logo.gif logo - CRAFT -
戻る/ ホームへ

◆No2.マルチ
−ToHeart−
今更かよ…と言うことなかれ。
王道キャラに無謀にも挑戦します。色々な完成品とか見ても少し自分の持つ
イメージと違うので私なりの愛らしさが表現できればと思います。
PCゲーム独特のスリム&タレ目ではなく、アニメ顔(PS版)に近いものにします。

〜03/05/05
fg0226 fg0227 fg0228 fg0229

前回の続きからです。
◆腕を太くして上着に繋ぎ、ずれないようにテープ止めしてから肩のラインを 「なで肩」にします。東鳩キャラは皆そうなのですが、マルチは特に制服を ダブっと見せたいために「制服に着られてる」印象があります。でも難しくて 泣きです。

◆そして今まで手付かずだった足です。まず足自体に肉付けをして体格とのバランスを 取ります。そして靴の作りこみとニーソックス(縁とボタン?)の加工です。 ボタンはポリパテを薄く付けたら削り時に剥がれてしまったので、穴を掘って鋲の 様に食い込むようにしてあります。

◆パテの段差がどうしてもなだらかにならないのと仕上げの傷埋めのために「溶きパテ」を使いました。要はビン入りのサフなのですね。気になる箇所に塗っては削ります。 つまようじに刺して立ててあるのは園芸用の吸水ブロックです。先輩サイトで使って いるのを見て真似してみました。いい感じです。

◆そして「手」の加工です。袖口と一体なのでポリパテプラで作ってみたのですが、 曲線をつけるには木工パテの方がよかったかもしれません。細かな細工はまだ苦手です。「指先の表情〜」とか記事に書いてあるのを読むとなるほどと思います。一人前の手先を作るには修行が必要ですね。精進…と。
fg0230 fg0231 fg0232 fg0233 fg0234

◆全部揃った各パーツです。今回は足を切っていません。内股の処理とかを丁寧にする には一本切って別々にして加工すればいいのは分かるのですが、またの機会に。
シリコンで抜いて売られているのはこんな感じなのかなぁと思うと夢が広がります。 腕を前で「あぅ〜っ」ってやってるポーズやらロボットスーツやらも別パーツとして いつの日か作ってみたいと思います。

◆パーツを全て両面テープで止めて組み上げたところです。このページの一番下にある 開始直後の針金状態から見ると「よくここまで来たなぁ〜」と感無量でございます。 もう少し袖をダブっとさせたい気もしますね。

◆顔も少しだけ修正しました。前は少し上からみると頬がなかったのでちょっとだけ ぷっくりさせてみました。肉付け直後は特殊メイクしたゴロクミby smapのようで、 デブ顔でしたが、すこしずつ子供っぽいぷっくりを目指して削ってます。

★これで原型としては一段落かなと思います。正直、色んなところを削って肉付けして ってやるとキリがないような気がします。どこで「こんなものかな?」と「やめる」か が難しいですね。この後、エアブラシ塗装にも挑戦したいので用具を考えています。 初めてなので缶スプレー式のものを探そうと思っています。トホホな塗装で台無しに してしまったらどうしよう…とか心配はつきませんが何事も挑戦!
塗装編はまたページを改めてスタートさせます。ではまたそこで。

〜03/04/20
fg0222 fg0223 fg0224 fg0225

う〜…難しいことばっかり。
洋服の表現もそうだし、リボンの造形も、接合面も。
なんとか、上着、スカートの形が出たのでリボンをつけました。 設定によるとリボンは幅広のものを3つ折にして縛ってあるとのことで 輪になっている箇所もできれば再現したかったので、平たくしたパテを縛った イメージで重ねて作りました。胸側に凹穴があり位置合わせできるようにして あります。

と、前から気になっていた髪型も修正。前のも好みではあるのですが、 マルチのバァっとなった髪形に直しました。可愛くなってちょっと嬉しいす。 おかげでポリパテでの髪の毛造形のコツが少し分かって きたような気がします。進歩…かしら?
そしてミロのビーナス状態だったマルチについに腕の芯が付きました。
肩は接合面を形出ししてあってダボ穴も加工済みです。この芯は袖口の長さです。 ちなみにまだ肩の先端はなだらかにはしていないので肩幅広いままです。 ダボっとした制服とはいっても現状ではそう見えずタクマシイので後でちゃんと 華奢にしてチョコンと指先が出るわけです。
腕のポーズはここにきて結構迷いました。モップを持たすか、王道の胸の前で両手を そろえて「はぅ〜」とさせるか…。結局は当初の予定通り、両脇に普通にたらして ちょこんと立っている風のままで行きます。習作だからね。

この後、腕を作ったらいよいよ足の作りこみです。靴もやらなくては。そこまでいって やっと全体のバランス取りと表面仕上げです。楽しみです。

〜03/03/22
fg0215 fg0216 fg0217 fg0218 fg0219 fg0220 fg0221

前回で頭部がなんとか格好ついたので仕上げは後においといて、いよいよ体!!
(1)まずざっくりと肉盛りです。後で服を着せるので細めに…と。
いずれ上半身は服に隠れてしまうとはいえ、実際にやってみると細かなことが気になって胸の造形の難しいことこの上なし。榊ちゃんの時にも痛感したのですが、ただ山を 2個並べればよいというものではないのです。胸の丸みというかなんというかは、 腋の下(側面)に秘密があったんですねぇ。今回悟りました。

(2)いよいよ足もついて自立したマルチです。
足元〜靴の造形は最後に自立させるようにバランスを取りたいのでちょい大きめで そのままになってます。いずれ隠れる「おへそ」もつけました。というのも設定によるとスカートは「おへそ」の上まで隠れるハイウエストになっているからという理由です。 スカートをはかせるのならばお尻はちゃんと作りましょう。ってことで小ぶりなヒップも作りこみました。う〜ん。自己満足度UPって感じですねぇ。

(3)スカートに挑戦です!
話には聞いていたけれど洋服(中空)って難しいです。服のウェーブがちゃんと作れるようになるまでには程遠い…です。実際の写真や、実物を参考にするというのも大きくうなずけました。苦労して前後2分割のスカートをはかせました。
下からのアングルは完成時までのお預け!
可愛い胸が見えている姿はここまでです。次は上半身の洋服です。

(4)上半身はスカートの上に被さる上着という設定上、スカートを履かせた上から
油粘土&ニベアによる中空盛りとなってます。大きく盛って固まってから削ります。
まだセーラー服のエリはありません。ざっくり下地を仕上げてから肩を巻いて乗せるつもりです。肩までしかないのは腕は別パーツで後付けするつもりだからです。
ちょっと横から見た足が細すぎますかねぇ?ダブっとした制服に「着られてる」イメージが出せれば成功なのですが。
着手から既に3ヶ月。完成はいつになるのやら。GWには塗装!と行きたいところですが無理かもなぁ。

〜03/01/25
fg0204 fg0205

(1)首より上を形出しして耳センサーをつけました。
センサーは木工エポパテです。左右対称の部品を作るのって結構面倒です。 大きさバランスを対称になるようにしなくてはいけないので。
マルチの一番のポイントだし(無いと葵に…禁句)少しばかり大きめに作って みました。頭に仮止めしてバランスとすり合わせをします。
顔立ちのイメージとバランス取りのためにマジックで顔を書いてみました。
fg0206 fg0207 fg0208

(2)いよいよ髪の毛を作ります。今回は前後2分割に挑戦です。
まずは後頭部から少しずつポリエポパテを盛っていきます。今回は耳のライン 近くで前後分割なのでそこまで盛ります。襟足は後から立体的に削るのは難しい ので、この時点で3層の毛先を重ねてみました。
頭頂部の合わせ目は段違いでハメたいのでそれを意識した盛り方になってます。
…実はこの工程だけでポリパテが1本近く消費しています。思ったよりかかる。
fg0209 fg0210

(3)前頭部は前髪を浮かせたいので額より下に油粘土でスペースを確保して、その上から長めに盛ります。
この時点では結構頭でっかち&こけし頭です。
油粘土部分がちょっとスモークバイザーみたいです。 耳センサーは髪の毛に差込式で固定されるようにしてあります。
fg0211 fg0212 fg0213 fg0214

(4)前髪をカット&切り込みを入れます。重かった前頭部も削って軽くします。
この髪型でもバランス大変なんだから細くハネた(カールした)髪型なんぞに挑戦 した日にゃ苦労するんでしょうねぇ。…と思いました。
目と口もザグってあります。電池式の安物リューターを今回入手して使ったのですが全然楽になりました。
首から上は粗段階がひとまずOKかな?って段階です。
「あご」から「のど」にかけてのシャープじゃない曲線が今回のコダワリです。
目と口もあって原型らしくなってきましたね〜。結構うれしいです。
ここからは体や服やらの手順、分け方とか慎重に考えます。
でも、太ももの部分まではこのまま一体式でライン出しして胴体分割は後で考え ます。問題は手の格好なのですが、直立とはいえいくつかポーズで迷っています。

〜02/12/21
fg0201 fg0202 fg0203


新たな挑戦が始まりました。前回の榊ちゃんは小さくて細かな所にこだわる腕が なかったので、少しはと思い1/6スケールです。 マルチは身長147cmなので24.5cmになります。結構デカいです。大丈夫かな…。

(1)今回はポーズと分割、作成手順を事前によく考えてからにしようと思います。
「人形は顔が命〜」って名言です。今回はちゃんと自分で元デザインを実寸で書いて から作り始めました。髪の毛は前後2分割にします。
ガチャポンフィギュアやら何やら色々見ていると「こういう風に分割するのね」とか モールドの入れ方とか実に参考になります。さすがプロのお仕事と脱帽です。
石粉粘土を芯にします。

(2)芯の上に木工エポパテを盛ります。前回、素材の境界が曲者だったので今回は表面 は全てエポパテでカッチリと固めようと思います。
…と思っていたら頭の芯が小さかったため見る間にエポパテが減っていきます。
結構高価なのでこんなペースで消化したらたまらん…と思い、急遽、体の芯を増強です。仕方ないので頭と肩〜胸まではエポパテで作ってしまいました。体〜足は石粉粘土で 太らせて、後から削って細めてパテ巻きします。

(3)横顔です。今回はキッチリしたトンガリアゴではなく、曲線で首にうまく繋がるかが 目的です。
前後の髪と耳カバーは別パーツの予定なので後頭部はこんなものです。
どうなることやら。髪はポリエポパテで作る予定です。
後ろから見るとETみたい。可愛く仕上げてあげなくては。

※今回から導入した万力と回転台は100円ショップで購入しました。

戻る/ ホームへ