コーヒー豆の自家焙煎   2004年2月16日更新

A.道具と火加減


焙煎に使用している豆煎りです。 20数年前に自家焙煎を始めてから使っている物です。
昔はこれであられを煎っていましたが、現在は家庭であられを煎ることもほとんど無いので売っている店も少なくなっているようです。
フライパンで炒る方法が生豆の袋に書かれていますが、こちらの方が良いと思います。


ガスコンロの火加減は、トロ火と中火の中間くらいにし、炎から5cmくらい離して焙煎しています。
始めて焙煎をする方は、何度か試して自分に合った火加減と炎からの距離を見つけてください。あまり火を大きくすると煎りムラが出来やすいので中火以下がよいと思います。

B.生豆から焙煎終了まで
1 豆煎りに、適量(100g位)の生豆を入れます。

焙煎が終了すると豆の重量が約20%減少しますので、出来上がり量の20%増しの量を入れると良いでしょう。

2 豆を前後・左右、右回り、左回りを適当に組み合わせて素早く揺り動かします。

ガスコンロの火加減は、上右の写真程度にしておきます
3 1〜2分で豆の色が薄いきつね色に変わり始め、表面についていたシルバースキンが豆からはがれてきます。
4 4〜5分できつね色に変わります。
5 豆のはじける音がします。

左の写真は、ライトローストの1歩手前です。
6 何度か豆のはじける音がします。
左の写真は、ミディアムローストに近い状態です。
私は、このくらいの煎り方が好きなのでここで焙煎を止めます。
(この後焙煎を続けると深煎りになります。好みに応じて適当なところで止めてください。)
出来上がりの豆とシルバースキンが混じっていますので屋外で団扇であおぐ等してシルバースキンをとばすと同時に豆を常温まで冷やします。
7 焙煎終了後は、ガスコンロの周りに豆煎りから飛び出したシルバースキンが落ちていますのできれいに掃除しておきましょう。

Warning!
きちんと掃除をしておかないと台所の主から「焙煎禁止」と言われるかもしれませんょ。


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