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★ワンダーフェスティバル2004[夏] (2004/8/29)に参加しました
2ショット
『君が望む永遠』(age)より
◇速瀬水月「1章指輪」(1/8)
.....\4,000.(再販)
◇涼宮遙「1章待合せ」(1/8)
.....\5,000.(新作)
※2人『友達』セットなら、\7,800

オリジナルキャラクタ
◇バトル巫女シリーズNO.1「ミコ壱」
.....\4,000(ささやかなオマケ付)

以上の3体を予定しています
ミコ壱

WFにお出でいただいた皆様ありがとうございました。
中でも拙作をお買い上げいただいた方々、お世話になりました。

◆前日搬入
台風16号がゆ〜っくり近づいていていや〜んな感じでした。
今回は事前に袋詰まで終えた状態で、箱の組立、ラベル貼りは現地ですることにして荷物を少なくしようという計画です。で、カートにまとめて引っ張って行こうと。とはいえ雨風ビュービューなのは流石に勘弁して欲しかったので昼には家を出ました。
前回、東京駅からのバスが来なくてヤキモキした経験から当日の朝はゆりかもめで行こうと決めてましたので前日搬入も新橋経由です。

有明

思ったよりゆりかもめの運賃が高いなぁ〜(\370)と思ったのは別として本数も多いしなかなかよさげです。お台場行きの家族連れが多いのは仕方ないですね。
なんとか雨が降り出す前に会場入り出来ましたがまだまだ1時過ぎ。4時半からの搬入開始まで時間ありすぎ。入場ゲートの設営を見物したり、ベンチでごろ寝したり。半そでTシャツではすこし冷房が寒かったので少し風邪ひきそうで嫌な感じです。

なんとか4時半、前回と同じガラ〜ンとした会場に入り早速設営。お隣の方も早々から来られていてご挨拶。すると、なんとあの『しけたうどんこ』氏でした。ネット上で作品はよく拝見していて、かつ一般向け原型まで手がけられておられるメジャー様がお隣とは…。それでも気さくに色々なお話をしていただきました。

今回は鉢植えを置くプランターラック(プラ製)を導入しました。直置きは流石に寂しいのでよそを真似てみました。ラックを組立ててクロスをかぶせたら次は商品準備。箱を組み立てて商品を詰めてラベル貼り。事前に準備はすませてあったので黙々と作業ってました。ちなみに今回の箱ラベルは100円ショップの光沢ラベルシール(10枚入り)を使ってみましたが安さ万歳って感じです。ミスプリ用紙で作った値段POPもあります。
なんとか一段落ついたので、恒例(といっても2度目ですが)のトーンさんのお手伝いに向かいました。すると、たった今着いたとのこと。10時頃には完成見本の目を塗っていたとのこと。うわ〜すごい綱渡り。本職の人はスゴい…ん?
今回の新作はエッグガール。シンプルでいて派手さはないけど素敵な作品です。手にとって袋詰されたパーツをじっくりと見させていただきました。そしてキャストの違い、抜きのテクなど今回も色々なお話を聞くことができました。実際、パーツをじっくり見られる&お話が聞けるという事だけでお手伝いする意味十分です。ありがたや〜です。

2人並んで黙々と作業中、トーンさんの古傷流血とか色々ありましたが、色々な方が立寄られてお話されていきます。そんな1人を紹介していただくと、これまたメジャーのぐりむろっくの「かわにし」氏!!WSCアスカ&レイも記憶に新しい。思わず何と言ってよいものやら口パク状態で固まってしまいました。インストをコピーするため3人そろってコンビニに行ったり、初心者ディーラーの私としてはふわふわ感満載です。だってWSC*2人+初心者なんだよ!?どうしろと?
いや、さすがトーンさん顔が広いというかプロ同士は皆知り合いなんだなぁと思いました。こういう人達の会話を混ざって聞けるってイベントってすごいですよねぇ。

◆当日朝
前回の轍を踏まぬ!!とバスはやめ、ゆりかもめで会場に。全く待ちもなく会場入りです。徹夜組を含む長蛇の列が。悪天候の中、本当にその情熱に敬意を表します。 商品準備は昨日すませてあったので、完成見本を展示して値札表示をするくらいです。 8時過ぎに到着したSPK氏と会場入り口で合流してディーラー証をお渡し。

この後、展示品の遙が展示台よりバク中ダイブを決めてバラバラになるという大事件がおきました。家の机の上で倒れたりは経験がありますが1m以上の高さからコンクリートの床に落ちるなんて…あんなに乾いた音がするなんて…リボン結びの髪片側が途中から折れてしまったものの瞬着でなんとか全て元の姿に。両面テープが運悪く切れてたのがこんな事件に繋がるとは…。しけた氏より両面テープを借りて固定しました。「ピン立てとかないと…」と、しけた氏、トーン氏、そうそうたる面々より注意され小さくなりっぱなしでした。でも鼻が傷つかなくてよかったねと言われて改めてホッとしました。

◆開場

後ろ姿
となりのECHOブースには、いつでも写真撮影の人が途切れません。再販を少しばかり売り切ったら終わりと聞いていたのですが、あっと言う間でした。
うちの商品は結果からいうと惨敗でした。
それでも前回よりは足を止めてくれる人がすこしだけ増えた気がしますし写真撮影もちょっぴりお願いされました。売上的にはどうしようもないのですが、全く知らない方が遙をお買い上げいただきました。頼まれものと言われてましたので詳しいお話はできなかったのですが、本当に知り合いでもなかったら初めてのケースでとても嬉しいことです。

ちぐさ☆りょさんの新作水月はご挨拶訪問を兼ねて実物をじっくり拝見。う〜こんな水月が造れればなぁ〜と溜息。造形、塗装ともに文句なしの逸品です。でも買えない…。

かたや当日は色々な方が訪問くださり、お付き合いとしては楽しい時間が過ごせました。この日、初めてお会いするダンディーなシャロさん、大阪より遠征されたEGF系さん、水月ピンキーのmfigureさん、毎度おなじみのMe262さん、異邦人さん。と、皆と別行動で単独でゼロさん。水月ピンキーを3人並べて記念写真したり、気ぐるみコスの小瀬みらいさんと妙な掛け合いになったり…。
3人娘1 3人娘2

EGF系さんが記念に遙お買い上げ、okitune様がミコお買い上げ、本当にありがとうございました。ディーラーとしては甘えた結果に今回もなってしましました。
そのまま閉幕し、売れ残りを佐川急便で送り、新橋のラーメンを食べて帰りました。前日からの疲れが出て、満腹になったら激眠くなり解散とさせていただきました。

★反省会
さて浮かれ気分はここまでです…。青さ満載のダメ出しですがご容赦を。凹みが大きいうちじゃないと書けないもので。
今回、お話できたメジャーの方の作品、会場の声、知り合いの意見等、色々と考えさせられることがありました。2回目のWFを終えて、新たな重要な課題をいくつか掴みました。

教訓
●フィギュアとしてのアピールとは何か?

確かに前回の水月に比べると今回の遙は少しはマシになっていると思います。でも素人作品に毛が3本増えただけかもしれません。
造形の宿題として先輩の作風からテーマをいただきました。
・基本はトーン氏の作風&テクを目標に
・しけたうどんこ氏の作品で華やかさ、繊細さとは何かを考え
・ぐりむろっく作品の研ぎ澄まされたライン

そうです。シャープなラインを次のステップとして目指します。 丸みのある曲線でもスッキリとしたシャープさと寝ぼけたラインでは天地の差です。 トーン氏はじめ諸先輩の作品はちゃんとエッヂがたってます。柔らかなラインとダルいラインとは違うものだと再認識しました。もちろんポーズ、衣装を含めた全体のデザインも重要なのですが、造形に関しての基本を身に付けなければ。

●完成品作成の腕を上げろ
お客様は完成品を見て、目を惹かれ、写真を撮り、商品を買われていきます。当たり前のことですが、まずその敷居を越えないと原型うんぬんの話まで辿りつきません。もちろん原型をおろそかにしていい筈もないのですが、とにかく完成品を仕上げる組立&塗装技術が未熟なのは致命的です。
お隣のブースで「このキャラ知らないけど欲しい!」と言われていた方、「うわぁ〜」と言って穴の開くほど見つめていた方、すべてその仕上がりに敬意を表していたのです。 少なくとも自作見本として使おうと思うならば相応しいものを造れ!ってことですね。

◆最後に
今回は新作2点という無謀をした挙句、仕事に忙殺されたため、時間の不足を言い分けに「仕方ない」と妥協してしまった点が沢山あります。原型もそうですが、完成品など特にそうです。きっとベテランであれば中途半端なものは出さずにわざと落とすなどされるのでしょう。新作は1点。これを満足できるものにしてお披露目する。これを基本と戒めます。

自分の水月も製作が未熟な分、ひどい出来で可哀想な思いをさせている筈です。そこで再度、水月を一から組み上げて塗装&仕上げを修行します。その上で、遙も組んでみます。
WFという大舞台に初心者が混ざるということがどれだけの冒険かということを今回も痛烈に感じておおいに凹んでます。でも仮に自分の家だけでスクラッチしてネットで公開という修行期間を取るにしてもモチベーションが保てないでしょう。何より諸先輩と直接お話できるディーラーという足場がなくなったら身近には相手は皆無ですから。

販売価格については身の丈を考えた設定にしようと思いますが、造形としては今のスケールをベースに続けていきたいと思います。(世間でいう1/8ってもっと小さいのでそれに合わせると思います)

今回も多くの課題を突きつけられましたが精進して克服していこうと思います。
これからも忌憚のない意見、よろしくお願い致します。

購入いただいた皆さん本当にありがとうございました。


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