JacoPastorius:
いわずと知れたBass界の巨人 大学に入学してBassを弾き始めて、影響受けまくり。 いまだに練習中。お勧めCD: JacoPastorius Word of Mouth Birthday Concert Twins I II HeavyWeather(WaetherReport) |
Word Of Mouthのこと
衝撃的なのは1曲目のクライシス と 4曲目
かなりアバンギャルドな香りの漂う2曲。
1曲目は、BassパートをTB-606ベースマシーンで入力して、それを聞かせながらソリストにばらばらにレコーディングし、JacoがMixDownしたというもの。
出だしの超高速4Beatの数秒だけJacoが手弾きしているが、そこから違和感なくTB-606にSwitchしている。
統一感がないといえばまったくない、けど、ばらばらのメロディがJacoのベースを通して集合離散を繰り返して聞こえるところが、すごい。
4曲目はアナログだとB面1曲目にあたる曲。組曲風のモチーフのつながりになっている。
JacoがBassistのJacoらしさを出した1曲。
バッハの半音階幻想曲->ブラックバード->ディストーションソロ
と、アイディアがテクニックがちらちら垣間見える。Disc全体をコンポーザ・アレンジャーとしての雰囲気が強い中、Bassistのエゴを出したこの部分の気持ちよさは、感動的。
残りの曲は、BigBand形式のもの。それはそれなりによくできた曲。なのだが。
なんとなくね、GilEvansの香りが強すぎなのかも。
フルート・ピッコロ等の高音部の音使いが、Outすれすれなんです。