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2011年 登山の記録 リハビリ登山
日時 : 10月20日(木) 10:00〜15:50 (5時間50分)
山域 : 蔵王連峰 屏風岳(〜芝草平)
天候 : 曇りのち晴れ
移動距離 : 約17km

【動機】
運動不足とストレス解消のため、通い慣れた南蔵王への登山を計画。

【行動記録】
朝から何となく山へ行こうかとは思っていたが、暫く遠ざかった山へ向かうモチベーションは容易には上がらず、出発は遅くなってしまう。白石スキー場の駐車場着は10時前。平日だけあって車はまばらだ。

10:00 830m
行動開始。スキー場のゲレンデ内のコースをゆっくりと登る。5ヶ月ぶりの山なので無理はしない。久し振りに履く登山靴はしっとりと足を包み込み、心地良く感じる。通称B壁と呼ばれるコースのリフトは点検作業中のようだ。いつの間にかそんな季節になろうとしている。天候は曇りだが、昼頃から晴れてくる予報だった。予報通りにいくかどうか。

ゲレンデを離れて登山道へと入る。結構息切れするが、まあまあのペースで登れそうだ。震災後1ヶ月で3kg増えた体重も、何とか元に戻ってきたが、筋肉は落ちてしまっていて力の入り具合が今ひとつ。それでも先行者に追いつくペースならまずまずでしょう。斜度が一旦緩んでくる1200m付近まで来ると、青空が広がってくる。

不忘山も望めるここらでちょっと休憩ということで、カメラを取り出す。何かおかしい。SDカードが無い。幸いコンデジも携帯していたので、そっちのSDカードを移植して事無きを得る(セーフ)。それにしても、昨夏のペースと比較すると大分遅いなあ。今の自分にはあり得ないペースで進む昨年の自分を追い掛けるが到底かなわない。普段なら、立ったまま少し休憩すればすぐに回復するが、思わず2度も座り込んでしまう。いつもより少し重たいザックと東電のせいという事にして、頑張って山頂を目指す。

11:35 1705m
不忘山頂。山頂に人影は無く、貸しきり状態。視界が良く気持ち良い。来て良かったと心底思えた瞬間だった。心地よく吹く風を受けながら、少し長めに休憩する。パンを齧りながら、先の行程を考える。何とか杉ヶ峰まで届かないかな。16時前には下山したいとなると無理かもしれないが、とりあえず進もうということで再スタート。

少々膝が笑い気味に感じるが、心肺のほうは適応してきたようだ。さほど苦しむことなく順調に進める。鞍部付近は南屏風を眺めながら進めるお気に入りのコース。山頂手前で高校生らしき団体とすれ違うが、遠足?

12:04 1810m
南屏風岳ピーク。写真を数枚撮ってすぐに通過。基本平坦な登山道は障害無し。屏風岳(1817m)を通り抜け、芝草平を目指す。思ったよりも下るルートに帰りを心配してしまうあたりが弱ってしまった証拠。やはり芝草平止まりか。

12:54 1650m
芝草平。広い休憩スペースを左に折れ、少し下った先で小休止。のどかで気持ちのいい平原だった。

屏風岳への登り返しが少し苦しい。山頂標柱脇の休憩スペースで大休止。ここまで来れば、水引入道への登り返し以外はずっと下りなので、写真を撮りながらゆっくり進もう。

14:10 1656m
水引入道のピーク。ここから林道までの下りがとてつもなく長い。いつもの通り、少しずつ足裏に痛みが出てくる。どういう靴が合っているのか?歩行距離が長い事だけが原因では無いと思うのだが。

15:50
長い林道歩きを終え、出発地点に無事到着。
不忘山 晴れてきた
 不忘山から南屏風岳
屏風岳へと伸びる登山道
芝草平
水引入道へと向かう
水引入道から屏風岳の東壁 ジャンボリーコースを下る
 GPSログデータ