サウンドカードという言葉も死後になってしまうかも知れませんね。最近のマザーボードは、ほとんどサウンド機能を
搭載しております。これが、マ、オマケといえばオマケですが、普段使う分には十分なものを搭載しております。5.1チ
ャンネル、6チャンネルに対応したものもございますし、オプションでS/PDIF(デジタル・オーディオのコネクタ)の出力端
子も搭載可能でございます。
手間は省けますが、ゴチャゴチャとわざわざ苦労して組み立てたいムキには、どうしても物足りなくなりますね。
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昔は、このサウンドカードが曲者でして、IRQ(割り込み
要求)の衝突は大抵サウンドカードが原因の事が多く、
手動で設定のし直しをされた方も、多々おありかと思い
ます。
ただ本音ベースを申しますと、組立を愛するJinべぇ
なんかは、このトラブルを待ち望んでおりますような節が
無きにしも非ずで、外観は(お見せできませんが)苦渋に
満ちた表情のクセに、内心ワクワク・ドキドキが実態で
す。
もっともこれ、我が家ではとっくに見透かされておりま
すが・・。
「今度の土曜日もまた、お客さんとゴルフだよ。った
く。」と言いながら、妙に目を輝かせて出かけていく ―
アレと同じ事ですね。奥さん方、騙されませんように。
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えー、それはともかく、方や音の追及にコリコリになっ
ておられます「音が命」といった向きは、「オーディオ・プ
ロセッサー」と称します、USB接続の外付けのデバイス
の方へさっさと鞍替えなさいます。
雑音も拾わず、CPUへの負荷も軽減できますので、よ
ろしい様です(Jinべぇ未体験。高いの、これ(涙))。
要するに一般でいうところの音楽鑑賞と言う事になり
ますと、オーディオ機器で事は足りますので、パソコン
がらみのサウンドカードのメーカーは、従来からどちらか
と言えば、ゲームの音だとか、MIDIに傾注していったの
ですね。
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で、本日のMUSE XL 本体はと申しますと、商品のサ
ブタイトルにGamesurroundとありますように、「ゲーム系
の迫力あるサウンドが楽しめますよ」と暗に匂わしてお
ります。
搭載のオーディオプロセッサーは、お馴染みのCMI-
8738であります。なんだか以前のSQ2500と比べます
と、基板上もスカスカで頼りなげですが、もともとオマケ
に惹かれて求めましたので、文句は申しません。
I/Oもフロント・リア各スピーカへの出力、マイク入力、
LINE 入力、ゲーム/MIDI用のポート、基板上のCD,
AUX入力と、きわめてオーソドックスでございます。 ↓
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さてフロク。
まず、なんと言っても、このヘッドセット(↓)でございます
ね。Jinべぇなんかは古いので、これ着けておりますと、
宇宙船に乗っているような感じですね。
物としてはこれだけです。最近のオマケの代表格であ
ります携帯のストラップもございません。
あとはバンドルされたすソフトウェアー群(これが曲者
なんだが)。
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まず、かの有名なYAMAHA SoftSynthesizer、
それからPowerDVD 3.0のフルバージョン(これもご存知のDVD再生ソフトですね)
MediaStation これは再生のための画面上でのコントローラーですね。
あとはMusicMatchというmp3のエンコードソフト、
その後はよくわからず(と言いますより、英訳作業勘弁してください)名前だけを記しますが(え、少しだけでもやれっ
て?はいはい)、
Kool Karaoke(tm) VERSION 1.0(これはカラオケソフトでございますね。お試し版で曲数の限定があるようですが)、
SirenXpress(これも再生ツールのようだなぁ)、
AcidXpress(こちらは作曲ツール?これも回数に制限がありますね)、
Gamecommander2(ゲーム用のボイスコントローラー?なんじゃらほい?)、
Storm(バーチャルホームスタジオとありますのでエフェクターでしょうかね。)
と、お試し版も含めて9本のソフトが付いております。
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(顛末記)
かくして、カードを挿しこみ、ドライバソフトを入れまし
て、上の9本を片っ端から入れましたらば、音も出ず、操
作もEnglishで
「慣れるまで時間がかかりそうだなぁ。厭だなぁ。」
で、今回ばかりはこの段階であっさり、アンインストー
ルいたしまして。カードもはずしまして、すべて箱の中に
片付けてしまいました。
又いずれの時にか、よほど暇な時にでもアタックして
みる事といたします(疲)。
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