"vsIOG"とは?
宮城県のショップ「仙台フロンティア」、チーム「F.O.S」が開催していた「F.O.Sサバイバルゲーム大会」に、岩手県内各チームが合同で参加する為に、
イベント専用特設グループ「岩手作戦群」を便宜的に結成していました。
10年間続いた「F.O.Sサバイバルゲーム大会」が、2009年大会で終了することになり、これまでの大会参加で得た繋がりを、
大会の終了と共に終わらせるのは勿体なく、また、地元フィールドで同様な志を持ったイベントが出来ないかという思いから、
「岩手作戦群」有志メンバーが中心となって、2010年に「vsIOG」を岩手県花巻市内で初開催しました。
特徴として、本来のサバゲではチーム分けを行い、目標を陥落させるために「撃ち合い」を行うのが一般的であリますが
当イベントでは各陣営を「仮想敵部隊」「訓練部隊」と位置付け、作戦立案、指揮統制、物品調達、実動展開等をシミュレートするゲームに特化しております。
(あくまで運営側の思惑というか意図する所、という意味ですがw)
仮想敵部隊、訓練部隊共にこういった機会がなければ一緒にゲームをすることができない方々が多くいらっしゃると思います。
通常であればそれぞれのチーム員を二分して、赤チームや黄色チームに編成を行うところですが、
普段「強制的に」分かれてしまうメンバーでチームを編成できたら…元々のチームを最大限活かした状態でゲーム出来たら…
これを満たすための「所在地による陣営決定」であり、元々のチームの力を存分に発揮してもらおうと考えております。
また、参加チームがそれぞれ持つ「組織力」を今度は「○○作戦群」という形の「組織力」へ昇華させていく過程こそが
東日本大震災にみられた「絆」、「結(ゆい)」に繋がるものではないか、と勝手に思っております。
では、なぜ「訓練センター」における「訓練」なのでしょうか?
第1回vsIOG閉会式で「訓練は血の流れない戦闘であり、戦闘は血の流れる訓練である」と述べました。
これは高度にシミュレートしておけば、あらゆる事態に対応できる事を表した文面であり、訓練を確実に行う事で実際の戦闘はたやすくなる、との教訓です。
両者が異なるのはただ一点「血が流れるか流れないか」だけ。
趣味であり、休日の余暇ではありますが、むしろ参加者の皆さんにも「シビアな感覚をもって参加して貰いたい」との思いから
あえて訓練センターにおける訓練、と銘打ってます。
サバゲにプロはいませんが、「プロフェッショナルな方々」こそ実戦より訓練を重要視するものです。
シビアさを求めるなら「実戦」の方がよくね?との声もあろうかと思います。
ですが「訓練」もせずにいきなり「実戦」なんてのは古今東西、「戦争末期の当事国」か「映画の中」ぐらいしかありえません。
各陣営共に手加減せず、ガチンコの戦いを繰り広げる。
持てる人員を、装備資機材を、頭脳を、ネタをw、全て集中して戦いきった結果が過去のvsIOGの結果であると信じております。
「諸君、今年もこの時期が来た。存分に戦うがよい・・・」
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