自然通気型開放式石油ストーブ

自然通気型開放式石油ストーブ
(2004/01/17)

いらっしゃいませ

やっぱり雪になりましたね。昨晩は冷え込み ましたものね。

いま暖かい、コーヒーをいれますからね。
 暮から、お正月と慌しい時が過ぎ て、つかの間の放心状態のような、
1月の真ん中です。

 放心しておりますと、成人式も過ぎ て、今日は、例のセンター試験。 こん な調子で「おっ、おっ、」と、やっており ますと1年なんかあっと
いう間です。

 目下、石油ストーブに凝っております。

 事の始めは、娘から妻へと進みました風邪であります。
妻の風邪ひきの終盤戦ころに、
「部屋が乾燥しすぎるのかしらね。」
てな話になりまして、加湿器を見に、街へと出かけました。

 多少この時期の必需品っぽくなっておりますのか、各メーカーから、高いの安いの様々 です。
 ふっと、商品の前にあります効能書きを読みますと、通常のタイプのもので1ヶ月の電 気代1700円とあります。
 妻と二人で「うわっぁ」と、なりましたが、考えますと至極もっともで、四六時中電気でお 湯を沸かしておりますのですから、そうなると言う事です。

 で、「じゃこれ、反射式の石油ストーブなんかにして、上でお湯沸かしていれば、いいん じゃないの?」てなことになりました。
 部屋は暖まるし、湯気も出る。もともと直に燃焼させておりますから燃焼時に水分も出 ます(化学反応式ね)。

 あっさり、やめて帰宅致しました。
つくづく考えますと、変な悪循環です。直接物を燃やして、煮炊きをしたり、暖をとったりの 時代から、安全と銘打って電気系の暖房へ、石油系もファンヒーターへ、挙句が「部屋が 乾燥するから」と、加湿器を導入して。 
― 何やってんでしょうね、人間て。

 旧来の石油ストーブは、例の2000年問題の際に、リサイクルショップで求めまして、そ の完成度の高さに惚れ惚れしておりましたが(電気不要、ファンの音はなく静か。etc)、 再度見直しました次第です。
 静かな冬の夜に、赤い炎がチロチロ燃えて、上でヤカンのお湯がシャンシャンと沸く。 時々の換気で外気の冷たさを感じて。

 そんな環境がすぐ帰ってきます。