〜するつもりだ(?)

するつもりだ
BD133u ( Iwill )


(2003/03/29)

Iwill」力強い社名でございますね。「やるぞ!」てな感じが伝わって まいりますね。もちろんこれも台湾のメーカーでありまして、ものの本 によりますと新荘市という台北市の近くにあるようでございます。

 このメーカーのマザーボードとしての接点は後のことでございまして、 初めはハードディスクの転送規格でUATA66とかUATA100とかありま す、あれの(「あれ」じゃわからんがな)PCIバスに挿しますコントローラ ーカードであるとかですね、あるいはこれの本家筋に当たりますRAID カードとか、Slot1でSoket370のCPUを使いますときに使用しますドー ターカードなどのメーカーとして承知しておりました。

当時、BXチップはATA33までの対応でございましたので、データの転 送規格として高いATA66対応のこのカードを愛機に装着すべく、張り 切って電脳街へ赴きましたらば、店の冷めたお兄ちゃんが

あはっ、今のハードディスク、読み出しも書き込みも30MB/秒にも届 いてませんから、一緒ですよぉ

と夢を砕くような発言をさらりと言いおりましてナ、それでも

い、いいです。こ、これ下さい。

とカードを買って参りましたのを覚えております。考えてみますと当時 のお店のお兄ちゃんたち、これ、骨っぽかったのか、変に愛想振り撒 いての商売っ気ってのは総じてありませなんだ。そこへ繰り出す客が またこれを上回る猛者で、こうなると食うか食われるかの(大袈裟だっ ての)戦いですわね。こちらも知識をちゃんと持たなければ店の人に質 問してはいけない―みたいな感じがありました。

で、その後この「Iwill」。マザーボードメーカーとして飛躍的な発展を 遂げたかというと、そうでもございませんで今ですとサーバー系のマ ザーであるとか、AMD系のボードで見かけますが、それほど誰も彼も といった具合に買い求めるメーカーでもないようであります。それで も、名前の通ったメーカーとして必ず名前を連ねますから堅実なんでし ょうね。


今回のこの「BD133u」は、Pen3の最終コアであります「Tualatin」対 応を謳いました、815EP(B-step)チップ搭載のボードでございます。目 玉はこれと、CmediaのチップでCM8738と申しますサウンドチップをオ ンボードで搭載しまして、()左の写真のようなユニットを使いますと 5.1チャンネルのサウンドを実現できる事でございましょうか。取り急ぎ BIOSの立ち上げ画面まで動作の確認致しましただけで、何も深入り してございません。さてどうなりますことやら。


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