カスタマイズ講座 その10
フェイス・カスタマイズ/ウィンク
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 SDウィンク・カスタマイズ
 今回はのの(悠ちゃん)をウィンク・カスタマイズしました。

化粧おとした.. 化粧落とし

 カスタマイズ準備開始です。
 グラスアイを外し、まつげを取り除き、化粧はシンナーで落としました。
 次にやすりがけをして表面を整えます。
 (やすりはスーパーファインくらいが適当)

 表面の油分を落とすため洗剤で洗い、十分に乾燥させます。これで準備完了。
パテ盛り準備 パテ盛り準備

 ウィンク改造なのでパテを盛るのですが、その前に下地の準備。
 グラスアイにテープを貼りパテをはがし易くなるようにして、つぶる方の眼に仮留めします。
 表面に貼るテープはできればセロハンテープよりテフロンテープの方がベター。
 紙ベースのマスキングテープも付いてしまう事があるのであまり適してません。
パテ盛り まぶた成形(パテ盛り)

 パテは接着する境界部分に泡等が入らないようにしっかり押しつけます。 量は切削成形するので多めに盛ります。
 彫刻刀で削って成形しますので、完全に硬化固着するまで一晩置きます。

 使用パテは、ウェーブ・エポキシパテ[軽量タイプ]。
 SDの肌の色と少し色調と明度が違いますが、なんとか化粧でごまかせる範囲かと....
パテ切削成形 まぶた成形(切削)

 パテが固まったら、彫刻刀やアートナイフで削ってまぶたを成形します。
 まつげを付けるために、完全にふさがずスリットを作ります。

 形を大体整えたら、やすり(ファイン)で最終的な形に仕上げます。
 グラスアイはこの時点で外します。
やすり仕上げ まぶた成形(仕上げ)

 アートナイフを使ってまぶたの縁などの細部を整形します。
 やすり(スーパーファイン)で継ぎ目の段差が無くなるようにし、表面を滑らかにします。
 化粧準備のため洗剤で洗浄し乾燥。
 メイクを付きやすくするため、全体に軽くつや消しクリアを吹きます。(30cmくらい離して数秒程度)
 まぶた部分にサーフェイサは塗っていません。
下地メイク メイク

 眉、アイラインの描き入れ。 アクリル系絵の具(リキテックス)と色鉛筆を使用しています。
 シャドウ、チークはパステル粉で入れています。 まぶたの色違いをごまかすには反射率の高いパール系の物が良いようです。 メイク定着のため、つや消しクリアを吹き付け乾燥させます。
 塗装の最後はリップ。 透明感を出すためラッカー系のパールピンクを使用。
仕上げメイク メイク(仕上げ)

 メイクを細部修正後、まつげを貼り付けます。
 今回はダークブラウン。
 付けまつげは粘着剤を落として、カールしている内側に接着剤を塗り直します。(接着剤はセメダイン・スーパーXクリアを使用)
 目尻の方から貼っていき、目頭の少し手前でカットします。
 接着が終了したらまつげの先をカットして長さを整えます。
グラスアイ装着 メイク(グラスアイ装着)

 まつげの接着剤が完全に乾燥したら、グラスアイの装着です。
 表情・目線を確認しながらグラスアイを固定します。
 固定はパテでも良いですが、グルーガンがお勧めです。
悠ちゃん完成の図 完成

 悠ちゃんの再組み立て完了。

 元通り組み立てて、ウィンクSDの完成です。