若い頃の母は、大病を患って、以前にも書きましたように、延べ6年間ほどに及ぶ療養
生活を致しました。
Jinべぇが幼稚園から小学校にかけて母の実家で生活を致しましたのが、この時でござ
います。
本人も、もちろん節制に心掛けてはおりましたが、その後は幸い、健康にも恵まれてお
りました。
その6年間の修行のせいか、腹の据わったと、申しますか余り小さなことに、くよくよし
ない達観したところがございまして、この部分に関しましては、Jinべぇも少なからず影響
を受けたと思っております。
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昨年、買い物に出ました際、転んだ後、食も細くなりました由。
こちらは
「ショックで、一時的にそういうこともあるかも知れん」
ぐらいに思っておりましたのです。
と申しますのも、電話口で聞く母の話は最初から最後までこちらの健康状態の心配の
話ばかりでして、本人の状態については、露も話さんのです。そのうちに健康食品系の
お話に、これまた決まって、話しが移行して参ります。
「わかった。わかった。」
で、大体、話を終えておりました。
今年のお正月に、会いました際にも、あまり食べられなくなって―と、父親が申します
割には、マグロの中トロなんぞを「食べてみるか」てなもんで、うまそうに食べておりまし
た。
結局、3月の下旬から、嫌々入院致しました。
その後入退院を繰り返しておりましたが、5ヶ月ほどで他界致しました。
長期の療養生活以来、病院生活大嫌い―の人でありましたから、入院に際しては辛い
選択ではありましたが、回復を祈って止む無くと言うことでしょうか。
今にして思えば、Jinべぇの祖父母も含めて、この母方の家系は、ぎりぎりまで辛抱し
て頑張っちゃう家系なのでありますね。
「あれ、ここがちょっと変だ。それ医者へ」
てな、行動パターンは、ないのであります。
Jinべぇもその線で行く事になっております。(家系、家系)
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通夜から葬儀にかけて母方、父方それぞれの兄弟筋をはじめとする方々の弔問を受け
ていて、思いましたのですが、母の6年間の療養生活がありましたものですから、Jinべぇ
には、亡くなりました実の母以外に、母親代わりをしてくだすった方が、ごろごろ(表現良
くありませんね)、たくさん居りますのですね。
会う人ごとに、そのことを思い出して、母が残してくれた大切な人たちだと思いましたこ
とです。
今は、母の冥福を祈るのと同時に、その方たちに、いつまでも、お元気でいてくださいと
祈るばかりです。
合掌。
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