日 記 **
1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月     HOME
 2015年7月31日(金)
 IC1848の画像再処理
先日のカシオペア座IC1848を再処理してみました
常日頃撮影にもご一緒頂いているkiriさんやよっちゃん、syoshiさんからの有りがたいアドバイスで
またまた奮起!?、感謝です。m(--)m
Facebookでも よっちゃん、syoshiさんそしてコメント頂いた皆様、有難うございました。

今回は撮影した画像ソースがピントも甘く薄雲通過とかでモチベーションがイマイチでしたが
アドバイスを励みに出来るところまでやってみようと再処理に至りました。
パッと見はあまり大きな変化は感じられないと思いますが星雲の表現に少し注力してみました
まだまだ色調・彩度その他全体のバランスなど課題はありますが、またこの対象を撮影したい
と思います。

IC1848 カシオペア座  撮影 2015.07.26〜  御杖村
IC1848_150726kwebS.jpg
今回は全画角を処理しました、右上にハート星雲の端っこが写ってます
それにしてもこの散光星雲も大きいですね、φ160 fl:530mm APS-Cのカメラでは画面一杯一杯でした
 2015年7月27日(月)
 晴れるか?
土曜日(25日)は微妙な雲行きで期待してたけど奈良方面は雲が衛星画像から消えない!
ということで断念しました
日曜日の天気図や衛星画像では土曜日とさほど変化が無いので期待できそうに無かった
けど月も残って撮影時間も3時間ほどで撮影好機終盤!ダメ元で御杖村へ決行しました

20時半過ぎに現着、空には長い筋雲がまばらに有って不安ながら北極星は見えているので
赤道義や望遠鏡をセッティングしながら晴れを祈った

kiriさんも9時頃到着!(^-^)/~
月が沈む前に運よく雲が消えた!良かった!
その後ずっと快晴でしたが2時半頃にやや黒い雲が南西から一面に広がってきたので
撤収することに・・・結局撤収中になんと!また晴れた!快晴?ううっ・・
しかしもう既に遅し、あきらめることにして帰路につきました。

撮影はカシオペア座のIC1848を初めて撮ってみました、実質露光時間は10分10枚
でしたが最後の数枚は薄雲通過や通りすがりの車のライト?少しカブリが入ったかも?
対象を導入の際にはkiriさんアドバイス有難うございました。

処理してみましたが案の定、カブリなのかフラット決まらなかったのか相当色むらが出て
いました
はみ出し気味のトリミングで苦しい結果になりました(^_^;)
再チャレンジします〜

IC1848 カシオペア座
IC1848_150726CUweb.jpg
ε-160 EM200(AGS-1n) SSAG  EOSkissX2(LT) ISO800 10min x 10   2015.07.26  御杖村
薄雲・車のライトなど通過ありのファイル含む(笑
 2015年7月22日(水)
 梅雨明け!
今回の台風11号は雨・風ともに強烈でした、我が地域はお陰で大きな被害も無く助かってます
また12号が復活して日本へ向かってるようですが避けてほしいですね

3連休の最終日の20日月曜は確か近畿地区も梅雨明けだったとか、天気も良さそうだったので
kiriさんと御杖村に行ってきました
先日の吉野は晴れたものの空が良くなかったようなので良い機会でした

19時過ぎに現着!まだ雨雲崩れの低空の雲がチラホラ、北の方には入道雲も見られましたが
徐々に東へと流れて行き快晴へと・・・(^-^)

撮影半ばで別のエリアに来られてたくろちゃんにお会いしました、新たな機材だとか羨ましいですぅ
話し込みすぎでお邪魔しました〜、すごく良いお話を有難うございました
御杖村でもまたお会いしましたらよろしくお願いします。

今回は(も)kiriさんに撮影対象を教えてもらいました(^-^)
いつもありがとうございます!

みなみのかんむり座のNGC6726、低空で撮影の機会も少ない対象ですがチャレンジしてみました
撮影開始が少し遅れたので枚数不足なので粗いのとカメラの冷却電源入れ忘れでノイズ多しです;;

みなみのかんむり座のNGC6726
M16DNGColorSI_CUp.jpg
ε-160 フォーカサー改 EM200 AGS-1n SSAG EOSkissX2(LT) 2015.07.20 御杖村
                     ISO800 10m. x 6
ダーク処理無し、フラット処理有り(RAP2) 星マスク無しの簡単処理です


次は、北天ケフェウス座のNGC7822にチャレンジ、割と明るい対称だったので
処理しやすいです

ケフェウス座のNGC7822
M16_150713SIWeb3b.jpg
ε-160 フォーカサー改 EM200 AGS-1n SSAG EOSkissX2(LT) ISO800 10m x 12 2015.07.20 御杖村
ダーク処理無し、フラット処理有り(薄明過ぎて周囲が明るくなってました、笑)
星マスク処理など無しのいつもながらの簡単処理です

MoonLite Focuserインプレッション
以前のフォーカサーからMoonLiteフォーカサーに変えてスケアリング調整をやった効果が出ました
四隅の星像が以前より格段に改善されました、現地で少し再調整したのでまた光軸の確認が必要ですが
まずまずは良かったです(^_^)/

オートフォーカサーは便利ですがFoucusMaxは時間がかかるので撮影時間が無いときにはカメラライブ
ビューを使い電動フォーカサーとして目で行うのが早いです、目が疲れているときはオートかな?笑
さすがにベアリングを沢山使っていて頑丈な作りなのでフォーカサーの移動時のブレが無いですね。
 2015年7月18日(土)
 M16の処理
全景の再処理
大して変わらない?
M16_150713SIWeb3b.jpg
今回は星マスク処理無しですが、M16本体の中心あたりの輝度落ち込みを補正したので
正常になりました
が、カメラの冷却ファンが回っていなかったようで画像はノイジーでした。

----------------------------------------------------------------------------------------------
今回はDNG変換してトリミングのクローズアップです
クローズアップだとピントが目立つので各ファイルを等倍で確認
撮影後半4枚が僅かにピントがくるってたので排除して7枚にしました

M16DNGColorSI_CUp.jpg
Bが強くなってしまった〜;;
 2015年7月14日(火)
 ファーストライト!
昨夜はなんとか晴れそうだったので吉野へ行ってきました
天気予報とにらめっこの日々!笑 不安定ながらも期待してた甲斐があってまずまずの天気と
なってくれました
途中天の川と間違える程度の筋雲が通過しましたが後半はほぼ快晴でした。

まずモーターフォーカサーはPCの EOSユーティリティーでライブビューを見ながら
座りながら手元で動かせるのはすごく良い!画面に集中できますね(^-^)
オートフォーカスのテスト(学習)も少しできたかな?完全には時間がかかりそう

なんとかピントが合ったところで、撮影開始しました
視界の狭いロケーションと光害地なので長時間露光は無理、いて座付近へび座のM16を
撮ってみました5分11枚(55分)

M16(へび座 わし星雲)
M16_150713SIWeb2.jpg
ε-160 EM200 SSAG EOSkissX2(LT) ISO800 5分x11枚   2015.07.13  Yoshino
梅雨の合間で撮影できたことが良かったです、夜半までは水蒸気が多かったように思いました

M16_150713SIWeb2.jpg
RAP2でフラット処理したTIFFファイルを合成してそのままカラー画像として処理しなおした分です


M16の撮影もそこそこに次ははくちょう座の網状星雲NGC6992を、これまたちょこっとだけ(笑

NGC6992(はくちょう座 網状星雲)
MeanN6992SIWeb2.jpg
ε-160 EM200 SSAG EOSkissX2(LT) ISO800 5分x8枚   2015.07.13  Yoshino
これは枚数が少ないのと露光不足かな?

MeanN6992SIWeb2.jpg


梅雨が明けたら大台で撮りたいです〜 (^-^)/
 2015年7月12日(
 フラット画像での検証
光軸調整が終わりフラット画像を撮ってみました

ようやく新しいフォーカサーにカメラを取り付けての室内テストです

中心部右上の円はCMOS前面のフィルターに付着したゴミのようです;;

ステライメージの周辺減光補正から等高曲線

まずまずかな〜、とりあえずこれでやってみることにします
さて星像はどうか撮影結果が楽しみです。
 2015年7月5日(
 ε-160のチューンアップ続き
フォーカサーの遮光対策が終わって再取り付けスケアリング・センター出し



次にフォーカサーのセンタリング・スケアリング調整が終わってスパイダーの取り付け

そこで問題!
斜鏡の押しネジが当たる部分にネジの凹み跡が結構着いていたので前から何とかしないとと思っていて
今回は大き目のSUSワッシャーを入れてみました(ホームセンターで直径40mmx2mmt-SUSを購入)

ところが厚みは2mmなのですがフォーカサー側からセンタリングアイピースを通してみると、斜鏡の
センターマークがかなり主鏡側に寄ってました

現状のフォーカサーの取り付け位置が主鏡側に一杯なので調整できず(fの許容値?)
やむなくスパイダーの位置を上にズラすことに・・・

鏡筒のスパイダー取り付け穴を上方向にヤスリで4ヶ所ゴシゴシと広げ長穴加工しました;;
ノギスで測定し確認、現状穴径10mmを+3mmの長穴に・・・

加工が終わりスパイダーを取り付けセンタリング再調整!
斜鏡のセンターマークは上下(鏡筒を垂直にして)共、調整代に余裕が出来て問題解決です(^-^)



この後、主鏡を取り付けて光軸調整しましたが大きな狂いは無く、斜鏡と主鏡の調整代は
小さな範囲で済みました、後は撮影結果が楽しみです

撮影結果には上記以外にまだまだ色んな要因、例えば鏡筒のタワミ、主鏡のセンタリング
や歪み主鏡セルスケアリング(これはメーカーを信じるしかない最後の砦?)
更にカメラと接眼部のスケアリングや、神経質になればカメラ自体のCMOSセンサーの
スケアリング、シーイング・風・光害・その他いっぱい?・・・簡単では無いですね!

今回のチューンアップは基本的なことなので撮影派の諸兄は、とっくの昔に済まされてる
ことですね、実行力の乏しい小生はやっと立ち上がったのでしたw。(笑
 2015年7月2日(木)
 ε-160のチューンアップ
今回新しいフォーカサーに交換しましたがクレイフォード特有のインナーチューブと
アウターチューブとのクリアランスがこのタイプで2mm位あります

このムーンライトフォーカサーの良いところは、ベアリングを8個使っていて頑丈な
ところです、手で揺すぶってもビクともしませんね、動きも軽くスムーズです
あと鏡筒に取り付けるフランジもタカハシ純正に比べて面積が大きいのでカメラ等の
重量による鏡筒のタワミも多少軽減されると思われます

ただ冒頭に書きました隙間だけは撮影に使用する場合大きな問題なので、何とかしな
いとと思い、下図のように工夫してみました

私なりに色々考えましたが保守性と材料製作の簡単なこの方法を試してみることにしました
上図では隙間を極端に大きく書いていますが実際は2mm程です

赤のフランジは厚手の黒いクラフト紙で裏面には墨液を含浸(塗っただけ、笑)させました
内径はインナーチューブの外形より若干小さくして密着するようにしました、樹脂製にする
とこうはいかないので・・・
頻繁にゴシゴシと稼動するようなものでは無いので良しとしましょう(笑
取り付けはアウターチューブ側に両面テープで貼り付けしました

茶色のフランジは黒の軟質塩ビシートを円形カッターで製作、インナーチューブの端面に
貼り付けてます
このフランジの外形は鏡筒の穴ギリギリに通過できる程度に出来るだけ大きくしました
実際のフォーカス位置でのフランジは上の図よりもっと外側(左側)に来ます
(上図は簡略化していますので実際のフォーカサーの構造とは異なります)

遮光対策はこのほか、2つのフランジのかわりにベローズのように布で作るのも考えました
が遮光性の高い布が家に無かったので断念しました、ε-160は実際のフォーカスストローク
が短いので実用可能と思いますが・・・
ちなみにタカハシ純正のフォーカサーも僅かに隙間が有りました、クレイホードとは比べ物
になりませんが特にラックピニオン部分は大きかったです、こだわると切が無いですね


現状はスパイダーをセンタリングして主鏡との平行を出して取り付けたところです
いよいよ明日は、斜鏡を取り付けセンターを出して次に主鏡の取り付け光軸調整の予定
です。