ねつききゅうは力もち... アップデート...1999.4.17...

たいとる 

たいとる ワーイ!

 雪だるまがたくさん・・・


 あなたも、気球(ききゅう)で

 雪だるまを持ち上げてみませんか。

 そして 熱(ねつ)気球には、

 どれくらいの力があるのか

 調べてみましょう。

 さあ、

 「熱気球は力持ち」にチャレンジ!



じゅんび

ききゅう ビニールぶくろ(80cm×65cm あつさ0.013mm:高みつどポリエチレン)、エナメル線またはピアノ線(太さ0.3mm 長さ60cm 1本)、エナメル線(太さ0.3mm 長さ12cm 3本)、エナメル線(太さ0.4mm 長さ15cm 1本)、わた(2cm×2cm)
雪だるま はっぽうスチロール板(30cm×40cm あつさ1cm)、作った雪だるまを入れるはこ(1)、糸(5m)、木工ボンド
りりく台(だい) あおりゴム(太さ5cm 高さ5cm 2個)、アルミぼう(太さ5mm 長さ1m 2本)
どうぐ 角材、はんだごて、はさみ、セロテープ、はり、ペンチ、アルコール、スポイト、チャッカマン、ガムテープ、ドライヤー、はっぽうスチロールカッター、あつ紙、水性ペン
売っているところ ほうそうこんぽうざいりょう店(ビニールぶくろ、プラスチックコップ、スポイト)、きょういくきょうざい店(エナメル線)、やっきょく(わた、アルコール)、ホームセンター(はっぽうスチロール板、アルミぼう、あおりゴム、かくざい、木工ボンド)、ぶんぼうぐ店(りょうめんテープ)




ききゅう
せつだん
  1. ビニールぶくろの口の両はし15cmの所をそれぞれななめに切り取りせまくする。(ふくろの切るぶぶんを角材にまきつけ、角にそってねっしたはんだごてでこすると、切り口がとけてきれいにせっちゃくされる)
  2. 口のぶぶんにピアノ線をなみぬいのやり方で通し輪(わ)にする。ピアノ線の両はしはペンチでよじっておく。


エナメル線
えなめるせん
  1. 15cmのエナメル線のまん中に、12cmのエナメル線(3本とも)のはしをたばね、そのぶぶんを4本ともがっちりとよじる。(エナメル線を引っぱってもぬけてこないようにする)
  2. 12cmのエナメル線を3方にまよこに開く。
  3. 15cmのエナメル線はまっすぐに立て、上にわたをかるくまきつける。下は、つりばりのようにまげておく。


雪だるま
ゆきだるま
  1. あつ紙で雪だるまのかたを作る。(上底3cm下底5cm高さ8cmの台形から1個の雪だるまを作る)
  2. かたに合わせてはっぽうスチロールの雪だるまを30個ほど作る。
  3. 気球を上げたい長さの糸を用意する。はりに糸を通し、雪だるまの頭のぶぶんに糸を通していく。
  4. 雪だるまをおなじかんかくにならべる。(糸の長さが3mならかんかくは10cmくらい)
  5. 糸とはっぽうスチロールがせっするぶぶんに、木工ボンドを少しつけこていする。(かたがわだけでよい)
  6. エナメル線にとりつける方の糸をわにする。


組み立て
えんじよう
  1. エナメル線の3方に開いた先を、それぞれピアノ線にまきつけこていする。
  2. エナメル線のつりばりのようにまげておいた所に、雪だるまの糸のわを引っかけ、とれないようにエナメル線をよじる。(糸がはずれてこないか引っぱって、しっかりたしかめる)


りりく台
  1. テーブルの上に15cmくらいはなしてあおりゴムをおき、ガムテープでこていする。
  2. アルミぼうをさす。
りりくだい
  1. アルミぼうの先に、デジタル温度計のセンサーを取りつける場合は、気球がりりくするときに引っかからないようセロテープをまいておく。(コードのぶぶんにもセロテープをまいておくとよい)



さあ、熱気球で雪だるまをもちあげてみよう!
ゆきだるま
  1. 気球をりりく台にセットする。
  2. 糸がからまないようゆきだるまをならべておく。
  3. ドライヤーで、気球の中に空気をおくり、少しふくらませる。(ほのおが、ビニールぶくろにふれないようにするため)
  4. わたのぶぶんにアルコールを2〜3mlくらいしみこませる。
  5. チャッカマンで火をつける。
  6. しばらくすると気球はふわふわういてくる。
うちあげ
  1. 雪だるまを持ち上げながらどんどん上がってしていくよ。



トライ

工夫してみよう
  • よくあがるようにするためにはどうしたらよいのだろう。
  • 気球の重さをはかってみよう。できるだけかるくするには、どうしたらよいだろう。
  • 持ち上げる力はどのくらいあるのか調べてみよう。
  • おもしろい熱気球にするにはどうしたらよいだろう。
考えてみよう
  • あたたまった空気は、どうなるのか考えてみよう。
  • 熱気球があがるしくみを考えてみよう。
おわりに
  • じっけんするときは、かならずおとなの人といっしょにやってください。
  • 火のあつかいややけどには十分気をつけましょう。
  • ビニールぶくろの気球は、風があるとあげるのが大変やっかいです。風がないときは、外でもできますが、風があるときは、たてものの中などでやることをおすすめします。
  • 気球の糸が切れ、本体がどんどんあがってしまうことがあります。室内では天じょうにぶつかって気球がかたむき、ほこりなどに火がつくととてもきけんです。十分安全をたしかめておこなってください。
  • ほんものの熱気球のくわしいデータは、北海道上士幌(かみしほろ)町役場 商工観光課(しょうこうかんこうか) 熱気球係で教えてくれます。
  • 新しい発見やもっと知りたいこと、楽しいアイディアなどがあれば、メールでお知らせ下さい。


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