ToUcamProの改造 
(インプレッション編)
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2004/05/08
ここでは改造後のテスト結果などをご紹介します


長時間モードのテスト(スイッチを長時間モードに)

使用ソフト:K3CCDtools
PC:ノート(celeron500MHz memory:384MB)

<テスト1>
自宅2階の窓から木星を撮影、天気「透明度は悪いが晴れ」
カメラのコードが室内側へ来ているので
左右が逆になります(左が西、上は南)



<テスト2>

使用ソフト:K3CCDtools
PC:ノート(celeron500MHz memory:384MB)
望遠鏡:マゼラン102s(10cm f5 屈折)
場所:神野山

今回は実際に望遠鏡に取り付けて星雲M57を
撮影してみました



空の条件はかなり悪く黄砂と薄雲の中撮影しています、もちろん雲が晴れたり
かぶったりです、好天を待ちきれなくテスト強行しました(^_^;

同じ元画像を2つのソフトで処理してみました、最終仕上げはPhotoShopです
星雲が写った!!というだけの画像なので処理はいいかげんです
ノイズ・スクラッチ除去を強くかけてしまったので余分なところまで抜けています

このソフトではAVIファイルの動画形式でキャプチャーされますが15secに設定
しておくと1フレームを15sec単位でキャプチャーしてくれます
(ToUcamのドライブ側でのフレームレートとの関係はどうなってるのかな?)
多分15secの露出の間そのフレームレートで記録されているのだと思います
ただ15secの最初と最後のタイミングとフレームレートのタイミングは同期を
取っていないと思われますのでタイミングによってfドロップのようなことがある
のかもしれません、改造回路の変更で回避できるかも・・・

撮影したAVIをbmpに変換してStellaImageで処理するか、Registaxでそのまま
処理するかです、Registaxはbmp変換の手間が省けますね

04/05/29 撮影テスト

今回はM27を撮ってみました
ソフト:AstroSnap、望遠鏡:マゼラン102s
PC:Celeron550Mhz 場所:神野山
 
ToUcam側でフレームレートを設定するのですが遅い方の5fps・10fpsでは
いいのですがそれ以上にするとコマ落ちがでました
現在使っているノートPCがceleron550Mhzでデスクトップ(Pen4)では発生
していませんでした
また、ソフトもK3CCDよりもAstroSnapの方が軽くコマ落ちが少ないように
思いました(それでもコマ落ちあり) 

フレームレートが低いと画質が粗くなるようなので(レベル調整などで目立つ)
せめて15fpsで安定させたいと思います 
今回は10fpsでした、枚数は20secx10・30secx25・45secx30です
全てコンポじっとしました、45secではダークフレームを撮っていなかったの
でPSP7でノイズ除去を行いました

次回の課題は15fpsでの安定したキャプチャです 
 

今後の課題がまだまだありますがボチボチやっていきます

 
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画像1

シャッター速度:1秒

ちょうどよさそうな感じ?

木星の右側の赤い点はカメラの
CCDドット抜けです(数箇所)





 
画像2

シャッター速度:5秒

この対象に対しては過剰露出
気味?

シャッター速度による変化の度合
いを見るテストなので写りの良し
悪しは無視

ノイズが少し目立つ?

 
画像3

シャッター速度:10秒

少し東に薄雲に隠れた月が有る
のでその光のカブリか長時間露
出の効果が十分にあるようです

ノイズが過剰露出で見えなくなっ
ています