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◆No7.ミコ壱 【製作編】
−オリジナル−
いよいよミコ助が完成品となるべく製作に入りま〜す。今回はもう一人の娘と同時進行なので並行作業が必要。でも版権不要なので先に完成品まで目指します。待ってろよ〜。

〜05/01/16
★この娘だって
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◆顔塗り直し
この娘はうちのオリジナル。どんな顔にしようが…ってわけないです。
やはり父親としてはより可愛くしてあげたいものです。というわけでミコ助もお色直ししました。半年前(前回のレポ)はあれで精一杯の塗りだったんですから仕方ないとはいうものの内心は不憫だったですよ。水月も遙も可愛くリベンジされて。と、まぁこれにはいくつか事情がありまして、冬WFでは私の完成見本の他に塗り師匠の作例(まだどんなものになるか予測立たず。色から何から自由にとお願いしました)と並べるつもりなので恥ずかしいというのが1つ。2つ目はオリキャラということで3月のTAT−CONにはこの娘だけを持って逝こうと思ってるので少しはマシにしたいという理由です。

実際にやった作業はそれほどでもなく
・顔のみは新たに塗りなおし
・何箇所かにスミ入れ
・トップコートで調子をみつつケモノ部分をマットに
・ポーズをちょっとだけ変更
まぁこれだけです。とはいえ「人形は顔が命」。ガラッと印象が変わりましたね。どうですか?ちゃんと可愛くなってますか?

〜04/07/23
★じゃじゃ〜ん
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◆色々と開眼
パーツが全部揃っていよいよ完成見本の組立てです。
離型剤落しの漬け込み&ゴシゴシも慣れたもの。やっぱり道具が一そろいあるっていいな。前の時は何かやろうとしては買い足してましたからね。
で、バリ落し、気泡埋め、ヤスリがけ、モールド彫りをして白サフ吹きです。あっバズーカだけはグレーサフにしてます。
今回は少し手順に余裕が感じられた分、色々な事をつかんだ気がします。

まず、肌色の表現。基本的にキャラフレ1をベースに何種類かの色合いを作って濃淡を意識して陰影を作るのですが、蛍光イエロー、ピンク等を使用すると発色がよくなるとかも試せましたし、結構自然な色合いが出せたかなと思います。

それと調色具合。万年皿で調色をして、実際には薄めて吹くのですが、適度な厚みに吹いた時に出る色と原液で調合したもの、薄めた時のもの、この3者の加減具合が何となく分った気がします。な〜んて偉そうに書いてますが、やっとそんな事を考えられるようになったって感じです。

今回は結構塗り分けがありまして、やはり塗り=マスキングだなと改めて感じます。 実際に吹いて塗ってる時間なんてたかが知れたものですよね。ジャングルブーツも3色塗り分けです。ひ〜です。でもちょっとミリタリーもの塗ってる感じがして子供心を思い出しました。#肌色塗ってる時は…大人心?…(^^ゞ

バズーカの砲身はシャロさんの小技を真似させていただいて、黒鉄色にクリアブルーの上塗りです。薄〜く吹くとガンブルーで仕上げている時の黒サビムラの感覚がリアルです。新技会得です。

ただ感じた点もありまして、原型のグレー単色時と違って色の明暗でパーツの大きさ感が微妙に変わってきてしまうのだなぁと思いました。塗りあがりの膨張感を意識して原型を作るなんて本当にしてるのかなぁ?原型時は微妙にバランス狂ってるって事だもんね?

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そんなこんなでミコ壱、完成です。
な〜んかこの間までグレー1色だったのに天然色になって…不思議な感じ。
ちょっちハカマが鮮やかすぎたかなぁ?これでも色合い自体はくすませてるんだけど。
当然、ハカマは着脱式に組み上げましたぜダンナ方!!>バカ丸出し('∇'*)
サービスショットの方がアップってどういうことよ?って感じですか。
丁寧に作ったお腹も見てもらいたいし、お尻の丸みも可愛いでしょ?
基本的にミコ壱はえちぃくはないのです。
エリに薄色入れてV字に見えるようにした方がアクセントついていいかな?とも思ったのですがとりあえず当初のイメージで塗り上げてます。
どうですか?

オリキャラって手本がないので「これでよし!」って引き際が難しいです。
あっそれと…ミコ壱はイベント版権と関係ないので売れ残り対策としてご希望の方はメールで問い合わせ戴ければ精一杯対応しますのでお気軽にどうぞ〜。


〜04/07/10
★まずは一安心
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◆一気に突っ走れ
一週間で型2つ作ったですよ。小さな奴ですけど。前回からのハカマ型とバズーカ型です。ハカマ型は厚みがあるため失敗が経済的に許されないという絶対条件です。バズーカ型は薄いので少し気が楽です。
片面を固めて、もう片面。塗り塗りするワックスも冬の苦労はどこへやら、最初から液状で楽チンです。それだけ部屋が暑いってことなんですけどね。同時に2つ進行です。 作業板に乗せて2階建てできます。

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かくして3つの型が揃いました。ガムテに書いてあるのは各々のレジン量です。
テストショットでの実績はメモしとかないと不経済ですから。例えば型3は30*2。A液とB液を30gずつってことです。凹凸とかあると体積計算してもあまり合わないのです。
で、今回は配置とゲートを慎重に考えてやったので結果は良好。テストショットからOKテイクです。ちゃんと立体型のハカマもキレイに抜けてます。
よかった〜('∇'*)
原型だと気付かなかったのですがハカマで思ったより厚みが薄い箇所があってレジンで抜いたら透けてる場所は裏側の型を少し削って厚みを持たせました。ガラスバインドのよさはガラスが石膏板の役目もしてくれるので少しだけ型が薄めでも何とかなるってことが今回分りました。今はえるまぁさんから戴いた1セットしかないのですが、もう1セット欲しいなぁと思います。またガラス屋さんに相談してみようかな。以前はどこでも断られたんだけどね
一晩寝かせて固めたら明日にはバラして中性洗剤に漬け込みましょう。
いよいよミコ助も完成見本作成のフェーズに突入しま〜す。次のUPは仮組み以後かな?


〜04/07/04
★生まれ変わった私
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◆そして工場モード
いやぁ〜忙しい。でもやらなきゃ…ってことで少しずつでも作業を進めてます。
ミコ助は型を3つに分けます。
1.本体/2.ハカマ/3.バズーカ&シッポ

まずは本体型の作成〜見本用の抜き。以前の学習から細い流路もプラ棒を使用してきちんと流れを押さえてみました。ちゃんと流れさえすればパーツが多くても大丈夫な筈と。

ところが前回と違って今回は暑い…硬化時間が多少早まるかな?とは覚悟していたのですが多少どころじゃないです。シリコンは流し直後にはもう流動性がなくなる始末。レジンに至っては型の大きさが災いして細く流してたら途中で固まり始めやがります。流路がスムーズで本当に良かったです。ふぅ。
流し方は前回と同様えるまぁ氏直伝のガラスバインド&タワー漏斗です。もうこの方式はずっと続けるんだろうなと思います。

流し速度を失敗した以外は特に問題なく抜けました。とはいえ、シリコン側に気泡が多く出来てしまったようで小さなイボがいくつかあります。若干のレジン側の気泡もあるのですがまぁ手流しの許容範囲程度なのでご容赦を。
本体型は2.5Kg(+再利用)程度のシリコンを使ってます。早くも見積もりが狂ってる気がする…

キレイに抜けた時点でこれを完成見本用としてキープ。流路を太くしたせいでゲートバリが太いのが気になります。部品のどこに繋ぐかが学習課題ですね。部品のエッヂを損なうことなくゲートを繋ぐ秘訣は何か?気に留めて作業してみます。
レジンに置き換わったミコ助どうです?もう組み立ててキレイに塗れば天然色ですぜ!早くやりたいのは山々ですが次の型を作成するべく粘土埋め開始です。次はハカマ型。
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ハカマは厚みがあるので小さな型にしないとシリコンがね…。
★進捗表によると来週の週末にはハカマ型とバズーカ型の見本抜きが完了しなくてはなりません。大丈夫か…>漏れ(´Д`;)

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