モバイル・あこがれ

モバイルあこがれ
TOSHIBA GENIO E550 GS
2007/06/10


 パソコンの活用−それも仕事でかなりの比率使用いたしておりますてぇと、モバイルツールへ の憧憬はそれなりに湧き出でてまいります。
 Jinべぇの過去のこの手のものに関わりました経歴を追ってみましても、NECのMobioという確 か液晶ディスプレーが6インチ程度のものを経ましてPanasonicのLetsNoteへとノートパソコンは ひたすらコンパクトをキーワードに利用してまいりました。
 「何処にいても、何でも出来ちゃう」は、ドラえもんのポケット的な憧れがありますね。

 ただ、これらも一時の儚い夢であることも、また事実でありまして、Jinべぇの場合、バッテリー がすべてでありました。
 使用期間が数年を超えて、アプリケーションもあれこれ入りますと、バッテリーの持ち時間は1 時間はおろか30分程度ということになってしまいます。
 ACアダプターを持ち歩くというのも、何だか意に反しております気が致しますし、バッテリーの 交換に至っては、環境が何も変わらないのに数万円の投資ということで、これも家族からの顰蹙 (ヒンシュク)を買います。(笑)
 この苦しみはトラウマになって、デジカメでも何でも充電池式のものは極力回避する現在であり ます。
・・・それでも「憧れ」はある。


 今回は、「気楽なトライ」と勝手に銘打って5年 ほど前の商品でありますが、TOSHIBA製の GENIO E550 GSというものを求めて、色々と遊ん でみました。
 こちらがその全体であります。数多あるハンドヘ ルド・コンピューターの中での選定の根拠は、そ れ程たいしたものではございません。
 WindowsCE3.0というOSの搭載と、これ用の Office系のアプリケーションの搭載でパソコンと の情報共有が容易である(かもしれぬ)と勝手に 考えただけでございます。(後で反省することに なる。(笑))
 こちらが正面下にございます、操作系のボタン ですね。
 中央はカーソルボタン。
 両脇の4つのボタンはプログラムボタンで絵表 示のプログラムを直接起動いたします。
 が、普通は「スタイラス」と申しますペン状の入 力棒で画面に直接タッチして操作いたします。
 こちら正面左サイドに音声入力ボタンがござい ます。
 録音性能は未だ試してございません。
 こちらが上部にData通信Cardを挿したところで す。
 言い忘れておりますが、このGENIOのもう一つ の特徴がこの外部記憶のスロットの数でござい まして、コンパクトフラッシュ用と、SDカード用の2 つを持っております。
 本体メモリー64MBと近年では少々寂しい限り ですので、SDカードの2GB品を挿しました。
 Data通信Cardはコンパクトフラッシュのスロット に挿してございます。
↑こちらが本体下部にございます、クレードル接 続のポートです。
 このようにクレードルに据え付けまして、USBポ ートを経由致しまして、パソコン本体と同期を取り ましたり、データの移行をしたり致します。

 張り切って詰め込みました現在の環境は、文書 作成、表計算、スケジュール管理、インターネット 接続、メールの送受信、日記帳、辞書類、それに mp3形式の音楽データといったところですか。
 さて肝心のバッテリーの持続時間であります がデータ通信を含む、出張時の断続使用で1日 十分大丈夫でありました。
 通信も月次契約費用の関係で64kのpiasf接続 でトロトロとやっておりますが、メールの送受信 程度であれば十分使用に耐えます。
(反省と考察)
 やってみての反省点と致しまして、フリーのア プリケーションについて一言。
 やはり、これはPalm系、Sharp系が圧倒的に 充実してます。
 限りある中から「これしかないか」的な選択に なってしまいます。
 手書き入力は、思った以上に快適でありまし た。(「思った以上に」ということで、決して「サク サク」と言うことではございませんョ。(殴))
 それからつくづく思いましたのは、「携帯電話」。
 あんな便利なものはありません。
 普及するわけです。
 誰でもそこそこ使えて、情報は瞬時にやり取りが出来る。

 あえてハンドヘルド・コンピューターの優位性を申せば、電話で情報を得て、その場で次の仕事の ステップ(資料を送付したりすることですね)へ進めることでしょうか。

 移動時間を有効に使って、仕事が出来ます。

 が、移動時間の貴重な「居眠り」時間もなくなりますね。(笑)



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