂峠を経由し国見町へと下る計画。序盤は緩い上りだったが、徐々に勾配が急になる。結構疲れる。後ろからロードレーサーが近づき追い抜いていく。とてもかないませんよ。万蔵稲荷の赤い鳥居が見えてくる。休憩を兼ねて数枚写真を撮って通過し、暫く進めば小坂峠に至る。

12:17 450m
道路脇にいるおばちゃんが、何やら準備中。見ると、「桑折サイクルフェスティバル」の給水ポイント。話を聞いて、先程のロードバイクの大連隊の正体が分かったのでした。

小坂峠を下ってR4を横断する。まあ、14時ぐらいには自宅に着くでしょう。阿武隈川を渡り途中のセブンイレブンでウイダーを購入しエネルギー補給。伊達市役所脇を抜け、往路に合流する。あとはせっせとペダルを漕ぐのみで、難所も無い。

13:55 190m
自宅に到着。
予想よりも大分早く着いた。まずまず達成感はあったかな。登山に比べ疲労感は少ないと感じた。気持ちの良いサイクリングに満足。
摺上川ダム
 
転倒1回目 幸い怪我無し
 
林道下り
 
七ヶ宿・関付近 奥に不忘山と南屏風岳 
七ヶ宿ダム湖
 
天然記念物 材木岩
 
小坂峠から伊達市を望む 
 
 半田山方向
 
自宅まで約4km  もうすぐゴール
 
 GPSログデータ (自宅付近省略)