頸城駒ヶ岳登山の紹介


糸魚川市は、全国的にも珍しい、2つの国立公園があり、
上信越高原国立公園内に位置し、日本100名山の一座雨飾山があります。駒ヶ岳は、雨飾山の北側に位置し県立自然公園内であります。駒ヶ岳は海谷山塊の中ではよく知られ、原生のブナ林が大変美しい山で、登山口は
西海谷からと根知谷からの二つがあります.
根知谷集落からは「お駒の菱」と呼ばれる南壁が聳立している。
現在の登山道は、大神堂バス停留場より大神堂橋を渡り大神堂集落を右折
し林道を登る。二股を2ヶ所右側の道を辿ると大神堂の上水道の水源地に至る。
現在林道は水源地より上部までのびているが、途中登山道の看板のある所より入り西尾根を登る。
1998年秋、山寺から御前山を結ぶ林道が一部開通し、今まで4WDしかは入れなかった大神堂からのアプローチ道路にかわり、普通車で直接登山道口まで入れるようになった
30分位すると大きなシナの木の下にでる(ここが大神堂と山寺部落の境界である)近くには駒清水という水場があり岩場を過ぎると「いの字の滝」の上部の沢にでる。南壁の上部の「糸滝」が素晴らしい。糸滝の手前からバンドが
70〜80M走っている。バンドへ取り付くため3Mの鉄梯子を降りて入る、中の岩質は軟弱な角レキ凝灰石で、剥離した岩魂が砂利状に一面に推積している。 歩きにくい登りなので 土嚢袋で階段状にし、ローブが固定されている。
糸滝上部の岩場の岩ツツジが群生しているコブ尾根にでると展望台である。目の前に雨飾山(1963,3M)、西側を見ると、中部山岳国立公園で新潟県の最高峰小蓮華山(2768,8M)旭岳(2820M)白馬岳(2933,1M)鉢岳(2550M)雪倉岳(2610,9M)朝日岳(2418,3M)朝日岳からの栂海新道の山々が続いて日本海までの大パノラマが見渡せる。ブナの大木と雑木林の藪混じりの中を登ると、頂上手前で西海谷コースの登山道と合流し頂上に至る。
頂上は、一等三角点と祠が祭られており、最初の頃は、展望が効かないために、雑木を切り開いた結果、展望が良くなり、展望台で見た山々のほかに、金山(2220M)焼山(2400,3M)昼闇山(1840,9M)海谷山塊東側山稜の鉢山(1575M)阿弥陀山(1502M)烏帽子山(1450,5M)360度の展望が出来る。
行程表
大神堂バス停留場 徒歩40分→登山道入り口→30分 駒清水40分→水場30分展望台→60分駒ヶ岳
→60分水場→60分登山道入り口→30分大神堂バス停留場
西海谷山稜 駒ヶ岳 鬼ヶ面山 鋸山 登山コース紹介
<従走路は登山道の整備が完全でない箇所があり、健脚向き・ルートハンテイングの出来る人向き>
標高1487mしかないが、ドーム型の頂上が特色の駒ヶ岳は、糸魚川市民に親しまれてきた山である。南側にお駒の菱と呼ばれる岩壁を擁し、南西壁には冬季に結氷した大滝「11面のカネコロン」(カネコロンはツララの意味)が現れ、1970年代にクライマーの注目を集めたが、結氷が軟らかく、困難である。駒ヶ岳は毎年6月の第1日曜日の山開きで、本格的な登山シーズンを迎える。駒ヶ岳から雨飾山への西海谷山稜の登山道が拓かれたのは1973(昭和48)年のこと、地元糸魚川市の依頼で、雨飾山荘(当時は梶山新湯)を経営する朋文堂と糸魚川市内の山岳会が協力して、この作業にあたった。この縦走路は、左手に海川を隔てて烏帽子岳、阿弥陀山、昼闇山の東海谷山稜、右に緑豊かな根知谷を見下ろしながら、切れ落ちた稜線を行くもの。ところどころにハシゴがかかり緊張するが、鋸岳を越えればみずみずしいブナの森が広がり、変化に富んだコースである。下山口には雨飾温泉が湧き、のんびりできるのも嬉しい。日帰りでこんなコースを周遊できるのは、地元の特権といえるかもしれない。ただし、初心者のいるパーティーなら20mのザイルを1本もっていったほうが安心だ。駒ヶ岳えの登山道は、根知谷の大神堂からと、北側の御前山集落から山峡峠(今年の夏にはキャンプ場が開設される)経由の北尾根コースの2つがある。特に前者は、1976年に私達の会、糸魚川勤労者山岳会によって開設され整備し、毎年山開き前の5月に登山道整備を行っている。道の草刈りやロープの張り替え、土嚢を積み、登山者が気持ちよく安全に登山できるよう努めている、馴染みのコースだ。
1998年秋、山寺から御前山を結ぶ林道が一部開通し、今まで4WDしかは入れなかった大神堂からのアプローチ道路にかわり、普通車で直接登山道口まで入れるようになった。
駒ヶ岳登山口の道標を後に、樹林帯の中をしばらく登ると、徐々に斜度がつ強くなってくる。大きなシナの木の上部には冷たい清水が湧く水場があり、喉を潤すことができる。
根知川を隔てて雨飾山の展望がいい岩場につき、さらに、いノ字ノ滝の上部の沢にでる。南壁上部の糸滝が、黒い壁に白い布のように落ちている。
糸滝の手前から南西壁の下部にバンドが70〜80m走っていて、コースはこのバンドをトラバースしてい。 2mほどの鉄ハシゴを降りてバンドにはいる。岩質は軟弱な角礫凝灰石で、剥離した岩塊が一面の砂利のように推積している。ここは土嚢を積み上げ、ロープを張りかえ、登りやすくした。
糸滝上部の岩場のテラスは、根知谷を一望できる好展望の場所、ゆっくりと休憩しよう。
さらにコブ尾根に出て、ブナの大木や雑木林の中を登ると、いつのまにか山頂に到着だ。
例年6月上旬まで残雪が残る。駒ヶ岳の山頂は狭く、4畳半ほどの広さしかない。
中央の祠には、記帳できるようにノートが備え付けてある。天候が良ければ雨飾山をはじめ、これから進む鬼ヶ面山や鋸山を望むことができる。
山頂を後にして、西海谷山稜の縦走に向かう。縦走路は山頂から少し左へ曲がってコールへ一気にさがって、東峰への急登となっている。この下りには、フイックスロープがついているので、慎重に下ろう。
ここから頸城独特の、狭い山域にヤブあり、ナイフリッジありの起伏に富んだ稜線が続く。
東峰からすぐに垂直な壁に突き当たり、足が止まってしまうが、コー
スはきちんとついている。ナイフリッジに緊張した場面が続くがフイックスロープが張られているので、しっかり確保をして通過しよう。鬼ヶ面山の山頂は北峰と南峰とに分かれており、北峰が高い。ともに山頂は狭くて、数人立つのがやっとである。まわりはすべて急斜面で、縦走路は海谷側を巻いて付けられている。
南峰を過ぎると道は急降下し、シンボル岩を望むことができる。ここから雑木の尾根となり、次のピークまで、一番長い道のりとなる。途中、湿地帯の窪地を通り、再び岩稜の尾根を進むことになる。このあたりは、西海谷山稜の最奥に位置し、約15mほどのキレットを持つている。ここには鉄ハシゴがもうけられ、緊張させられる。鉄梯子の下部土砂崩れ有り。(土砂崩れあり、ザイルが心要)
さらに稜線はやせ尾根へと変化するが、ロープにつかまれば安心して進める。いくつかのピークを越えるとようやく鋸山に着く。最高点に三角点があるものの4,5人座るのが精一杯の広さしかない。足下に南壁、対岸は鉢山。左前方には昼闇山、焼山、金山。背後には烏帽子岳、阿弥陀山。前方には雨飾山がそびえている。
展望を楽しんだら頂上直下のザレと露岩帯のクサリ場を通り、最低鞍部で道はT字路となる。正面を進めば雨飾山え、右に曲がれば雨飾温泉への道である。
鞍部周辺はブナ、ミズナラなどの広葉樹の大木の森。この中を下っていくと小さな沢。さらに東の沢を渡ると、道は水平に巻くようになる。樹林帯の尾根に出ると、対岸には雨飾温泉の屋根が見えてくる。高度倉沢を渡り、沢づたいに下ると雨飾登山道と出合い、雨飾温泉に到着する。露天風呂「都忘れの湯」に入り、山の汗を流そう。
◎参考タイム
駒ヶ岳登山口 3時間 駒ヶ岳 2時間 鬼ヶ面山 1時間30分 鋸岳 1時間
鞍部分岐 1時間30分 雨飾温泉
◎2万5千図 越後大野・雨飾山
◎アプローチ JR北陸線糸魚川駅からタクシー45分位で山寺経由登山口手前まで
マイカーなら登山口まで入る。
雨飾温泉まで車で入れる。
◎問い合わせ先
糸魚川市商工観光課 0255−52−1511
雨飾山荘 090−9016−3212