マザーボードの紹介欄で、このASUSTek社のものを紹介しておきませんと失礼に当たりますの
で、お一つ。
ASUSTek Computer社は1989年4月1日設立の、台湾のマザーボードのトップメーカーでありま
す。
いまでこそ群雄割拠の感がございますが、かつて、440BXチップセットの頃は、どの自作ガイドブッ
クも
『最初に買うのであればASUSのものを選んでおけば間違いありません』
てな調子でした。
特にP2B-Fというslot1のタイプのものは、自分では持っておりませんJinべぇでも名前が、さっと出
て来るくらいですから、かなりの支持を得た、定番ボードだったのだと思います。
今回入手して、ご紹介致しますのは、このASUSTek製に加えて、チップセットがATI社のものであ
りますところがポイントでございます。
このような変り種が出ますと、えー、手が出てしまいます。
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↓ 早速ご紹介したいと思いますが、こちらが外箱のですね。
横にこのようなラベルが貼ってございまして、ざっと性能がわかるようになっております。↓
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↓ 付属品のほうから紹介致しますと、IDEとフロッピーのケーブルでございますね。
それからマニュアルと、ドライバ類とかユーティリティソフトの入りましたCD-ROMがこちらです。↓
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このマザーボードはMicro ATXフォームファクターと申しまして、通常のATXのものに比べますとコ
ンパクトになっております。
隣にATXのボードの写真がございますが、メモリースロットの大きさを、ほぼ同じになるように「サイ
ズ合わせ」してありますので比較してみてください。↓
なんか、こう眺めておりますと、年々カラフルになりますですね。
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基板上はともかくとして、I/Oポートのこちら側がすごいですね。↓
向かって左側から、PS2のマウスとキーボードのポート。
次が2.0規格のUSBポート。
その横がビデオ端子。
ピンクの大きなのがパラレルポート。
その下がD-sub15ピンのモニター用の端子。
その横が、上からLAN用のポート。
その下二つが、また2.0規格のUEBポート。
その横はサウンド関係のポートで上からLine in, Line out, Microphone。
と、こうなっております。
使用頻度の少ないシリアルポートは付属品を使いまして引き出せるようになっております。
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要するに、このボード1枚で、他のカード類が要らないようになっているのが、このMicro ATXボード
の特徴であります。
もともとコンパクトさが売りなのですから、当たり前と言えば当たり前なのですが・・・。
ところがですね、一般のチップセットでこのタイプのものですと、グラフィックの能力が今一つ物足り
ないのが常なのです。
ビジネス用には問題ないけれど、ちょっとした3Dゲームをやったりするには力不足。
ということがあるわけです。
で、「ATI社のチップセット」なのでありまして、今のハイエンドクラスでは、もちろんないけれども、
何もかもそこそこ、こなしてくれるレベルのグラフィック機能がオンボードで搭載されているのは、これ
セールスポイントになりますですね。
それでも「まだ物足りない」人のためには、別のグラフィックカードを挿せる、AGPスロットもちゃんと
付いております。
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↑ こちらは、CPUソケット付近です。ケミコンが
きれいに並んでおりますですね。
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↑ チップセットのうち9100IGPはヒートシンクで
隠れてしまっておりますので、こちら片割れの
IXP200であります。
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↑ こちらはI/Oコントローラー。Winbondの
W83267THF-Aとあります。
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↑ 10/100MbpsのLANに用いますRealtekのチ
ップでございますね。
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↑ こちらはBIOSやらボタン電池、インジケータ
ー用のLEDやらでございます。
この辺りは色どりがきれいですね。
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↑ Rev.ナンバーは1.03となっております。
CPUの対応表をみますとソケット478の最新のも
のまでほとんどに対応しております。
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以上、ざっとご紹介致しましたが・・・、なにせ暑い日々が続いております。
他のマシンからCPUやらメモリーを、ひっぺがして作動させて見ようなんて、やる気にもならんもの
ですから(殴)、組み立てレポートは、季節がよろしくなってからということで、この辺で「お開き」と致
します。(笑)
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