カスタマイズ講座 その2
SDメイクアップ/お凛ちゃん(旧メイク)編
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 SDメイクアップ お凛ちゃん編 ソリッドタイプの化粧です。
 この講座は、「HAPPY DOLLS PLUS」にて発表したものを加筆修正したものです

 自己流化粧法を紹介しています...  あまり参考にならないかもしれないが...
準備

 ベースは「白のの」です。
 元の化粧をすべて落とします。
 溶剤(アクリル塗料シンナー)洗剤(家庭用・風呂掃除用洗剤で可)で洗浄。
 必要に応じ、削りで表情を付けることもできます。
 今回は表情を柔らかくするため、鼻を少し低く削りました。
 (刃物を使うから気をつけて)
 当然、スポンジヤスリで磨くのも忘れずに。

 パステルや色鉛筆で化粧を施す場合は、表面処理しないと付きが悪くなります。
 保護も兼ねて、つや消しクリアコートを軽く吹き付けます。
 耳にピアス穴を開けるときは0.7〜0.9mm程度が適当です。


洗浄後


基本化粧後
化粧 その1

 ベースとなる化粧です。
 まぶた内側(必要に応じアイシャドウ、口紅下塗りも)を塗装します。
 使用塗料はアクリル系のリキテックスかラッカー、筆かエアブラシで描きます。ソリッドタイプの化粧でも薄めのほうが良いみたい...というかその方が無難。
 SDの場合、地肌の色が黄色みがかっているため、ピンク系よりオレンジ系の色が合うようです。
 でも、仕上がりを見るとピンクも華やかでいいんですよ。結構、迷いどころですね。

 基本化粧後にクリアコートを吹く場合は塗装を薄め(あたりを付ける程度)にし、クリア後に色を足します。
 クリアコートで色が流れることがあるので、一度に厚塗りせず少しずつ乾かしながら吹き付けます。
 最近はネイルアート用のトップコートで流れないアクリル塗料もあります。
 チークを入れる場合は、パステルを紙にすりつけて粉にした後、指等でのばして着け、筆で余分な粉を落とします。
 この場合、定着するためにクリアコートをごく薄めに吹き付けてください。
化粧 その2

眉の描き入れ。
 完成時の表情がここで決まってしまいます。
 失敗を防止するには、マスキングテープ等でテンプレートを創ることをおすすめします。
 ナチュラルメイクにするときは、パステルや色鉛筆を使用します。
 眉を寄せると「困ったちゃん」から「いじめてちゃん」になりますので、そのあたりは加減してくださいね。

まつげの描き入れ。
 付まつげを使用する場合は短めに描きます。
 アイラインの修正もこの時点で行います。

口紅上塗りはクリアやパールメディウムを混ぜて光沢を加えます。
 化粧は、ナチュラルメイクなら薄めに、ゴスロリをめざすなら濃いめに。


眉、まつげ描き入れ
口紅上塗り後


まつげ貼り付け後
化粧 その3

まつげの貼り付け

 最初にまつげに付いている粘着剤を、綿棒に溶剤を含ませてふき取ります。
 まつげをまぶたに合わせて、好みの長さで切ります。
 次に接着剤(セメダイン・スーパーXまたはビニル用)を塗りますが、まぶたの縁の内側に貼り付けるので方向に注意してください。
 接着剤はまつげとまぶたの縁の裏側の両方に塗ってください。
 目尻の方から合わせながら貼っていきます。

 通常は上まぶただけで十分です。
 下まつげを付ける場合はできあがりのイメージをよく考えてからにした方が無難かも。
仕上げ

ドールアイの取り付け

 固定用パテ・ワックス、グルーガン等を使用して、ドールアイを固定します。
 視線の合わせ方でも雰囲気が変わりますので色々工夫すると良いと思います。
 変に視線を合わせたり、三白眼にすると、非常に怖くなる...。
 写真は今回、22mmグレーを使用しました。

ドールアイの大きさは、
 サラ・きらタイプ 18mm〜20mm
 のの・リオタイプ 20mm〜22mm
くらいが適当です。
 ドールアイには、グラスアイ・アクリルアイ・シリコンアイなどがあります
 値段は高いですが、アンティークドールアイもなかなかです。


ドールアイ取り付け後
 最後に、かつらをかぶせて完成。\(^o^)/

 かつらの固定には、粘着付面ファスナ(ベルクロ、布パーティション用両面テープ)、滑り止めゴムを使用します。

 ピアス等のアクセサリーは人間用がそのまま使用できます。
作業のまとめ・注意
 上記の方法は、筆者が行っている方法ですので、みなさんはこれを参考にして自分の方法を創りあげていってください。 描き入れの順番等は化粧方法によって多少異なります。ご注意ください。

 (2004-06-28 コンテンツメンテナンス)