ビデオキャプチャー考

ビデオキャプチャー
LVC-MPEG2/P(Logitec)
(2006/01/22)

 パソコンの中で何でも出来てしまう―と言った消費者の心―と言うかメーカーの販売戦略は、組 み立て心を刺激する以外は、目下のところ幻影のような気が致しております。

 例えば、CDプレーヤー―プリ・メインアンプ―スピーカーのような音響専門器機には、到底及ぶも のではありません。
 今回の、『お題』であります、TVチューナーを搭載してのパソコンによるキャプチャー(テレビ鑑賞・ 録画)にしても、投資と成果の観点から言いますれば、
(極限の投資を致しておりませんので、『庶民の早計』とお考えいただいて結構ですが。(笑))
成果そのものは、市販のTV受像機の方が、はるかに優秀で手軽であります。

 それでもこの手のデバイスが結構な売り場を占めて売られておりますのは、やはり作り出す喜び ぐらいのことではないかと思う今日この頃。

 何だか、コーヒー通が最後に、たどり着くのが、インスタントコーヒーであるのと、一脈通ずるもの がございますな(笑)。


 今回ご紹介致しますのは、かつて巷で悪評の高かった(もう、発売はとっくに終っておりますの で)、LVC-MPEG2/PというTVチューナーの付きましたハードウェアー・エンコーダーのキャプチャーカ ードであります。
 要するに、廉価版ですとソフト的にエンコードを処理致しますのですね。
 これだとパソコン本体(CPU)に負荷がかかりますので、本体に頼らずに自前で処理をする。

 本体に負荷をかけないので、マルチタスクと称します、エンコード操作をしながら、他の事もやる。 或いは録画したものの編集やDVD等への書き込みもサクサクとやる。
 買う人はこれに憧れて買うのであります。

 が、電気屋に並ぶテレビの画像を確認して「これちょうだい」てな買い物と違いまして、買って帰っ て、組付けをしてテレビでも、録画画面でも見て初めて、『何じゃ、コリャ』に、たどり着くしか方法が ないのですね。我々は。
全体は、この様になっておりましてビデオ入力も 可能でございます。
入出力端子
 チップも定評のある錚々たる面々で、過去のサイト上にある販売価格は39000円でしたか?
 
 ―これなら、ひょっとして夢がかなう―なんて思った人も、かつて多かったんだろうと思います。
左から、動画入出力チップ。エンコードチップ。ビデオデコードチップ。
                
こちらは、TVチューナーでございますが、中身がよく判りません。
 Jinべぇは、この手の高額投資は一切致しませんので、ダメージは少ないのですが。

 結局これも組み入れて画像確認と、最高画質での録画でカクカクと怪しげに動くモニター画像と、 当たり前のことですがカクカクと怪しげに動く録画画像を確認致しまして、しかる後、取り外しまして、 再度、元の箱にきちんと収めてしまいました。(笑)

 そうやって考えますと、家電メーカーさんの品質保証体制というのは、本当に頭が下がりますです ね。

 さて、愚痴っておりましても仕方ありませんので、パソコンとテレビを中心とした画像のかかわり 方について考えます。

 分類致しますと、テレビ画像にしてもDVで撮影致しました画像にしても、熱心に編集致しまして、 ご自分のライブラリーとなさいます方々。こちらは経験がございませんのでどのような設備でとガイ ドなんぞは出来ませんが・・・
 テレビ番組を貯め込む、あるいはこれをDVDとして書き込む程度が一般的であると致しますと(こ ちらがJinべぇの日常でありますが)、この様な構成がよろしいかと・・・。



 この接続で、パソコンのTVチューナーからの画像と、ビデオデッキのモニターとを見てやり
ますと、その「差」がよく判ります。

 中古のビデオデッキなんざぁ、SVHSでBSチューナー内蔵、ノイズリダクション、
Y/C分離回路つきで、そこここに、ごろごろございます。
 早朝うろつきましたらば、ひょっとすると完動品が「燃えないゴミ」で出ているかもしれませんね。 (笑)

 Jinべぇの場合は、以前は家で使っておりまして、ビデオカセットを受け付けなくなった写真の
シャープ製のものを縦置きしてチューナー代わりに使用いたしておりました。

 最近はSVHSの東芝製のものにグレードアップ致しました(笑)。

 テープは使えません
ので、縦置きして、
パソコンの横っちょに
並べておりました、

VC-BF40
(シャープ製)
  
 こちらが新規参入
の中古機??? 

 A-BX6(東芝製)
 こちらはビデオカセッ
トもちゃんと動作致しま
す。
 やぁーSVHSってきれ
いですね(殴)。


 


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