そばの豆知識


そばは中央アジアが原産の植物で、タデ科に属しています。
古くは、ソバムギとよばれ、インド地方でも昔から栽培されていたようです
中国では唐、宋の時代からわが国では、奈良時代から栽培されたと言われています。

そばには意外とたんぱく質が多く、またビタミンB1、B2が豊富なのだが、ゆでるととけて流れ出る分がかなりあるので、ソバ湯を飲んだほうが良いですよ。
ソバは便通をよくするといわれるほか、ルチンを含んでいるので、毛細血管の老化を防ぎ、脳出血などの予防に効果があります。
消化もよく、カリウムやリンのようにミネラルも豊富で、高齢者や血圧の高い人の食べ物としては好適です。


江戸時代の食養生書「本朝食鑑」には、そばは「甘、微熱、無毒、気分を穏やかにし、腸をくつろげ、能く腸胃ののこりかす、つかえをこなす。
水腫、尿の白濁、下痢、腹痛、上気を治す」とあります。
健康増進のためにも、そばを常食されることを願っております。

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