場所 ： 鷹ノ巣山林道（桧原峠）
天候 ： 晴れ
移動手段 ： MTB
移動距離 ： 約21km
【動機】
MTBで楽しめるダート路がないものかとネットで調べていたら、裏磐梯の北塩原村から米沢に抜ける手頃そうな林道を発見。裏磐梯側から米沢市綱木地区までを往復する計画。朝、タイヤを久し振りにブロックタイヤに交換して車に積み込み自宅を出発。
【行動記録】
紅葉シーズン真っ盛りの今、土湯峠は交通量が多い。桧原湖沿いの道は、サイクリングを楽しむロードバイクで賑わう。早稲沢から桧原湖北岸方向へ左折、予定の林道入口付近に駐車しMTBをスタンバイ。出発準備完了。
10:50 840m
サイクリング開始。暖かくなる予報なので七分丈パンツを穿いて来たが、風が冷たく少し肌寒い。民宿の並ぶ道を抜けて林道の奥を目指す。時折乗用車が下りて来る。暫くは舗装路が続きそうな雰囲気。道路上には猿が一匹お出迎え。人に慣れているのか、あまり警戒していない様子。道路脇を流れる長井川沿いを進むこと約10分、3km程進んだところで舗装が切れ、砂利道となる。比較的荒れが少ない林道だが、砂利はスリップが多いので慎重に。斜度は緩めなので、MTBに乗って楽々進める。熊が出てきやしないかと思い、派手に熊鈴を揺すってみたり声を上げてみたりしつつ、紅葉の林道を登って行く。
11:30 1100m
桧原峠。米沢方面綱木地区目指して下って行く。茂みの隙間から米沢市内方面がチラチラと見えるが、展望の開けた場所は無い。下りの走りを楽しむ予定だったが、米沢側の方が傾斜が急な上、敷き詰められた砂利の量が多く、スピードを上げると不安定な挙動。控えめなペースで慎重に降りて行く。次第に沢の音が聞こえてくる。綱木川の源流部の模様。次第に深くなる沢を左手に見ながら更に下ると、突然目の前に通行止めの看板が現れ、工事車両の音が聞こえてくる。土木作業員が舗装作業の真っ最中で、ローラー掛けしたてのホカホカ道路。作業員にお伺いを立てることもなく撤退を決意。眺めの良い場所に腰を下ろしてパンとポカリで食事。往路を戻る。ギヤを落としてゆっくりと登る。砂利がスリップして効率が悪い。風で舞い散る落ち葉が晩秋を思わせる。急な箇所はMTBを降りて少し押しながら進む。
12:48
再び桧原峠。桧原湖方面から車が1台登ってきた。米沢側の通行止について話すと、運転していたおじさんは引き返して行った。米沢のほうに用件があったようだが。
下りへ。こちらの方が斜度が緩く砂利が少ないので気持ちよく飛ばせる。車もバイクも自転車も来ない貸切林道。こんな道を走る人のほうが珍しいし。砂利道が終わり舗装路に変わる。惰性を交えてゆっくり下り桧原湖畔へ。時間も早いので少しの時間、磐梯山や西大巓の眺めを楽しむ。MTBに跨り、駐車地点へ。
13:25
到着。砂利は快適ではなく、満足度はイマイチ。消化不良だったし。
