純正クーラー改造「改君」


CPUの純正クーラーを
自己満足的に改造しました

改君

ですぅ。

クーラーも、静穏化関係と同じく、「ちょっといじる」
分野の代表格です。本体への影響も少なく(致命的な場合もある。トホ)、
コチョコチョとはずしたり、つけたりして、「うむ、かなりよくなった。」
と、自己満足するわけです。今回の「改君」(自分で命名)も多分に
その範疇の取り組みなのですが、資本投下が少ない点、遊び心を
逸脱しない範囲で楽しめますね。
注意事項と致しましては、こういった「遊び」をやる場合は、決して
仕事の延長とかに使っております、メインのマシンではやらない方が
何かと気楽であります。メインのマシンでやりますと、時として「寂しい思い」
とか「自己嫌悪に陥る」とかが、間々ございます。

今回準備しましたのはこのようなものです。

これは、銅製の針金ですが、同じようなタイプでアルミニウム製のもう少し太い
針金を使いました。100円均一ショップで求めました。当然の事ながら100円
(税別)であります。

で、何をやりますかと申しますと

左の図のようにヒートシンクの断面はなっておりますから、この谷間にですね、
右の図のような「日光いろは坂」状態のアルミの針金を、はめ込んでいくわけです。
端まで行きましたら、又、折り返して、行ったり来たりを針金がなくなるまで繰り返し
ます。ヒートシンクの谷間から両端5p弱、針金がはみ出した状態で繰り返すのです。
しばらくは、人には見せられない、黙々とした作業になります。終わりましたらば
細いドライバーで、谷間の底に向けて針金をしっかりと押し込みます。
この後、両端の針金を上方へ向けて全体に折り曲げます。(一見手順通り―に
思われそうですが、そのままやりましたら、メモリーに当たるは、コンデンサーに当たるは
で、ひとます上方へ退避と相成りました。)
ひと汗かき終わりますと、このような怪しげな物が出来上がります。



おお、何と表現しましょう。枯れた「カイワレ」。金髪の「サザエさん」。

上から、静かに(別に静かでなくても良いですが)ファンを装着しますと
これ、この通り―ぃ。・・・ちゃんと冷えるのかな。(汗;)

さながら、ファン付の「ロボット蟹」ですな。歩き出さんだろな。

本体に装着しますと、このようになります

なんとも、手前のメモリーの緑と、色の調和が絶妙ですな。
「われ、金色の野に立ち・・・」ありましたね、懐かしい素敵なアニメ。

測定の結果は、掲載しませんが、負荷をかけて走らせました後の
温度も若干(若干ね)、低めのようでした。
(2002/08/24)


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