8ミリビデオを多用しておりましたのは、次男坊の小学生高学年から長女の中学卒業頃までであ
ります。
きっかけは、これまた「あっけない」話ですが、長男が小学校高学年の時、部活でサッカーをやっ
ておりました。
これが、市の大会で、予想外(失礼!)に勝ち進みました。
これまた世の親の常で、勝ち進みますと、カメラを持って応援に参ります。
ところがこれ、被写体が何せ、サッカーのプレーをしているところですので、ピントが中々合いま
せん。グランドはそこそこの広さですので、標準レンズで写しましても、豆粒のような選手が転々と
写るだけです。
で、持っておりました200mmの望遠レンズを使用するのですが、こんなもなぁ、あなた、オートフォ
ーカスもないカメラで、ピントの合った、愚息の勇姿を写すなんざぁ不可能でございます。
三脚の上から、あちこち追い回しておりますうちに、試合が終わってしまって、
「え、どうだったの?」
てなもんです。それで、8ミリビデオと相成りました。
これは一々覗いておりませんでも、三脚に据え付けて、おおむねそちらの方向へ、レバーで向け
てやりましたら、ほぼ移ります。時々、コーナーキックなんかをズームしてやればよろしい。自分も
試合を、充分楽しめます。
そのような時代が少し続きまして、8ミリビデオは、おびただしい量の撮影済みのカセットと共に、
暫しお蔵入りとなります。
その後、本体は、長男が大学生の折に、「学校でちょいと使うんで借りるよ。」てな具合で、持っ
て行きまして、それきりであります。(風の便りで、とっくの昔に壊れて、使い物にならんそうナ。)
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また暫し時を経まして、家の中
の整理なんかの折に、今度は
見ることの出来ないカセットだけ
がごろごろと出てまいります。
見られないとなると、たいした
内容でもないのに、見たくなるの
が人情でしてね。
「む、み、見たい!」
と、今回はこのようなものを手に
入れました。
8ミリビデオの後の
Hi8(ハイエイト)対応の、
シャープ製「液晶ビューカム」で
あります。
こちらが前からの姿ですね。
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こちらが後ろから。
この大きな液晶画面が世に受け
入れられまして、結構なヒット
商品であったと思います。
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(前)
(後ろ:向かって左はバッテリーチャージャー)
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で、本体とは別に本体を
マウントしますパーツがこちらで
ございますね。
こちらにあります端子から
テレビ、あるいは別のビデオ
デッキに接続して楽しむわけ
ですね。
パソコンに接続致しますと
ディジタル化して保存が出来
ます。
レコード、ビデオ、今は全部
出来ます。
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ディジタル化したデータは劣化いたしませんので、よろしいのですが、目下は時間がかかり過ぎ
て、やる気にもなりませんです。これは、老後の楽しみということで(笑)。
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パソコンに接続してこのよう
に見ます。
小学校6年生ごろの次男の
試合風景でございますね。
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毎週なにやかやと試合がありましたので、市内あるいは県内をあちこち妻と、長女を引き連れて
応援に駆けつける週末の日々がかなり続きました。
妻もJinべぇも、大声で応援して、喜んだり、悔しがったりしておりました。
今思えば、結構懐かしい日々であります。
Good Old Days!
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