いつも通り、場当たり的な対処をしております。
発端はこれであります。1枚の音楽ディスク。
ジャズシンガーのアルバムでして、中古品を入手致しました。
「お、届いたか。」
てなもんで、いそいそとCDプレーヤーにセット致しました。
音が鳴らないどころか、ディスクとして認識すらいたしておりません。
パソコンにくっついております、えー何と言いますの?「マルチメディア・ドライブ」?
最近は皆これですね、何でも対応しちゃう―というドライブであります。
これに入れても、ディスクは認識いたしておりません。
ジャケットから見ましても、あやしげな「海賊版」にしては仕事が丁寧すぎますし・・・。
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ケースを眺め回しておりましたらば・・・「おっ」
ケースの背中のところでこんなマークを見つけました。
下に何やら文字があるぞ!
何せ小さな文字でありまして、ワシらのような年寄りにはとてもとても。
拡大鏡で見ますると、「Super Audio CD」とございます。「何じゃらホイ?」
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このような時にインターネットは便利でございますね。すぐ検索できます。
読めば、21世紀のごく初期に、S社とオランダのP社が提唱した、高音質規格のCDであるら
しい(笑)。
更に読み進みますと、通常の音楽CDとは全く互換性がないそうな(怒)。しかして、この両方
を刷り込んだ「ハイブリッド・タイプ」もある由 (悲)。

あれこれ調査を進めますと、どうもこれ、万人受けはしていない状態の様。
過去の遺産を継承できない媒体の宿命って、どれもこれも同じ道を辿っていく感じがするんで
すが。
天空の城「ラピュタ」も土の上に生きようとしなくて失敗しました(殴)。
新しいものにチャレンジするのはよろしい。
それならそれで、従来のCDより1センチほど直径の大きい円盤とか。
同じものはいかん。買って聞けなきゃ泣くよ。
(もっともCDショップでも全然気付かなかった存在なのですが)
更に調べれば、同好の士の間では、その高音質と5.1ch対応といった内容は、はなはだ評
価よろしく、「これじゃなくっちゃ」という手合いも居るには、居るらしい。
聞けないとなると、聞きたぁい!

突っ込んで調べますと、これに対応したプレーヤーてのは、すごく高いんですね。調べた範
囲では370万円!くらいまで在りますね。(どんな音するんだべ!)
で、根性で調べまくりましたら、どうも販売戦略的には、二極分化しておりますようで、前述
のオーディオマニアを対象とした商品群と、もう一つは「ホームシアター」って在りますでしょ
う? あれの音楽媒体としてのマーケットを狙った商品群ですね。DVDプレーヤーの領域で、
「これにも対応してます!」といった商品が廉価でちらほら。
1万円前後ですから、先程の高級機1台で、370台分!(汗) いやいや、物の価値と申すも
のは、さような単純計算では・・・それにしても(汗)。
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街を彷徨って、店のおじさんを、値切り倒して、求めて参りました。
オーディオに接続してディスクを入れますと、このような表示が出ます。認識しておりますね。
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で、肝心の音についてはですね、う〜ん・・・。
確かに収録のスタジオの空気まで感じさせるような奥行きが出ておりますですが、MP3の
様な圧縮された形式でも便利さと楽しさは充分ありますし。
結局音楽の楽しみ方はそれぞれでよろしいのではないかと。
提供する側の前提条件も同じことかと思うのであります。
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