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カブトムシを育(そだ)てよう



「わっ、カブトムシだ!」

大きな体に強(つよ)い角(つの)・・・
どんな虫もよせつけない
昆虫(こんちゅう)の王様(おうさま)だ。

カブトムシの飼育(しいく)にチャレンジしてみよう!



準備(じゅんび)
飼育(しいく)
  • 飼育ケース・・・ふたつきのもの
  • 昆虫(こんちゅう)マット・・・なければ腐葉土(ふようど)でもいいよ。植物用(しょくぶつよう)のものは殺虫剤(さっちゅうざい)が入っていることがあるので注意(ちゅうい)する。
  • とまり木・・・つかまったりかくれたりするためのもの
  • エサ・・・昆虫ゼリー、みつ など


採集(さいしゅう)
 北海道(ほっかいどう)の雑木林(ぞうきばやし)や山林(さんりん)には、カシワやミズナラ(あたたかいところでは、クヌギやコナラ)の木があります。木の傷(きず)ついたところからは、樹液(じゅえき)が出ていることがあります(写真の黒いところ)。ここには、いろいろな昆虫(こんちゅう)たちが集(あつ)まってきます。そんな場所(ばしょ)を見つけたら、暗(くら)くなってから見に行ってみましょう。カブトムシが来ているかもしれないよ。たくさんとりすぎないようにね。



飼育(しいく)
 カブトムシを育(そだ)てるには、昆虫(こんちゅう)マットを使(つか)うと簡単(かんたん)だよ。そのほか、太(ふと)い木の枝(えだ)やエサを入れるための木などが売(う)られているよ。
 入れものを用意(ようい)しよう。こわれた水そうなどでもいいよ。ガラスがわれているときは、安全(あんぜん)に修理(しゅうり)したものを使(つか)おう。飼育(しいく)ケースなどでもいいよ。
 昆虫(こんちゅう)マットを入れよう。乾(かわ)いているようだったら、水でしめらせておこう。適当(てきとう)な水分(すいぶん)があった方がいいよ。(ぬらしすぎはだめ!)つかまったりかくれたりするための木も入れてあげよう。
 カブトムシをいれてあげよう。はじめは、おちつかないようすであちこち動(うご)きまわるけど、だんだんおちついてくるよ。エサの昆虫(こんちゅう)ゼリーを入れておくとおなかがすいたらよってくるよ。
 カブトムシの成虫(せいちゅう)は、飛(と)ぶことができるので、かならず網(あみ)のふたをして、直射日光(ちょくしゃにっこう)のあたらない風通(かぜとお)しのよいところにおいてあげよう。




やってみよう
  • カブトムシをつかまえてこよう。
  • カブトムシが気に入りそうなすみかを作ってあげよう。
  • オスとメスがいれば、繁殖(はんしょく)にチャレンジしてみよう。
  • カブトムシをウォッチングしてみよう。
  • このホームページをヒントに、ウォッチングレポートをつくってみよう。



きをつけよう
  • つかまえるときは、たくさん取りすぎないようにしよう。
  • 林の持(も)ち主(ぬし)のゆるしをとってから採集(さいしゅう)しよう。
  • 生きものたちがたくさんすんでいるので、乱暴(らんぼう)な行動(こうどう)はしない。
  • 採集は、おとなと一緒(いっしょ)に行(い)こう。
  • 飼(か)うときは、虫の身(み)になってしっかり世話(せわ)をしてあげよう。
  • 昆虫(こんちゅう)マットは、カラカラに乾燥(かんそう)しないようときどき霧吹(きりふ)きなどでしめらせておこう。
  • 卵(たまご)は手で直接(ちょくせつ)さわらないようにしよう。(死んでしまうことがある)
  • エサがなくなったときや飼(か)い続(つづ)けることが難(むずか)しくなったときは、もといたところにかえしてあげよう。
  • もし、死(し)んでしまったら、標本(ひょうほん)にして大切(たいせつ)にしたり、お墓(はか)をつくってあげたりしてね。


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