ふにゃ~となったら勝ちだよね…ってか負けか?かなわんなぁ。
◆フンスッ!!
あ~結構、寝たままだったのね…。ミニチュアダックスのハルちゃんが完成したので植毛の勢いのままに ねねこも仕上げてあげようとフンス!して作業再開です。ねねこは古い知人がお迎え希望してくれてますので意見を 聞いたところ「鼻と肉球はピンクでっ!」とのご要望でした。植毛前に先ず鼻をピンクに盛りなおしです。 一回り大きくなった様に見えますが植毛で縁を埋めますので最終的には可愛らしいサイズになる予定です。
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で、植毛前にフワフワ状態だった両手や首、体を増し突きして締めてからいよいよシマ植毛の開始です。 下書きのラインを見ながら筋で植えていきます。今回は白、薄いグレー、濃いグレーの3色となります。実際、 シマ植えは初体験なので試行錯誤的なところもありますが最終的にブラッシングする時に綺麗なラインを出すなら こうだろうと始めました。境界線がゴマ塩になってるところなどは後で考えます。より地道な作業なのですが広い 面積をひたすら植えるのに比べると色替えしたり気持ちも違う感じです。上手にできます様に~パンパン!!
◆いろがらきめ
なかなか手をかけてあげられなくてゴメンねねこ。今回はシマ猫にする予定でしたが モフだと洋猫系かなとアメショな子に決めました。地味な植毛に入る前に柄のイメージを下書きしてみました。 柄が入ると途端にキャラ立ちした気がしますね~。何気に気持ちが上がってきますな。今は黒っ鼻なんですけど ご意見頂戴でピンクの鼻に今後変わります。ネコは鼻と肉球の色が揃っているとの事で、ねねこの肉球もピンクと なります。アメショのピンク鼻ってあまり見かけない?と思ってたのですがネットで可愛い動画を見つけたので ニコニコしながら仕上げてあげたいと思います。ちなみにグレー系の縞となりますニャ。
◆ねぞうよしあし
いよいよ体が付きます。クロールじゃないです(笑)
アゴをすこし反らせて『のへ~』と伸び伸び寝ている姿をポージングします。首と手の角度が今回の目的ですね。 一応胴体は毛布の中なので全部は造りませんがもう少しヘソ上くらい迄は後で足すつもりです。首の下、胸にモフを 植えますので、それも見越して毛布から覗く様にしたいと思います。左手には小さな肉球が付きます。感じとしては 『ん~』って右手で毛布を下げて伸びた少し寝相の悪いお嬢様というところでしょうかね。
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毛色柄をどうしようかな~と考えておりましたがアメショ風の縞になってもらおうと思います。アメショでも少し ブラウン系のものとブルーグレーっぽいのと両方いいのですが、今回はブルーグレーの縞でモフってみます。 それらしいグレーの濃淡をいくつかの羊毛を仕入れてきました。この後、胴を伸ばして全体のバランスを取ったら いよいよ縞柄を下書きして植毛へと突入です。お楽しみに。
◆私は猫
前回のボール顔では、ひいき目に見ても初見で『猫』って感じじゃなかったですね。まぁ耳を付けた後で各所の バランスを取ろうと思ってたので仕方ないのですが…『稲荷』だの『バウ』だの何にでも見えちゃう?チッ…
という訳でようやく耳が付きました。左右の立ち方が違うのは最初からのイメージです。マチ針で何回も位置あわせして ヘニャリ加減も調整し固定しました。耳の大きさや位置に合わせて額やコメカミ、頬のラインも再調整してます。
まぁ真っ白なので、まだ子ギツネに見えないこともないかな(笑)。これで顔のバランス1stは概ねよしとします。
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で、ベッドにもぐってもらいます。今回はラフスケッチをなぞって両手(になる予定の棒)を置いてみました。 右手は毛布にかけた状態で、左手はバンザイで伸びてます。左手は手のひら(肉球)が上向きになります。 今は首もないので喉元まで毛布がかかってますが、今後、体が付いた時点で喉元のモフモフが見える位置まで 毛布がまくれる予定です。その時に顔の角度も含めてバランス2ndをいじる事になると思います。
◆猫のかたち
おなじみのタイトル。
いよいよ「ねねこ」の顔を造り始めました。…とは言うものの『どんな幸せな夢を見てるんだろう?』と 思える様な口許の笑みを作ろうと思ったら…なかなか難しい。鼻~頬の膨らみから見える口の縁が「にっこり」に ならないといけなくて単なる線画でもないのですなコレ。という訳で例の如く色んな角度から見て何とか形出ししました。 大人の感覚で「こうすりゃ可愛くなるんじゃね?」とかじゃダメですな。無垢な表情は再現できません。 私も年齢なりに心が汚れてしまっている様です。あざとくならない匙加減が難し~い。
加えて目も糸目で入れ、眉と頬のラインも何とか決めました。一見、目がクッキリしすぎに見えますが後で植毛時に 細くなるので大丈夫です。
正面から見ると『にゃんちゅう』(by NHK教育)ですな。教育テレビあなどりがたし。
で、実際にはユリカゴにこんな角度で寝かせて、喉元のモフりを見せて「の~びのび」寝てる感じを出したいです。
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この後、耳を付けるのですが右耳はまっすぐに、左耳は下になっているのですこし横に広がる体にしようかなと。 ちっちゃい耳の子猫も可愛いのですが迷うところですね。で、両手がバンザイ風に顔の両側に出てる姿になります。 普通、人形なら頭を指で撫でるのでしょうが「ねねこ」は喉元をモフって「よく寝てらぁ」にしたいです。
◆楽しみのはじまり
新しい子にゃんこの製作を開始します。名前は『ねねこ』。
子猫の寝顔ってとても癒されますよね。何を夢見ているのか、笑顔にも見える口元や 仰向けに小さくバンザイしている様な恰好やら。そんな姿を造形してみたいです。 ちょい長めの植毛でモフモフさせたいと思います。
実在モデルがいませんので毛色や柄なども植毛テクニックとして挑戦してみたいです。 どんな感じにしようかなぁ~と楽しみでもあり大丈夫かな~とドギマギもしています。 今回はキャッツアイは使いません。寝顔なので糸目で表現します。
既にディスプレイイメージは固まっていますので寝床用の小道具も購入済です。 バスケットの中で毛布にくるまれてヌクヌクする姿をお楽しみに。と、先ずはいつも白玉からスタート。
…ちなみに『ねねこちゃん』はご想像通り「寝猫ちゃん」です。女の子です。
思いつきで皮の指ぬきを着けてみたらいい感じです。専用の長いタイプのフェルトニードルガードも 売ってるんだけどサイズが多分合わないのと近所のイオンにないのでダイソー品です。これで作業後も お風呂で沁みないに違いない!ではでは。