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★TAT−CON.02 (2005/3/20)に参加しました

「作りたい」さんの文化祭。TAT−CON.02に参加してきました。
とにかく良い意味で「まったり」としたイベントでした。先日のWFが精一杯ついていかなくちゃいけない鉄火場だとすればタトコンは自分を見直す時間をもらえる場所って感じです。何しろディーラー同士がとても楽しそうに話せる場所っていいです。

当日の朝9時に浜松町駅改札でシャロさんと待ち合わせ。スク水シーニィさんと目洗い場展示台を抱えたシャロさんはちょっとお疲れ目でした。会場となった都産貿浜松町の前には一種独特なオーラを放つ集団が会場待ち…こ・これは?と思ったらタトコンではなく「ふたけっと」なる…(以下略)Σ(゚Д゚;
会場に入ると卓と椅子が並べ終わった状態でまだまだこれからという感じです。とにかく自分の卓に行くと左隣はあのハバネロたんを出されたモデラーパーティーさん、右隣は最終エントリーだというXPたん持参の「no right」さん。通路も広めだし、うろうろしやすさ抜群です。会場前をみんながうろうろしてます。ほうき少女の栗色公国さんとか林檎連盟さんとかWFで実物を見られなかった卓もじっくり見られます。アセトンさんは一所懸命タト子ちゃんを塗り塗りしてます。間に合うのか?

下(入り口)の対応がマズく遅れた開場となりましたっていうかいきなり一般入場の先頭組が現れて雪崩式に開会宣言…ありゃ緊張感なかったなぁ…グズグズ(^^;)
開場5分後にシャロさんのシーニィさんお買い上げ!!本人もビックリしてましたが、とにかく業物の展示台に並ぶ2人のスク水美女は注目度抜群で写真撮影希望者も大勢です。う〜ん。見てもらう工夫ってのも大事だなぁ…と思いました。

しばらくしてABC-labo萬屋氏が登場。思ってたイメージと全っ然違う格好いい方でした。失礼な言い方をすると、なんかすごく普通のちゃんとした大人でした。まぁ親父くさい会話をちょっとだけしましたが、入場列の捌き方についてはやはり指摘されてました。ちゃんと後で反省点として挙げときましたから。中にいると分からないんですよね。

塗りが一段落して完売しちゃったアセトンさんと立ち話。タト子は完成見本を塗ってる最中に売れてしまい、完成した時には完売とか。いずれ他のイベントで展示する機会があれば塗りなおすと言われてました。この日の娘はちびすけマシーンさんのところに嫁いでいったらしいです。

さてうちの右隣。no rightさん。XPたんをコミケに持っていったけどシューティングのゲーム島でOSたん島から4本ずれてたため完敗だったとか。見事に完売で嬉しそうです。というか自分の売り物よりSABBATさんのチェス駒完成品が欲しくて欲しくて、いそいそと買いに行き手に入れて戻ってきた時の嬉しそうな顔。「もう今日の目的は果たした!」だそうで。

そんな感じで、ディーラーも皆、同じ「作りたい」人なんだなぁというのを実感できるいい意味で「まったり」としたイベントでした。というか本当に「文化祭」って感じでした。初めて会ったディーラー同士が無駄話できる和気藹々とした雰囲気があります。まだ2回目なので運営的にもトライ&エラーの感じは仕方ないのですが、それ以上のものを参加者同士得たんじゃないでしょうか。

さてうちのミコ助、オリキャラなんですが写真撮影はされるものの売り上げはゼロでした。他の卓を見てて思ったこともあり、当然という感じもします。まず売れてるオリジナルは記号がはっきりしていて尚且つそれに比べると「安い」という感じがします。よっぽどWF等で有名なところ以外は大きめで4千円以上のものは売れてません。というよりはこのイベントに皆が求めてきているものが違うのかもしれません。中途半端な記号で版権物と同様の金額では買うほうが考えてしまうのも理解できた気がします。
逆にうちはミコ助がいたからいいようなものの、いなかったらこの場にはいられないわけで、WFディーラーのおおよそ殆どが出られないってことです。売り上げを狙って版権ものならばこの場には無縁ということか。そんなことを考えてしまいました。

うちも1年に一つ、タトコン用に小さめのオリキャラを作ろうと思います。これはWF向けの版権もの(っていうより自分が欲しいキャラもの)とは別ラインで自由課題って感じで切り分けて。表現力の宿題ってところでしょうね。小っちゃめでも出来がよくて2千円台ってラインアップ。肝に銘じましょうぞ。

なんて固い話はともかく、さわたりけんじ氏の顔の造形教室、卓球模型さんの瞳の塗り方教室などディーラーが自卓をほっぽり出して真剣に講義を受けてます。う〜真面目だ。 かたや電動ファイトなど色んな企画があり、気づくと終幕になっておりました。椅子の片付け、卓の畳み、片付けとみんな協力しあって撤収完了です。ディーラーがみんなで床掃除してたり和みます。この日に知り合った人とは別イベントでも笑顔で再会を喜び合えるでしょうね。

さて、18名で大門近くの居酒屋「包丁や」さんで打ち上げです。ここでも多くの新しい方と楽しく話しができました。特にドール屋さんのアリアーヌさん。このイベント終了後、夜行で京都のドルパ移動とか。以前にここでドルパを覗いた時の和女装のディーラーさんはなんとこの方だったのです。すっぴんにメガネだったので分からなかったのですが思いだして「もしかしたら?」と聞いたら正解でビックリです。ドールの素体の造り方、塗り方とか色んな話を聞かせていただきました。他にもメカディーラーの○○さんが実はオッパ○星人だとか兵庫からTAT−CONのために上京された方とかとても楽しい会話でした。主催のテツイヌさんの熱い想いを聞いたり真面目な場面もありました。
シャロさんとは最後、位置が離れてしまったのですが各々楽しい時間になったようです。23時頃解散となりました。その後、24H耐久コミケに行かれた豪傑も。

ど素人からスタートしてイベントといえばWFしか出てなくて知り合いも限られていた自分にとってはとても世界が広がった感じのする1日でした。結局は自分の「腕」であることも再認識しましたし。好み、方向が異なっていても共通語は造形力って事、そして何より大切なのが造形が大好きって事ですね。貴重なイベント、来年も是非参加しようと思ってます。主催のテツイヌさん、スタッフ&お手伝いの皆さん本当にお疲れ様でした。そしてありがとうございました。


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