日 記 **
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 2012年4月30日(月)
 初挑戦!IC4601、M83
先日の御杖村でチャレンジ!時節柄か場所柄か突然ガス(霧)が辺りを包みフロントガラスも
真っ白に!慌てて機材にブルーシートをかぶせるフィニッシュでした

早い時間にお隣さんが撮っておられたM83を私も初挑戦してみました
なかなか見ごたえのある銀河ですね

M83(うみへび座)

ε160 EM200(SSAG)+AGs-n1 EOSkissX2(LT)フィルター無し ISO800 5分 x 12
月が残ってましたがなんとか処理できました、長焦点で撮りたい対象ですね


次は難問?のIC4601に初挑戦!
さっぱり分かりません、ギブアップの画像です
IC4601

ε160 EM200(SSAG)+AGs-n1 EOSkissX2(LT)フィルター無し ISO800 12分 x 10
Bチャンネルが何故か縦縞状に、諧調不足? 一応淡い反射星雲と暗黒帯は分かりますよね
広角で撮れば反射星雲の全景が写って見ごたえがあるでしょうね
次回メガネ?の辺りにズームインして処理してみます
 2012年4月28日(土)
 ケンタウルスAリベンジ
23日ガス模様天気!?撮影のケンタウルスA、リベンジして来ました
場所は同じ御杖村です、空は透明度がやや悪いものの先日の低空域のガスは無かったです
ただ風が強いのとシンチレーションが最悪で星像が肥大し当然オートガイドも安定しません
そうやすやすと天は楽をさせてくれません(^-^)

簡単処理です、PhotoShopCS3で現像、CCDStackでコンポジット、SteraI.でフラット調整
最終PhotoShopCS3でレベル・トーン調整

ケンタウルスA(NGC5128)               2012.04.27 23:51  御杖村

ε160 EM200(SSAG)+AGs-n1 EOSkissX2(LT)V4フィルター使用 ISO800 10分 x 6
シンチレーションが非常に悪かった、星像が肥大化;;、ガイドもフラフラでした

リベンジならず・・・返り討ち?(笑
 
 2012年4月25日(水)
 遠征したものの
23日24日と奈良へ
両日とも天気は晴れとのことでしたが気温が上がり山間部は水蒸気でガスってしまいました

ガスの消えるのを待ちましたが風がやんだり吹いても弱風で、結局星雲は処理不能?
早い時間にガスのかかったしかも低空のケンタウルスA電波銀河を処理してみました
ほとんど星が見えない低空を手探り状態で写したのですがなんとかそれらしきもの?
が写っていました、なかなかチャンスがつかめない対象です

ケンタウルスA電波銀河(ガスってる低空にて)          2012.04.24 00:14 御杖村

ε160 EM200(SSAG)+AGs-n1 EOSkissX2(LT)冷却無し ISO800 15分 x 4

24日は御杖で撤収後そのまま国道369号から県道に抜け国道166号方面へ
高見峠の手前の東吉野周辺で撮影場所を探索しましたが谷間と杉山のためほとんど視界が悪くて
見つけることが出来ませんでした

その日は結局帰宅せず(不良?笑)大宇陀方面へ移動し、この辺も少し走り回ってみました
ほとんど大宇陀の道の駅を拠点に周辺での昼食や仮眠をして夜を待ちました

この日は昨日と同じような天気でしたが更に黄砂情報が・・・ここまで来たからにはもう帰れ
ません、早めにいつもの場所へ移動!

日が暮れて月も傾いてきましたが1等星ぐらいしか見えません、トホホ
縦1直線に並んだ金星と月だけが何故かきれいでした(^-^)

空はやはりガスっていて透明度がメチャクチャ悪い、電波銀河を狙ってみましたが何も写って
いません、あきらめて少し高度の高いM104を導入・・・なんとか写ってます;;

M104(モヤと黄砂の中)                   2012.04.24 21:50 宇陀市

ε160 EM200(SSAG)+AGs-n1 EOSkissX2(LT) ISO800 9分 x 4

その後の星雲撮影分はちょっとチェックしましたがだめそう・・・
 2012年4月21日(土)
 処理続き
結局振り出しに戻って・・・
相変わらずフラット画像無しの簡単処理ですが、今回はあくまでナチュラルを念頭に
そして星雲は控えめで散開星団の星たちに気を配ってみました
デジカメで撮ったままという感じでかなり控えめ?

その結果


ズームインをやや中心寄りに、散開星団!
 2012年4月18日(水)
 撮影行きました
16日は大阪北部(能勢方面)、17日は京都北部と2夜連続で遠征してきました

天気は両日とも曇りから晴れ?との予報を頼りに・・・
1日目予報どおり夜半からほぼ晴れ、途中雲が筋状に大きく流れていましたが
後半は快晴に、ただ水蒸気っぽく透明度がイマイチ
2日目は期待はずれ;;この日の方が予報ではいいはずが、結局はこの地域の
特性か霧が発生、山からガスが降りてきてあっというまに北天の下半分が曇り
もう薄明まで2時間位かというところで晴れ間が少し安定しました

2箇所とも狙いは北天のケフェウス座IC1396にしてみました
処理ですがとりあえず簡単処理で両日分とも確認したところ、1日目は色かぶり
が目立ってたので処理完了しないまま
2日目のはまだましだったので簡単処理でアップしました

この対象、赤が主体ですが濃淡の差があるのと暗黒部や透明感が何ともいえな
いですね、上手く処理できていないですがとりあえず途中経過?

ケフェウス座 IC1396        ε160 EM200(SSAG) EOSkissX2(SEO-X2)V4フィルター
                   ISO800 20分 x 6      2012.04.18(京都北部)


象の鼻へズームイン

これは上の2枚と違って2日分をコンポジットして50%に縮小したものをトリミング
処理はいたって簡単でオリジナル画像をコンポジット後にレベル・トーンを調整しただけです
2012年4月11日(水)
自作ソフト
インターバルタイマーのソフトを自作してみました
HSPを使用、言語もスクリプト形式で書くだけなので分かり易くBASICしか経験の無い
私でも出来るくらい簡単なものです
インターフェースはテクノキットのUSB-IOを使用しました(出力トランジスタ追加)

1)初期画面

 右上に当日の年月日・曜日を表示

 ミラーUPするかしないか選択(チェック)
 Intervalをsecで入力(任意)
       次回起動時もそのまま保持
 MEMO入力は2行、終了しても内容は保持

 撮影枚数入力、露出時間入力

 通常はミラーUPやIntervalは変更しない
 のでこの2項目だけの入力になります






2)ミラーUP中

 STARTボタンでミラーUPからスタートします
 (ミラーUPチェックの場合、チェックを
 外した場合は下の3)の画面になります)

 同時に情報ウィンドに左図のように情報を
 表示します
 ミラーUP中は下のランプマーカーが
 黄色点滅します

 ミラーUPタイムは4sec固定にしました







3)撮影中

 ミラーUP4sec後にシャッター開放、左図
 情報ウィンドに現在の撮影枚数と露出進捗
 がリアルタイムに表示されます
 同時にランプマーカー赤が点灯します













4)インターバル画面

 1枚目が終了しインターバルに入ります
 インターバルの時間は設定(任意)した
 時間(sec)になります
 下のランプマーカーが黒白で点滅します

 全ての撮影が終了すると
 情報ウィンドの一番下の行は
 終了時刻の表示に変わります

 STOPボタンは中断時に使用します
 設定値はそのまま残っているので
 同じ設定で再開( START)もできます
 リセットボタンは情報ウィンドと
 撮影枚数・露出時間がリセットされます
 ミラーUP・Interval・MEMOは残ります


5)USB接続エラー

 左図のようにUSB-IOが接続されていないと
 エラーメッセージを出すようにしました
 このまま接続後しリセットボタンを押せば
 初期画面が開けます













実際にカメラに接続してテストしましたがカメラの露出時間も端数が出ることなく
120secとか600secとかピッタシ合っていました
私の場合は露出時間に秒を指定することは無いので分単位にしていますが、1分以下の
テストショットには小数点入力で可能としました、例)0.5分=30sec
また情報ウィンドに露出時間の進捗がリアルタイムに表示されていますので任意のsecで
STOPボタンを押せばその秒数で停止できます

テクノキットのUSB-IOはそのままで出力が2回路ありますから、他の用途に利用可能です
何に使うか?カメラ以外で何かのON-OFFとか・・・簡単にボタンの追加も可能ですし
タイマーに連動も可能です、また撮影開始時と終了時に何かを・・・。
ご質問などありましたらまでお願いします。
 2012年4月9日(月)
 練習課題1〜2
kiriさんのネタで画像処理の練習させてもらっています
元画像はL画像とRGB合成画像ほとんど処理されていますが素晴らしい画像でした
LRGBも不慣れな私ではkiriさんに申し訳ないですが、フリーということでご容赦
頂きます

まず一回目処理してみました

fl200mmという広角でしかもアンタレス周辺は私のε160では撮れないので
初めての対象です
完全に自分のイメージでやってみましたが、なかなか難しいです
もう一度トライしてみます
それにしてもさすがに星雲が楽に出てきます(^-^)


2回目

結果的に赤が抑えられてコントラストも下がってます
微光星の膨張も抑えられシャープになって球状星団が見やすくなりました
輝度差もややフラットかな?もう少しカラーの強弱が合っても?

3回目(最終?)

バックグランドの青レベルを若干下げ、中間調の赤を若干上げただけです
これで黄色・緑が浮き出ます、LとRGBのバランスは難しいですが色合いと
解像度のベストポジションをベースに合成してます、しかしその後の処理
でそのバランスが変化するところが画像処理の難しいところですねぇ
私的にはこんな感じが好きなので最終としたいです。

それにしても元画像がいいですね、L画像4時間露光はすごいですがRGBの
元画像もうまく撮れていると思います。
 2012年4月4日(水)
 ε160の光軸調整
今日は久しぶりにε160の光軸をチェックしました
調整結果はセンタリングアイピースにカメラを手持ちで当てて撮影したものを最後に
調整前の状態は撮り忘れで有りませんが、若干上下(鏡筒基準で)にずれていました

調整は赤道儀に載せて鏡筒垂直の状態です、最初は全てのネジをゆるめ
下から手でミラーを最上部に当たる位置に持ち上げたまま押しネジを3ヶ所
軽く止まる位置まで締め、次に3ヶ所とも同じように1回転分更に締めます
これでミラーは1回転分下がり調整代ができました
ご注意!!ミラー落下防止のため調整中は引きネジを絶対外さないこと。

上図で押しネジ引きネジと書いてますが他のHPでそのように書いてあったので合わせ
ましたが、右図の構造を見て自分なりに押し引きを解釈してください
上から6〜7行目一部訂正及び構造図を追加(2012.04.10)

次はセンタリングアイピースを覗いてズレ幅・方向を確認します、確認できたら修正
する位置のネジを選びます、この時上げ代はあまり無いので下げて修正する側のネジ
を選びます(私の鏡筒ではミラーが取り付け環(金属部)に全周均等に当たっている
状態でもセンターはあまりズレていませんでした、ラッキー?
大きくずれている場合は副鏡のスケアリング再調整が必要かと思われます)

後はセンタリングアイピースを見ながら3ヶ所の押しネジを回してセンターを決めます
次に引きネジを締めて固定するのですが、引きネジを回すとまたセンターがずれます
これからが面倒ですがズレの方向を修正する位置のネジを確認して、押し引き両方の
ネジを同時に回すのですが押しネジと引きネジでは修正する方向に対して逆回転に
なります、例えばミラーを下げる場合押しネジを左回転にゆるめて引きネジを右回転
ですね、最後の固定時には押しネジをスパナで固定しながら引きネジをドライバーで
締めるやり方が楽ですがこの場合は予め引きネジを締めた時のミラーの移動代を
感覚的に覚えておく必要があります
全部締め終ってセンタリングアイピースを除くとたいがいどれかがズレています
私の場合2〜3回繰り返してなんとかセンターへ(^_^;)

固定後の状態は写真の通りです、クロスの糸よりマークとセンタリングアイピースの
鏡面部(丸い輪)が分かりやすいようにピントを合わせ糸がボケたので黄色のライン
を入れました
これで終わりですが自己流ですので分かりにくいかもしれません、多少は参考になれば
幸いです、もっともスケアリングが一番重要だと聞いていますが測定治具などが無いと
厳密には難しく鏡筒を信頼して基準にするしかないです
今回はスケアリングが合っているものとしメインミラーだけの日常調整です
きっと皆さんはもっと工夫され良い方法で調整されているんでしょうね。

撮影現場でまめに調整すればそれほどしっかりネジを締めなくてもいいのですが
なかなか実行できないのと走行中にくるわないようにとある程度締めてます
目標!・・せめて撮影前に確認だけでも・・といきたい!(苦笑
<調整結果>

写真は鏡筒を垂直にして撮影、鏡筒の前後上下を明記しました
カメラ回転機構の回転位置がズレているため糸が傾いています
回転機構に若干のガタがあるため常時この位置に固定してます
結果はまあまあかな?
以上


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M20画像処理続き(4月5日処理 追加)

ほぼ全画角

PSCS3でヒストグラム(カラー)確認しながら再調整、SI5でフラット補正及びDPI補正のみ
天の川の感じを出してみました、細かい処理はしていません



M20画像処理続き(4月3日処理)

前回より視野を広くカットしてみました、下部の淡い赤の部分を見えるように。
コンポジットもやり直しましたが・・・

M20

わりと周辺はシンプル? もっと露出を上げて沢山撮れれば周囲のガスも写ってくるのでしょうか