いきなりですがワンコ造形にもチャレンジします。シーズーの太郎さん。毛足の長さなど課題山盛り!!…でも楽しみ~
◆名残りおしくも
無事に飼い主さんの手元にお届けできました。すっぽり納まるサイズの箱も見つけ運搬も飾り台としても申し分ありません。 箱蓋にうちのロゴを貼らせてもらっています。嬉しい事にとても気に入って戴けたご様子。瞳とか耳の形、表情などなど苦労して 再現した部分も評価して頂きました。子犬時代なので私のイメージで『やんちゃだけど甘えん坊』という印象で造形した事を 伝えると頷かれておりました。
正直、造り手としてその言葉だけでもとても嬉しく、加えて本当に動物を可愛がる様な仕草で頭を撫ぜたり手を持ったり しているのを見ると『いい子でしょ~』と晴れがましくもありました。※写真で頭を撫ぜているのは飼い主さんの手です。 いかにも『なんだよぉ子供扱いするなよ~でも気持ちいいからやめちゃやだ~』って顔してる様に見えますな。(笑)
キャリアの浅い自分の技術的には未だ拙い作品ではありますがモデル犬へのリスペクトは果たせたかと思います。 加えて色々なトライをした事で腕も磨けたと思います。(子)太郎さんプロジェクトはこれにて完了となります。 ありがとうございました~。
◆毛並みお悩み
前回の仮ポーズをベースに体に首で繋いで肉付けしました。特徴のある体の柄も入れました。とはいえレンガに入ったら 見えないじゃ~ん?って…そこは気持ちの問題ですがな。そしていよいよ植毛に取り掛かったのですがこれが迷いの始まり。 密に植えてカットするとモフモフになるものの流れてる毛の表現ってどうやるのだろう?ある程度の大きさがあれば自然に 流れるのかもしれないけれどデスクトップサイズ程度だと流した毛がそのまま癖付かない感じがします。結局、流れにそって 押さえで軽く刺しているのでモフには物足りないかしら。まぁそれなりに経験値は積めたと思います。 ちなみに植毛は顔と手先だけにさせてもらいました。体はプレーンな『台』ということで。
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あまり弄繰り回して崩壊してもアレなので今回はこれで完成とします。今、自分ができる事は精一杯盛り込みました。 …とえらそうな事を言ってもキャリア3ヶ月ですからな。はっはっは。いや~奥が深い。道具に頼れない分、テクニックと 工夫勝負ですものね。休み明けに飼い主さんにお渡しします。喜んでもらえるといいな。
◆耳が付いて
今回の耳は大変でした。もらった写真を見ると、その時のご機嫌やカメラアングルで耳の位置が変わってるんです。 どうしようかなぁと色々試行錯誤して垂れ耳を付けました。マチ針で位置決めして頭頂部と後頭部に肉付けしながら とめました。ここで一息おくつもりでしたが顔の大きさとレンガハウスの大きさを見比べながらどれくらい顔を出せば いいかなと眺めていたら手がとまらなくなり、急遽足を作り仮胴体に乗せてマチ針止め。レンガに入ってもらいました。
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イメージ通りのワンコ姿になりましたね~。造り手としては結構嬉しいです。この後、詳細をつめて植毛、仕上げとなります。 長めの植毛と植毛で色をかぶせる表現に挑戦します。
机の横から子太郎に「なぁ~俺の毛はどうなってるんだ?あ~ん?」と直視されてます。もう少しだから。お楽しみに。
◆違うものだなぁ
前回の「目が点」状態からマブタを作り子太郎の目を形にします。目は口ほどになどと言いますが大きさ、形など 顔つきの大きな個性となるので気を入れて。マブタ部分は薄いので後で植毛するにしても地肌として茶にしています。 で鼻の突き出し位置と目の相関を見るために先ず凸させてみます。1枚目の写真はドッグノーズの10mmなんですが 大きすぎてバランスが取れてません。このままでは野性味溢れるアラスカのETですな。
急遽8mmを購入し差し替えました。頬や口を付けて色々いじりやっと犬らしい顔付きになりました。眉や頬は植毛時に 膨らみますのでベースはこんな感じで一段落。額のちょっと中心からズレてる白も入れています。 顔つきはやっぱり猫とは大きく違いますな。実感します。早く耳をつけたいな~と思います。
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本当の頬はもっと茶なんですが植毛時に頬にかけて茶が被る様にしたいと思います。あと唇の黒ラインとかね。 今はくっきりツートーンですが後でムクムクさせますのでご安心めされ。こちらもイケメンになる予感…てかする。 次回は後頭部~耳ですね。お楽しみに。
◆最初は一緒
子ニャンコが一段落して、この後、植毛という超~地味な耐久作業になる前にもう一作スタートします。 仕事仲間んちのシーズー犬の太郎さんをメモリアル造形します。 今回は8mmのソリッドアイ(黒)を使用します。次回あたりに登場しますがドックノーズも仕入れ済です。 ワンコの濡れっ鼻の光沢どうしようかな~と手芸店で目を選んでいたら普通に売ってました。 というわけで作業の開始記念UPです。猫と違い鼻の立ち上がりが急凸なので表情は3段階で固めていくことに なりそうです。目の周り>鼻>口顎って感じですかね。平板に目を配置。これだけだと大きく見えますがまぶたで かなり周囲を囲んでちょい離れ目のつぶらな感じに仕立てていきます。こちらもイケメンワンコにしてあげたいものです。 頑張らなくちゃね。
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今回も小道具を使いますが初回からネタばらししちゃいます。レンガから伏せの上半身を出して少し上向きに こちらを見てる体でポージングします。長めの毛足をすく為にダイソーでリアル犬用のブラシも入手しました。 しばらくは2作同時進行ですが新プロジェクトスタートです。お楽しみに。