小物製作工房4 −ストッキング製作記−
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 ストッキング製作記    … SDサイズのストッキング製作です
 パンティホース製作記 … 市販品のシーム(縫い目)が気に入らなかったので、自作しました
 ストッキング製作記
  SDサイズのストッキング製作です
パターン・裁断
採寸結果を元にパターンを作成。このとき生地の伸縮を考慮して寸法を決めてください。 縫い代は最低でも5mm程度とったほうがよいと思います。
くるぶしとひざ部分は少し細くしないと、履いたときに膝の裏などがフィットせず見た目が悪くなるので注意。
縫製
最初にガーター部分を縫ってレースを付けます。
糸もニット用の伸びるタイプをお勧めします。

あとは、写真のように筒に縫います。
縫いにくい時は、トレース紙などで挟むのも良いかも。

ロックミシンが有れば、文句なし。巻きロックでね
完成
白ストッキング、黒レースのガーターつき

ストッキング本体素材は、ストレッチチュールを使用しています。
他に、パワーネット(ソフトタイプ)もお勧め。

レースは当然ストレッチレース使用。
幅は5〜15mm程度が見た目がいいです。
色違い品
同じく黒ストッキング、こちらは白レースのガーター。

完成品を見ると、ひざとくるぶし部分を細くする理由がわかると思います。

形状が簡単なので、誰でもできます。
ぜひ、試してみてください。

 ★パンティホース製作記
  市販品のシーム(縫い目)が気に入らなかったので、自作しました(2003-07-22追加)
縫製その1
通常のストッキングをウェストまでの長さで縫います。
股上部分は太腿と同じ太さでいいです。
ミシンは通常のミシンでもできますが、ロックミシンをお勧めします。(巻きロックに設定)
めんどくさい人は筒状の袋に縫ってもいいでしょう。
縫製その2
ストッキングの横部分を股部分からウェストまで裁断します。
股部分からウェストまで斜めに切りますが、ウェスト部分が左右合わさってウェストサイズになるように切ります。
縫製その3
股部分を縫合します。
この部分が一番縫いにくい部分です。
縫製その4
ウェストにストレッチレースを付けます。

…これ、あとから付けたけど、先に付けておいた方が楽です。
完成品(前)
前から見たところ。

通常の人間用パンティホース(パンティストッキング)と同じです。
市販されている人形用と違い、サイド部分には縫い目が見えません。

完成品(後ろ)
後ろから見たところ。

通常のシーム付きパンティホースのように縫い目が脚の後ろに直線でできます。

レオタードやバニースーツ、ミニやタイトなスカートの時、この縫い目の位置が見た目に重要な役割を果たします。

思ったより簡単にできるので、試してみるといいかも…
(こだわりの世界ではあるが……)