とことんコンパクト

とことんコンパクト
MINOLTA DimageX20
(2004/02/01)

 かなり迷いに迷って、持ち運びの気にならないデジカメを買ってしまいました。(まだ、内緒にして あります。(汗))

 複雑な状況ですが、取りあえず1台。
何かと申しますと、娘もこのところ非情に、デジカメを多用しております。
彼女は、ポンコツの1台を、だましだまし、使っております。
 私は、「さぁ、撮るぞ」といった時はともかく、どこへでもポケットに忍ばせて、パチパチやる一台 が、やっぱり欲しいと思っておりました。

 もともとそのポンコツも、それ用に、中古品を求めたのですが、電池ボックスのしまりが悪く、「ど こでもパチパチ」やるには、扱いが悪いと、あっけなく放電してしまい、かえってストレスがたまる状 況でございました(ですから、娘が使いこなしておりますのは、ある意味で驚異でありまして・・)。

 求めましたのは、
KONIKA MINOLTAさんのDimageX20という機 種です。もともとこのXシリーズは初代から数 えますと3種類出ております。
「Xt」がこれの兄貴分に当たりまして、画素数 が多く、サイズも一回り小さくなっております。

 正面から見ますとこのようになっておりま す。
 これの最大の「売り」は、光学式の3倍ズームですが、要は潜望鏡状態の
レンズの構成で、本体の中でズーミングを行いますので、一般のそれのように、レンズの筒が出た り入ったり致しません。
 もう一つの「売り」は、単三のアルカリ電池で長時間使えることであります。もちろんニッケル水素 の充電式も大丈夫ですが、これ、意外に大切な要素と私は思っております。
後姿はこのようになっております。
 上からはこのようになっており、中央よりの 小さなボタンがパワーボタンで、左の大きい ボタンが、シャッターボタンですね。
 サイドに、差込口があれこれと
ございますが左半分が電池ボックスですね、 右半分に、AC用のコネクタ。それに記録媒体 のSDメモリーカードを差し込む口と、記録出力 用のUSBのコネクターがございます。
 えー、まとめますと

基本コンセプトは
@「まぁ、かわいい!」と思わせる事。
A画質、液晶モニターなどの基本は押えて、レンズの飛び出さない光学式
 ズームを持っている。
Bどこでも手に入るアルカリ乾電池が使用可能。
Cホールド性はある程度犠牲にしても、すっきりデザインで行く。 
― とまぁ、このようになりますかね。

この辺りが、NIKONさんと違う所で、どんなにコンパクトなカメラでも、写真の基本はしっかりホールド して構えられる事。といったことを、主流の商品群でNIKONさんの場合、必ず押えております。です から(絵作りの感性が合うのと併せて)機能美という形で「あぁ、いいなぁ」と思うのは、Jinべぇは NIKONです(迷ったんだ、最後まで)。
 余談ですが、カメラ屋さんも大変だ、と思いまし たのは、これくらいのコンパクトカメラでも、ビュー ワー機能、画像編集機能あれこれ、この本体だ け持っていて、見直したり、編集したりする機能も 織り込まなきゃならんのですね。
 Jinべぇは、こんな小さなカメラの、ボタン群を操 作して、そんな事やる気にもならんですが、撮っ た画像を、その場で皆が集まって額寄せ合って 見たりするシチュエーションにも、答えなきゃなら んのだなぁ。
 カメラ作って売る人って大変なんだなぁ―と思っ た事でした。
 しつこく、「余分なもん、全部はずすと、売れなくなるのかなぁ・・・」

まだ、しつこく「アルバムとフォトレタッチソフトだけ同梱しておいて、あとはパソコンでおやりなさい  って突き放すと売れなくなるのかなぁ・・・」