2011/7/17-7/28 成田発ユーラシア旅行社の北アイルランド・南アイルランド周遊13日間、総勢25名に参加して,アイルランドを巡り、ケルトの文化に触れてきました。 アムステルダムからダブリンに入り、反時計回りにアイルランドを回りました。 最初は寒く12日の間晴天は1日だけで、あとは曇りか小雨で肌寒く、持って行った半そでシャツは全く役立たずでした。行く前はあまり期待していませんでしたが、最近のツアーの中では、小生にとっては学ぶところも多く楽しい実りの多い旅でした。 宗教、文化、経済、歴史すべての面でイギリスでありながら、イギリスでない色々な姿がを見ることが出来ました。世界に名だたる文学者や政治家、,芸術家のルーツがこの島にあることがわかり驚きでもありました。緑の草原から荒涼とした岩場まで変化に富んだ自然も見応えがありました。 ケルトの文化で作った聖書[ケルズの書]の美しさに驚きました。 |
アイルランド 面積:70280平方km(北海道とほぼ同じ) 北緯52度から55度で日本より北、樺太の緯度にある。 北アイルランドはイギリス領。 人口:450万人(90%がカトリック) 首都:ダブリン 言語:アイルランド語(ゲール語)、英語 看板掲示や名所名にはゲール語が多い。また町の入り口などに[An Ghaeltacht] ゲールタハトという看板を見るが、これはゲール語を日常的に話す地域を示す。ゲール語には文字がなく、また標準語がないので難しい。現地の人の間ではゲール語を使っても観光客には一般的には英語を話す。 国旗の色:緑はカトリック、オレンジはプロテスタント、白はその融合を示す。 ダブリンから北に向かい、西へ、西海岸を南下、その後東にダブリンへと反時計回りに回る。 左地図に主要訪問地のおよその位置を示します。 |
ダブリン郊外ミッドランド |
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ダブリンから反時計回りでアイルランドを回るコースだが、まずは北アイルランドへの移動中の観光。 タラの丘、ニューグレンジなどを観光しながらバスで北アイルランドに向かう。非常に寒かった。 |
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Hill of Tara タラの丘 ダブリンから北に約40qアイルランドの聖地。昔は戴冠式も行われていた場所だが広い草原だけが残る。近くに教会(ビジターセンタ)と聖パトリックの像、売店がある。 風と共に去りぬのタラはアメリカの土地の名前だがここに因む。. |
エメラルドの草原です |
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タラの丘案内表示 |
聖パトリックの像 |
ファロ |
ニューグレンジ Newgrange ドロヘダボイン峡谷一帯には新石器時代の古墳が点在する。 タラの丘から約20q.。世界遺産。5000年以上前の古代人の墓 とされている。 周囲約100m、高さ11m石英の部分は元のものだが、全体は考古学者により積みなおされたもの。冬至の日には入り口の小窓から太陽の光が十字型の墓室の奥まで入る。 ビジターセンタからシャトルミニバスで古墳の近くまで送ってくれる。バスに時間制限がありこれで一日、一回の訪問者の出入りを調整している。アイルランドではこの方式の観光地が多い。 |
ビジターセンタ入り口 |
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ニューグレンジ全景 |
入り口付近 |
入り口 |
モナスターボイス Monasterboice 聖ブイトが5世紀に建立した修道院跡 建物はほとんど残っていないが2つのケルト十字のハイクロスがある。 聖書の最後の審判などの彫刻があったが摩耗している。 |
大きなハイクロス |
全景 |
ベルファスト、デリーを観光、北海岸のアントリム 海岸でキャリック・ア・リード橋・ジャイアンツコーズウェー を観光。 |
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ベルファスト Belfast 英国領北アイルランドの最大の都市。人口55万人。 ホテルヨーロッパは世界で最も爆破されたことが多いホテル。 19世紀の建物が多く、ホテルの隣は1895年に建てられたオペラハウス。 市庁舎シティーホールは1906完工、5つのドームを持つベルファストのシンボルである。 ヴィクトリア女王の像やタツノオトシゴとおおかみのこの町の紋章が美しい。 1912年にここの造船所で建造されたタイタニック沈没のメモリアルもある。 聖アンズ聖堂1904建立 |
ホテルヨーロッパ |
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ホテルの近くのオペラハウス |
時計台 |
聖アンズ聖堂 |
シティーホール |
ビクトリア女王 |
市の紋章 |
キャリック・ア・リード橋 Carrick-a-Rede Rope Bridge 橋は小さくそれほどわたりにくくないが、ビジターズセンタから橋まで約1qで階段もありひと仕事である。 350年前に漁師が鮭をとるためにかけた縄のつり橋。全長18m、高さ28m、幅1mだからそんなに大きくない。 アイルランドの最北端で大西洋からの風が強い。 |
料金表 |
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ゲートから歩く |
先に見える橋 |
反対側から |
ジャイアンツコーズウェー Giant's causeway ビジターセンタからミニバスで案内してくれる。道が狭いので途中でバスの交換できない。約4万本の六角形の石柱が並ぶ。圧巻である。巨人が恋人に会いにゆくために作ったコーズウエイ(石道)と言われる。 景色は素晴らしいが寒くなってきた。 |
連絡バス |
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六角柱 |
全景 |
沢山の観光客 |
デリー Derry/Londonderry 17世紀の雰囲気を残す城壁の町。人口10万人70%がカトリック。ゲール語で樫はデリー。1972年1月30日(血の日曜日)公民権運動デモのカトリック住民に対してイギリスの部隊が発砲して14名が死亡。 アパートの壁にそれを物語る壁画がある。 城壁は1613-1618建立、全長1.6km、で1688年カトリックのジェームス2世の軍に105日間耐えた。 ギルドホールは1890建立、今は市庁舎とホールだが現在改修中。 |
血の日曜日の慰霊碑 |
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1971犠牲になったアネット |
公民権運動 |
防毒マスクをつけた戦士たち |
境界線 |
聖コラムズ教会 |
ギルドハウス工事中 |
スライゴSligo イエーツ1923ノーベル文学賞ドラムクリフにあるイエーツの墓 イエーツは南仏で亡くなったが遺言によりこのコラムキル教会に埋葬された。 墓標の文字はイエーツのもので、訳は、冷たい目を投げかけよ、生と死に、 馬にまたがる者たちよ通り過ぎよ イエーツは少年時代このスライゴで過ごした。イエーツ博物館、ノーベル賞メダルなどを見学。 右は通称コブライエーツの銅像、1990年製全身にイエーツの詩が書きこまれている |
イエーツの像 |
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イエーツの墓標 |
コラムキル教会 |
ハイクロス |
Connemara National Park 1980年に国立公園になった。2000ヘクタール、1万年前の氷河期の風景が現在に残されている。 お椀型のダイアモンドヒルを中心に1時間程度のハイキングコースが設定されている。ハイキングは息抜きに良かったが、景色はさほどでもない。アイルランドの景色の特徴が見られる。 元はアンダルシア産でスペインの無敵艦隊がこの地に持ってきたというコネマラ種の馬がいる。 通常の馬より小型、長い尻尾が特徴である。 |
典型的なアイルランド風景 |
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ダイヤモンドヒル遠景 |
遊歩道 |
コネマラ馬 |
カイルモア修道院 国立公園の北東のカイルモア湖畔にある。1868年イギリスの下院議員でマンチェスター出身の富豪、ミッシェルヘンリーが妻のために建てた城館別荘だが、妻がエジプト旅行中にナイル熱で亡くなり売却された。その後戦火で修道院を失った修道女が集まってきて、ベネディクト派の修道院になる。ヴィクトリア庭園とゴシック調の教会があり、周りの景色と調和している。 |
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別荘全景 |
池が美しい |
庭園 |
アラン諸島Aran Islands ゴールウエイからバスでロサヴィル港へバス約1時間、フェリーで、アラン諸島のイニシュモア島のキルロナン港へ約50分。人口900人、夏は観光客が多い。一日2000人。日常はゲール語を使用する。自転車、馬などで回ることができるが、我々はこの島最大のミニバスでドエンガスまで往復した。石垣が続く風景は良く語られるアイルランドの風景でした。 アラン織のセーターが有名だが編める人 が少なくなり機械編みもあるようです。 |
フェリーが到着 |
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島を出た人の慰霊碑 |
石垣 |
キルナロンにあるハイクロス |
ドンエンガス Dun Aonghasa ドンエンガスは2000-2500年前の軍事施設か宗教儀式の遺跡か未だ謎のまま、断崖の上に半円形の城壁らしきものがある。 ヴィジターセンタからゴロゴロの石の道を約1.5q歩く。 90m下を覗き込むスリル。 |
全景 |
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ビジタセンタから歩く |
もう少しで遺跡 |
覗き込む |
ゴールウェイ Galway アイルランド西部の中心都市。人口8万人。アラン諸島やスライゴバレン高原、モハーの断崖への拠点であるが市内観光は無し。 14世紀建立、コロンブスも来たという聖ニコラス教会にクラダリングのモニュメントを見に行く。 ホテルに近いエールスクエアーでは1963年ケネディーが演説をした。 |
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クラダリングの碑 |
町にある像 |
エールスクエアー |
バレン高原The Burren バレンはゲール語で石の多い場所の意味。地殻変動により創成された。紀元前3世紀ごろの何処までも続く石灰岩の丘陵がある。 2億5千年前に起こった地殻変動で、海底から石灰岩が押し上げられた。あと雨や気温で岩が割れてこのような景色になった。ドルメン巨人のテーブルでは1989年の発掘で25人分の人骨、壺の破片、宝石類が発見された。紀元前3800年ごろの墓か宗教儀式の場所と推定される。 近くの石で囲った草原には牛や羊がのんびりと |
石灰石の丘陵 |
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巨人のテーブル |
地面はひび割れ |
牛はのんびりと |
モハーの断崖 Cliffs of Moher モハーはゲール語で廃墟になった崖の意味で、高さ200m、長さ8q の崖が続く。 岩肌は泥板岩と砂岩の層からなり、岩には海鳥たちの巣がへばりついている。 18世紀までは要塞であった。領主が建てたオブライエン塔があるが昇ってもさほど景色は変わらず。 柵や道が整備が進みすぎて、スリルが少なくなった感じ。下を海から観光する船があった。 |
標識 |
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オブライエン塔 |
モハーの断崖 |
全景 |
キラーニー Killarney 馬車で出発、キラニー国立公園を観光。 リング・オブ・ケリー Ring of Kerry という周遊道路180qがイベロ半島の250年前からの観光ルートになっている。見どころは、1000m級の山、森林、谷、湖、ゴルフコースが点在しているが基本的には長期滞在型。ツアーで一寸見る我々にはそれほどの景色ではなかった。バスで回る。マクロス邸、ロス城(1410建立の要塞、今は廃墟)、ボグビレッジなどを見学 |
町の中心にある教会 |
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キラニー市街 |
国立公園を馬車で |
ロス城 |
1843ヘンリーハーバードが建立、1861年ヴィクトリア女王が訪問そのための莫大な経費で破産。あとギネスが購入。 | マクロス邸 |
マクロス邸花壇 |
ブラーニー城Blarney 1446年ダーモットマッカーシー(ブラニー公)により建立された5階建ての砦。エリザベス1世にこの城を譲り渡せと圧力を掛けられたが美辞麗句を並べ自治権まで得てしまう。この話術の巧みなマッカーシーにあやかりblarney(お世辞を言う)、Kiss the blarneySTONE(お世辞がうまい )から、ブラニーストーンにキスをすれば雄弁になれると沢山の観光客が訪れる。訪問者リストにはチャーチル、ミックジャガーなどがある。 また広大な敷地には石の小道魔女の岩など整備された庭園がある。岩はケルトのドルイド教の時代のもので、美しい自然を楽しみました。 |
エントランス |
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訪問者リスト |
下からブラニーストーンを見る |
ブラニー城全景 |
妖精の石 |
竹のトンネル |
ドルメン |
ロック・オブ・キャシェルRock of Cashel 90mの石灰岩の上に4世紀に城塞が築かれ1101年時の領主が教会に寄贈、宗教的中心地になる。1647年クロムウエルの侵攻により破壊された。 聖パトリックの十字架、コルマック礼拝堂などガイドに連れられて観光。 現在修復作業中。、 |
町の様子 |
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落雷で壊れたハイクロス |
大聖堂 |
全景 |
キルケニー Kilkenny 人口2万人、中世アイルランドの中心的都市で見どころはキルケニー城、聖カニス大聖堂など |
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聖カニス大聖堂 1285年建立、元はカトリックの教会だが今はプロテスタントに改宗。円塔は高さ30m、巡礼者の目印になった。バトラー夫妻の石棺がある |
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聖カニス大聖堂 |
大聖堂内部 |
聖堂周囲の墓地 |
キルケニー城 庭園が立派12世紀に建てられた城で領主バトラーの居城であった。17,19世紀に改築されて今の姿になった。 庭の千草の原題はThe last rose of summer だがここの庭園のバラを Thomas moor が詩にしたという説がある。 |
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全景 |
庭が広い |
庭の千草の庭園 |
Avoca! 二つの川が合流する緑が美しい。 トーマスムア―の歌碑があり1,4節が刻まれている。 The Meeting of the Waters の第4節の日本語訳 アボカの美しい谷よ!最愛の友と緑陰に抱かれてこの上なく静かに憩う。ここでは冷たい世の嵐の吹きすさぶこともない。せせらぎの様にわが心は平和に浸る。 |
トマスムア―の胸像と歌碑 |
米国人であろうか観光客が沢山 |
Sweet vale of Avoca! how calm could I rest In thy bosom of shade, with the friends I love best, Where the storms that we feel in this cold world should cease, And our hearts, like thy waters, be mingled in peace. |
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グレンダーロッホGlendalough ゲール語で二つの湖に包まれた谷の意味で、初期キリスト教会群がある。6世紀に聖ケビンが個々の洞くつで修業を始めた。高さ30mの円塔は10世紀のもの 石積みの門、鐘楼、大聖堂、監視塔など多くの廃墟が残されている。 聖ケビンの十字架は太陽と十字架の組み合わせ。ダブリンから日帰りできる位置にあるので、ハイキング、観光客が多い。 |
円塔 |
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石積みの門 |
聖ケビンの十字架 |
大聖堂遺跡 |
ダブリン Dublin 人口100万人、首都。18世紀の町並み。リーフィー川に沿って町が展開している。 国立美術館は修復中で有名な絵に絞り臨時展示を行っていたが数少なく残念。お目当てのフェルメールは日本に行っている。カラバッジョはあった。、 タウンハウスのジョージアンドアーはカラフル。フィッツウイリアム広場 ギネスの社員寮 聖パトリック大聖堂 国立博物館泥炭から出てきたミイラ、宝物庫(撮影禁止)のアーダの聖杯、金製品、タラのブローチなど見学。 |
タウンハウス |
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サミュエルベッケット橋 |
ギネスの社員寮 |
国立博物館宝物庫 |
グラフトン通り |
ダブリンバス |
貸出自転車 |
聖パトリック大聖堂 St.Patrick's Cathedral アイルランド最大の教会。5世紀の建立。現在はプロテスタントの教会。アイルランドの守護聖人でとりわけ世界に展開しているアイリシュの心のよりどころである。 1720年ごろジョナサンスイフトが司祭長であった。 右側にスイフトとステラの墓がある。 |
ステンドグラスはアイルランドの3大聖人 中央聖パトリック 432年アイルランドにキリスト教布教 左聖コラムキル 右聖女ブリジット 初めて女子修道院を立ててイグサで作った十字架を広めた |
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大聖堂裏側から |
大聖堂遠景 |
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大聖堂内部 |
スイフトの墓 |
展示 |
トリニティー大学Trinity College オールドライブラリー Old Library 1592年エリザベスTにより創設されたアイルランド最古の大学。 2階のロングルームは奥行60m、蔵書20万冊、 ケルズの書とは680ページに福音書の装飾写本 8-9世紀に作成されたという。 展示は素晴らしいが開かれている1ページしか見られない。特別なページを開いてガラスケースに入っている。他のページはガイドブックまたはスライド展示で見ることができる。 写真撮影禁止なので、素晴らしさの一端を案内書のコピーで下段に示す。詳細は創元社の本或いはトリニティー大学のサイトで見てください。 |
展示室入り口 |
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2階図書館長部屋 |
キリストの誕生 |
四福音書記者の象徴 |
リバーダンス[撮影禁止] アイリシュダンスにショウ的なものを加えた45分*2の公演だが、なかなか迫力がある。十分楽しめた。 我々の見た公演に近い内容で、5/19の女王天覧の公演をYOUTUBEで見ることができる。 Riverdance perform at Dublin Concert for Queen Elizabeth II 19th May 2011 |
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gaiety劇場 |
RiverDanceの幕 |
今回公演の広告 |
●円高でユーロ安、楽しく旅行で来た。天候は殆ど曇り、緯度が高いので遅くまで明るい。 行く前にはあまり期待をしていなかったが、ケルトの文化、アイルランドの歴史、文化、宗教、風土などいろいろ考えさせられ、勉強になった。英国の隣であるのに植民地になったり独立戦争をしたり、大変な国であることに驚き、今後平和であり良い国になることを期待します。歴史の話題としては1649年クロムウエルの征服、1845年ジャガイモの飢饉、1949年アイルランド共和国成立、1972年独立運動北アイルランドでありこれらの試練を乗り越えた人々が世界の各地にアイリシュとして頑張っていることにも感心しました。 食事はまあまあ。朝のアイリシュ朝食はおいしかった。ギネスビール以外はほとんど輸入品と聞いたが、水はボルビックが柔らかくて良い。リバーダンスは素晴らしかった。またケルズの書、このようなものが作成され今も保存されていることに驚き。 ●失敗は服装と充電用プラグ。出発前にあれこれ悩んだが、もう寒さは過ぎたという判断で半袖を中心に持って行ったが最初の方は寒くてフリースなど買って間に合わせた。またデジカメ用充電プラグは最近のヨーロッパ訪問地では殆どが2ピンであったが、今度はすべて3本足のBFであった。慣れによる失敗。 ●ロンドンデリーのスーパーTESCOで7ポンドの買い物をしたが間違って5ポンド札新札を2枚のつもりで3枚出した様だ。TESCOに申し出たところ若いマネジャーがキャッシュボックスの現金と伝票を計算して確かに5ポンド多い返すと言って返却してくれた。感激。日本のスーパーではここまでしないのでは。また現金の勘定を重さでしていたのにも驚き。 ●参考文献 アイルランドへ行きたい / 深谷哲夫[ほか]著 /新潮社/1994//とんぼの本 愛蘭土紀行 / 司馬遼太郎著/朝日新聞社/1996//朝日文芸文庫/街道をゆく:30-31 物語アイルランドの歴史 :/波多野裕造著 /中央公論社/1994//中公新書:1215 図説アイルランド / 上野格, アイルランド文化研究会編著 /河出書房新社/1999//ふくろうの本 ケルズの書/バーナード・ミーハン/著 鶴岡真弓/訳/創元社/2002 |