- 2005/7/17 VanillaCream☆5thAnniversary☆」
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2005/07/17。管理人はお洒落な若者が集って揺れているクラブに一晩いました。
きっかけは
chiaking様の記事『一見ただのフライヤー [2005年06月23日(木)]』でした。
◆
たかはし智秋さんがクラブイベントのスタッフをやるからね〜という記事です。
クラブ…ポーリー…どう考えても管理人が行くようなイベントとは思えません。(属性的にも年齢的にも)智秋姐さんも出演者というよりスタッフと言ってるし声優さんのイベントとも違う普通のイベントです。魅力的なのは開催地(千葉)が管理人の地元であるということ。
「MAGIC」発売記念のアソビットイベントに取り残されて悔しい思いをしたこともあり姐さん分を補給できるなら…いやいやお洒落な若者が集って○×◇なクラブじゃ…と迷っていると『俺も逝くから君も逝け』との誘いが…。
度胸がないので、丁度この連休はWFの新作原型の型取りを始めなきゃ…と自分で理屈付けたりもしてたのですが『都合ついた』の連絡で覚悟を決めました。こうなったら逝ってみるしかないですよ。
※前半あまり姐さんの登場はありません。でも今回知り合って大変世話になったバニクリゆかりちゃんの恩がありますのでご容赦を。
◆
22時前。待ち合わせ前に場所だけでも確認しようと地図を思い出しながらウロウロしたのですが再開発のあおりで自分が知っている建物は更地になってたり商売替えしてて記憶も役に立たずLOST。うろうろしてると異邦人さんも事前確認に見えたようで路上で合流。一緒に現地を探すとネオンパネルも無い入り口に立て看のみの店が。お〜ここだぁ〜と例のフライヤーが貼られた看板を確認してそれを読んだり。まだ22時頃のお話。
関係者と思われる女の子が出たり入ったり。看板前で話し込むオヤジ2人を見つけて1人が声をかけてくれました。
「11時から女の子が一杯出るイベントがあるんですよ〜」
「うん。それに来たんだよね。」
「あっ、この写真が私です」
と指さされたのはYUKARIと書かれた大きめの写真。
「お〜本当だ。」
彼女が今夜の天使となってくれたバニクリゆかりちゃんでした。
「誰かの知り合いですか?」
「いや…特に知り合いは…」
この時点では姐さん目当てでキタとは言い辛く正直に。
「じゃあ私の友達ってことにしませんか?安くなりますよ!」
「え?甘えちゃっていいの?」
「全然OKですよ!お名前教えてくれたら中の名簿に書いときますから」
「お願いします!○○です。」
とまぁこんなやり取りがあってチャージがめでたく\1,000オフになりました。
◆
開場まで間があるので近くで茶をして舞い戻り。
◆
23時前。
スタッフの出入りが頻繁に。そんな中、黒で決めた姐さんが何気に登場。目の前を通って店内に。ごくごく普通の遭遇でした。今日は肩書き違うからね。スタッフだし。
表にいるとゆかりちゃんがまた現れて
「あっもう入れますよ〜」
ではではと入店。ほぼ先頭組だったので店内はまだ閑散。カウンターで酒をもらって(このイベントは未成年者OFF。終夜イベントなので当然ね。)カウンターに近い壁際のトールテーブルを1つ確保。ステージではDJが皿回しを始めていて音はブイブイ鳴ってます。ここで管理人の昔の血が蘇りちょっと籠もり目の音を点検にスピーカーの前に逝って鳴ってるヤツと鳴ってないヤツ。スコーカーとウーハーの分離なんかを確認してました。>怪しいヤツ
◆
そうこうしていると…来る来る…ダボダボ服の兄ちゃんとミニミニの姉ちゃんたち。皆、それぞれ知り合いらしく挨拶なんぞをしてフロアの人数は見る間に増えていきます。
ゆかりちゃんがいたのでお礼を一言。
「あ〜入場ありがとね。助かったよ〜」
「いえいえ〜楽しんでいってくださいね〜」
「ゆかりちゃんの出番はいつ頃なの?」
「1回目のステージが終ってからDJやります!1時40分頃かな?」
「え?DJ?VJ?お皿回すの?」
「DJです!回します!!」
◆
「楽しみにしてるね!頑張って!」
「ハイ★」
◆
いい娘だ…。
そして本格的に人も増え、0時あたりにはフロアもいい感じに混み混みしてます。
で、姐さんはと言うと…
ごく普通に踊ってますが何か?
カウンターで追加の酒を買う時に隣に並んだり、目の前を闊歩してたり、知り合いとキャーキャー言ってたり、ごくごく当たり前に姐さんがいます。基本的に今日のイベントでは姐さん分の補給なんて言ってたら間違いなんだろうな…ってくらい普通に。
この夜の構成はDJが交代しながら皿回し続け踊り続けの中に一応2部構成になっていてステージタイムではチームダンサーがステージの上で踊り煽ります。低音ブイブイで皆楽しそうです。姐さんもフロアで踊ってたかと思うとステージ上で踊ってたり本当に元気です。若いです。今日の格好は、地元の女の子向けブランド「ホットリップス」さんが協賛しているらしくお揃いロゴ入りのピンクTシャツにジーンズのミニスカ。ネコ顔の白いバックを下げておられました。
なんかあまりにも普通にいるのでプライベート覗いてるみたいでちょっと(考)でした。
第1ステージが終わり、ゆかりちゃんのDJタイム。途中でヘッドホンが断線したらしくトラブル収拾で別メンバーが臨時MCで繋いだりとか一波乱ありましたが、復活後は気合十分、逝かした選曲で楽しませてくれました。
このゆかりちゃん、身長は150無いな。細い小っちゃな体で一所懸命皿回してとても楽しそうです。ダンスもパワフルだし。姐さんを女神とするならゆかりちゃんには天使の称号授与です。可愛いしね。
ダンサーチーム、ラッパー何れも中々見せてくれました。うんうん。
◆
とはいえ、基本的にはダソヌマソではない管理人はリズムを流し乗りしてるものの普通に踊ってる姐さんとは当然接点もないわけで…
「今頃全国のWFディーラー達は夜なべで磨いたり型取りしたりしてるんだろうなぁ…。自分は姐さん会いたさにここにいるけれどモデラーとしてはどうなんだろう…」とちょいブルーになりかけ。これは土曜日に九品仏氏と雑談してた時に今後のスケジュールについての話題で連休中には型の目処をつけなくちゃという中で
「17日はオールナイトのクラブイベントがあって智秋姐さんに…」
と言うとオタ属性の分布が異なる彼に
「┌(-_-)┐…一言で言おう!ダメ人間であると!!」
「そんな言い方するなや…偉い人には…」
というやり取りがあったからなのでした。
でもステージで踊る娘たちを見てるうちに管理人のモデラー属性も復活し
「こんなにリアルで動いてる人の体を長い時間観察できる機会って絶対ないな」
と思ってる自分がいました。(モデラー属性以外の方、つまらない話でごめんなさい)
人の体にはバランスがあり片方上げれば片方が下がってバランスをとったり、曲がったり回したりする時には関節を中心に周辺の筋肉が全て連動して動くのです。上手いダンスを見ていると一瞬一瞬の動きにメリハリがあるので感性がとても刺激されます。特に夏場なので肩、お腹、背中、足と素の状態ですからよく分かるのですよ。人体って本当によくできてます。
◆
まぁそんな事を考えていても朝5時までの6時間というものはとても長いです(*´Д`)。でも姐さんは時折知り合いと話し込んでますがほぼ踊り尽くし。スゴい人です。たまにカウンター側に来ては色んな人と挨拶していて人脈の広さを感じます。とても入り込む余地はありまへん。
私には一応、デカイ音の耐性があるのでその点は問題ないし、踊らないけど(フロアに出てって皆に混ざってはとてもとても…)音楽は好きなので結構楽しめた…としても長丁場でした。全然、その方面に耐性が無く姐さん目当てだけに来たなら耐えられないかもです。やっぱりクラブに集まる子たちってなりに統一されてますからね。浮いちゃうというかカヤの外かもしれません。
◆
AM4時過。
残り1時間を割りました。このまま遠目で眺めて終わりなのかな?今日はスタッフだから仕方ないのかな?などと終幕を予想し、それはそれでいいのですが、世界違いの寂しさも感じていました。まぁ最後に軽く声をかけて帰るってところかなとか。
地下フロアを出た階段通路にある自販機でタバコを買っていると客を送りだして戻るゆかりちゃんと1:1に。そこからがあっという間。
◆
ゆかりちゃんの方から
「あ〜っ!○○さん!今日は本当にありがとうございました〜!!」
と声をかけてくれました。おぉ名前も覚えてくれてるし。
「DJとっても格好よかったよ!トラブルあって大変だったみたいだけど復旧後の気合十分だったし、ファンになり〜。」
と住んでるところが御互い地元同士だとか次の予定とかバニクリサイトにメンバー紹介欲しいなとか色んな話をしました。正直、ゆかりちゃんもとってもよい娘なのでファンになったのも事実です。可愛いし。
で、今日来たそもそもの経緯の話になり
「実はさ、今日は智秋さんとこの告知見て来たんだ」
「え?智秋の知り合いだったの?じゃあ入場の時ごめんね〜」
「いやいや全然知り合いじゃなくってただのファンだから」
「あ、そうなんだぁ」
「今日はスタッフだから声かけるのもどうかと…」
「じゃさ…じゃさ!ちょっとここで待ってて!智秋見てくる」
Σ(゚Д゚;
と言うやいなやゆかりちゃんはフロアに…。
泡食って、私も異邦人さんを呼び出しに…。一晩様子を見ていてゆかりちゃんと智秋姐さんが仲良しなのも分かってましたが、思いがけない展開にパニックバクバクでした。ちなみにこの階段通路、フロアの音も弱くなり普通に会話できる場所です。
そして天使に連れられて女神降臨。ゆかりちゃんが姐さん連れて現れました。
事の経緯は話してくれていたのか、
「うわぁ〜今日は本当にありがとう。あれ?いつもらじおとか聞いてくれたり…?」
もうこの時点で握手しまくりですよ。
#クラブでは普通に挨拶として握手とか皆してます。多分音がデカいから。
で、ファンですって自己紹介するのもくどいので
「最近、青いバラを見ませんでしたか?」
と水を向けると
「あ!あの秋葉のイベントの時の?」
「えぇ二人とも含まれてます。」
このやり取りだけで素性は分かったらしく
「いつも本当にありがとねぇ〜!!」
でまた握手。青バラ、ちゃんと認知されてます!!これから花束企画は青いバラで続けるとよさそうです。
「実はもう一人、本〜当に来たがってた人がいたんですけど、どうしても都合がつかなくって」
「そうなんだ〜残念だったなぁ〜」
注)当然エラい人のことです。
クラブイベントなんて来た事なかったけどデカ音は気持ちいいとか…個人的にはライブハウスの方が…とか、でも今夜は楽しかったとか…色々話をして、今日はスタッフってことだったから最後まで遠慮しとこうかと迷ってたとか話すと、
「まぁ声優さんのイベントじゃないしね〜。」
「でも私はこういうのも大好きだからさ〜」
ハイ。それは一晩見ててよく分かってますです…。
で、この間、幸運にも本当に通路に誰もこないので2対2で話は進み、管理人的に思い切って
「実は私、模型でフィギュア作ってるんです。」
と、携帯電話の待ち受け画像「指輪水月」を見せると
「うわっ!水月だっ!!これ、あれだよね?指輪の!」
うわ〜一発で通じた…作っててよかった…。
姐さんからゆかりちゃんに説明
「これ私が担当したキャラクタなんだ」
「そうなんだぁ」
「ごめんね〜今日はあの指輪してないんだけどさ」
「多分、この指輪の名場面をアマチュアで初めて作って出したの自分なんです」
「わ〜すごいね〜いいなぁ〜ふ〜ん」
気合入れて作ってプレゼントしたくなってきた。
で、ゆかりちゃんを交えた話に戻り、
「今日は智秋さんとこの告知で来てみたけど、お陰でバニクリのDJゆかりとも知り合えたので本当によかったです」
「こちらこそです〜」
「話したら御互い地元同士だったし」
「そうそう」
「ふ〜んそうなんだぁ」
最後に記念写真を撮らせてもらえることに。3人ショットと2ショット(姐さん&ゆかりちゃん)。
[_(智)(管)(ゆ)_] と [_(智)(異)(ゆ)_] と [_(智)(ゆ)_]
※女神&天使の2ショットは本山blogに掲載されるかもです。
そしてこれからも応援しますから〜という中で智秋姐さん本人より生告知が!!
「ゾイド出るから!!ゾイド!!谷山紀章だけじゃないよっ!!絶対に見てねっ!!!」
了解であります∠( ̄∧ ̄)ビシッ
◆最後に
いやいや長丁場は真剣に辛かったです。腰に来ました。結局朝帰りで昼まで寝落ちしちゃいましたし。話し込んだり写真を撮らせてもらえたり、今までの経緯から逝くとちょっと出しゃばっちゃったかなぁ?と思わないこともないのですが、ゆかりちゃんのご好意に甘えさせてもらいました。多分、年代がすごく上の2人組なのでかえってよかったのかもしれません。
本当にありがとうございました。スタッフの方も一晩お疲れ様でした。
これからはバニクリゆかりも要チェキと思う管理人でした。
#撮らせていただいた写真は諸事情を考慮した結果、掲載しないことに。ご理解を。
#それと最後までバニクリの正体を知らない管理人を許してください。これから調べますからm(_ _)m
#追記:管理人はバンドマン崩れなのでこういうハコの雰囲気自体は慣れてます
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