スペイン旅行報告

■ 1998−10/4から10/23までウイーン経由スペインへ旅行してきました。
関空にはIBERIA航空が来ていないので、訪れた事がないウイーンに一寸寄ってから、スペインに行きました。天気は最初のウイーンとマドリッドで少し寒く、雨がぱらついた程度で、後は半袖で過ごせる快適な20日間でした。ガイドブック数冊を参考に作った観光日程は大体消化してきました。
スペインは怖いと色々な本に書いてありましたが、それほど不安には感じませんでした。ウィーン、スペイン共に、アメリカや欧州からの観光客も多く、本当に観光国の感じがします。

■何時ものように、往復の航空券とホテルの予約だけををJTBの個人旅行でして、後は現地でと言う方法にしましたが、大体計画通りに廻る事が出来ました。シーズンであったのか、アンダルシアあたりでは世界の各国からのいくつもの団体が、沢山来ていました。関空ウイーン間はオーストリア航空と全日空2社の共同運航で、オーストリア航空の機材で、全日空のスチュワーデスも乗っています。ウイーン、マドリッド間はIBERIA、オーストリアの共同運航で、航空券はオーストリヤ航空ですが機材、スチュワーデスはイベリヤ航空その物です。

■ホテルは大体予想した通り。4つ星程度であまり肩が張らず、又セキュリティーもまあまあ。個人旅行の場合はなるべく市の中心で、観光に便利な方が良い。大体その様に選んだつもりだが、マヨルカはデータ不足もあり町外れで一寸不便。市の中心に出かけるにはバス利用の必要あり。島の大きさも考えると、もう少し地図などで確認する必要があった。どのホテルも、朝食はアメリカンスタイルのビュフェであり、十分であった。朝食を十分に取っておいて、昼又は夜は一食だけレストラン、あとはバールで十分です。マドリッドのアグマールは道路に近く、騒音が激しい。ウイーンとマドリッドでは、この季節では暖房がなく寒く感じた。他のホテルは大体町の中心に近くを指定したので、観光に便利、特に問題なかった。

■スペインは引ったくりやスリで危険だ、と言う事を書いたガイドブックが多いが、安全度の上からは日本とも差ほど変わらない感じでした。尤もホテルの金庫を活用し、要らない物は持って歩かないようにはしたが。一度だけマドリッドで、ホテルの近くをスーパーに行こうと歩いていると、ベンツに二人乗った車が歩道に近いところで停車。私服の刑事のような姿で、名札のような物をつけた一人が降りてきて、おまえはどこから来たのかと聞く。日本だと言うと、日本人が贋金を使ったので調べている。パスポートを見せろと。今もっていないホテルにあると言うと、身体検査をしようとするので、ホテルに来いといって逃げた。このような手口があるようだ。

■さすが観光国。沢山の国から団体や個人の旅行者が来ている。 トレド、コルドバ、グラナダ、セビリヤなど、観光地でかなり集中してコンパクトな所は、沢山の人で歩けないほど、アメリカ、イギリス、ドイツ、その他各地からの観光客が沢山だった。マドリッドでアグマールに5泊したが、その間毎日新しいアメリカの団体が入れ替わっていった。

■さすが観光国。各町には案内所があり、個人旅行者には便利。市の地図、地下鉄や市内バスの案内図も貰える。見所の案内などもしてくれる。観光バスやツアーの案内もあるので、町を歩く前に一度は立ち寄ると良い。バルセロナ、マドリッドは地下鉄が便利、回数券で利用する。セビリヤは地下鉄がないので、バスが便利。路線図とにらっめっこしながら利用する。

■アンダルシアの廻り方について、旅行前に鉄道、バスなど検討したがいずれも乗り継ぎが多く、不便なのと、時刻表が不明で予定が立てにくいので、自信がない。また荷物を持って色々動くのは面倒なので、アルハンブラ、メスキータ、ヒラルダ等の観光付きのJALEUROバスを利用することにした。結果的にはアルハンブラ、メスキータは、個人では混んでいてなかなか入れない状況であったので、良かったと思う。

■両替は1万円札を持って行けば、両替できる所が沢山ある。また24時間シティーバンクのキャシュデスペンサーが使える。沢山提携している銀行あり。現地通貨の引出しが簡単手数料も不要。但しシティバンクに手数料が要らなくなる限度の預金をしておく事が必要。セゴビヤなど、どこの都市でも、日本円で両替をしてくれる銀行は沢山ある。銀行は、不思議な事にお客さんは誰もいない。日本のように混んでいない。これからはトラベラーチェックは使わなくて良いようだ。日本円とキャシュカードで現地通貨を調達するのが一番効率的。買い物はクレジットカードが良い。

■ホテルや空港、市のインフォーメーションでは英語が通じる。レストランでも大きな店は英語が通じる。メニューも英語.ドイツ語のものがある店多い。日本語は殆ど駄目。バールや町の小売店ではスペイン語以外は駄目な店が多い。デパートでは売り子による。スペイン語の方が良い。RENFEアトーチャのインフォーメーションは大の男が数人詰めているが、英語は全員駄目。マヨルカはドイツ人の客多く、案内書などはスペイン語とドイツ語だけで英語がないものもある。

■マヨルカ島は想像したよりも大きな島。空港から街の中心まで市バスがある。荷物は積めるが持って乗るような形。パルマの中はバス。駅名表示なく、路線図もないので非常に解りにくく慣れないと希望の停留所に降りれない。町にはデパートもあり、かなり町は大きいので歩けない。タクシーかバス利用の交通は重要。ホテルウトパレスは西の方郊外で、バスで市の中心から空港の反対側に30分ほど。他の観光のためには足が悪かった。空港は大きい。ドイツ人沢山来ている。ミュンヘンから3時間程度でドイツ人のハワイのような感じ。

■トレド、セゴビアは町全体が世界遺産の町。路は狭く自動車がやっと通れる程度なので歩きながら観光する。色々な遺跡も多いが町全体を歩いたり、眺めるのが良い。カテドラルとアルカサル、それにマヨール広場はスペインのどこの町にもある。スペイン広場も大抵の町にある。

■大きな町を少しでも出ると、一面のオリーブ畑やぶどう畑が広く続く。夏ならひまわりの畑ではないかと思われる丘陵地が広広と続く。いわゆる赤土の丘陵が延々と続くマンチャの田園風景は素晴らしい。

■スペインのデパートはエルコンテコングレス。非常に大きな百貨店で、今回行った町には大抵あり、幾つも支店がある。スーパー部門もあり。
日程とメモ
10/4(日) 関空発1100オーストリア航空OS558ウイーン着10/6まで滞在。パスポートは見るだけ。
10/6(火)
マドリード
夕刻の飛行機でマドリードへ。マドリッド到着は遅いので空港到着サテライトの銀行締まっており両替できず。
遠い他のサテライトに行きペセタに交換。空港からホテルはタクシー利用。ホテルアグマールは寒く、自動車の音でうるさい。文句を行ったら毛布を持ってきた

10/7 (水)
マドリード
マドリード滞在、AVEの切符を買いに行く。市内観光(ブラド美術館、マヨール広場)プラドはグレコ、ベラスケス、ゴヤなどの名画が沢山で圧倒される。ピカソのゲルニカは別の所。マヨール広場に近いレストランでイベリコハモンとパエリヤ食べた
10/8(木)
トレド
アランフェス
トレド南バスターミナルからトレドへ。世界遺産だけに綺麗な町。絵葉書の通り。パラドールへ行ってトレドの全景を眺めながら昼食。ペルディスを食べる。帰りはRENFEでアランフェスに寄った。
10/9 (金)
マドリッド
マドリッド観光 王宮、スペイン広場、ムセオデルハモンで昼食。夕食はガンバスアルヒーヨとトルティージャをホテルで。
10/10(土)
セゴビア
セゴビア水道橋ノルテバスターミナルからセゴビア観光、ローマの水道橋、徒歩で町を観光。
(写真は水道橋)
昨日ホテルで会った大阪の姉弟に会う。メゾンデキャンディドでカスチリア風スープと仔豚の丸焼き。隣のスペイン人が良い選択だと誉めてくれた。
セゴビアにはカテドラル(写真、マヨール広場から直ぐ)とアルカサルがある。
アルカサルは白雪姫の城のモデルになった優雅な姿態である。
10/11(日)
コルドバ
グラナダ
メスキータホテルからあまり遠くないのに荷物があるので、アトーチャまでタクシー利用。ホテルの前にいたタクシーは高かった。アトーチャ駅発900〈AVE9618プレフエンテクラス〉約2時間弱なのに機内食のようなスナックが出る。コルドバ着1048 10/13までJALEUROバスでアンダルシアを廻る。コルドバ市内観光(ユダヤ人街、メスキータ、ローマ橋)
写真はオレンジの庭から見たメスキータの塔

フラメンコ メスキータの入り口にはオレンジの庭あり。お祈りが終わるまで、各国からの観光客沢山集まって待っている。ユダヤ人街は狭い路、ここも観光客が沢山いて歩きにくい。メスキータ観光後グラナダへ。ホテルで夕食を取っていると、学生の楽団が来て2,3曲やりCDを売って行く。グラナダのクエバス・ロス・タラントスでフラメンコ鑑賞。夜930にバスがホテルに迎えに来て、洞窟のタブラオ(写真)につれて行き、フラメンコ終了後アルハンブラの夜景を見せてくれる。
実際は出発10時過ぎ、1時ごろ戻った。カンサスのアメリカ人、メキシコ人夫妻なども一緒にタブラオに行きフラメンコを楽しんだ。
昼間のアルハンブラ宮殿
10/12(月)
グラナダ
ミハス
マーベリヤ
アルハンブラ0900ホテルサライ発JALEUROバス、グラナダ市内観光(アルハンプラ宮殿、へネラリフェ庭園) ここも各国の観光客で混んでいる。アルハンブラ宮殿は個人客には入場制限があり。切符を買うのに長蛇の列、昼頃買うと宮殿へは夕刻でないと入場できない。何かのツアーに参加していれば現地案内人の案内により待たずに入場できる。アルハンブラ宮殿だけは朝早く行くか、現地ツアーに参加するのが良い。ミハスを経由してマーベリヤへ。1800マルベイヤ着、昼食はミハス,PADRASTRO 海の見えるレストランで海産料理。マーベリヤはロサンジェルスのような所で、歩く交通不便。ホテルの前のGARDENバールのような所でカラマーレスフリートスが上手かった。隣のスエーデン人夫妻が黒人から人形買った。ミハスやマルベーヤはあまり見るものなし。長期滞在なら別。
10/13(火)
ロンダ
セピリア
ロンダ経由、セピリア市内観光(ヒラルダの塔、カテドラル、スペイン広場、アルカサルなど)セビリヤの昼食ElCabildo。昼食後JALEUROの仲間で集合場所を間違えた人あり。時間が無駄になった。ヒラルダの塔に登れず。
10/14(水)
セピリア
セビリヤ観光(市バスで一回り、黄金の塔、ピラトの家、県立美術館)県立美術館はZURBARANの特別展でなぜか無料であった。昼食タベルナデルアラバンデル(ヌエバ広場の近くホテルの中)
10/15(木)
マヨルカ島
空港バスはサンタフスタ駅等を巡回して行く。1050セビリヤ発バルセロナで乗り継ぎ、パルマデマヨルカ着1350、パルマ空港は大きい。島も大きい。市バスでスペイン広場、其処からタクシー。ホテルは西の外れ、不便であった。日本人には流石に殆ど会わない。
10/16(金)
マヨルカ島
ショパンのピアノマヨルカ観光(パルデモッサ)バルデモッサからソジェールへバス、海岸沿いが美しい。ソジェール、パルマは登山電車。バルデモッサはショパンとジョルジュサンドが隠れ住んだ修道院だけしかないが、沢山の外国人団体が観光バスで来ている。自由に廻るのが難しいほどの大勢の人。(写真はショパンのピアノ)パルマのバスは路線や駅名解り難く、早く降りたり、反対に乗ったり何遍も間違い。アルムダイナ宮殿、カテドラルを見てからレイナ広場の付近で早い夕食、誰も入ってこない。ヘレスティオぺぺを飲む。
10/17(土)
マヨルカ島
ベルベル城観光、バスの駅から登りはかなりきつい。空路バルセロナへ、1425バルセロナ着、ホテルはランブラス通りで非常に便利。ピカソ美術館見学。ランブラ通りは、大道芸人や学生がパーフォーマンスをしており、夜遅くまで賑やかだ。
10/18(日)
バルセロナ










バルセロナ市内観光(バスツーリックで、聖家族教会、グエル公園、モンジュイックの丘、ミロ美術館)どこも大変な人。
(写真はカサミラとグエル公園)
10/19(月)
バルセロナ
モンセラート
モンセラート若干天候悪し。スペイン広場からカタルニア鉄道で、ケーブルに乗り継ぎモンセラート観光。行きの列車では数組の人であったが、修道院につくと沢山の人が観光バスで来ていた。バルセロナに戻ってタパタパでタパス。(写真は修道院 )
10/20(火)
バルセロナ
バルセロナカテドラル、カタルーニャ音楽堂、サンタマリアデルマル教会、リーヤ等観光。クアトロガッツでビールを飲む。
(写真はカタルーニャ美術館よりスペイン広場を見る)
バルセロナ発OS8256ウイーン着1845 ウイーン泊
10/22(木) ウイーン1320発OS557 機中泊10/23(金)0730関空着

ウイーンのメモ

10/5(月) 市電に乗りリンクを廻る。後オペラで下車、王宮、シュテファン寺院、市電でウイーンの森へ行ったが天気悪し、またホイリゲも開店前。ホテルドリットバジェットは今回の旅行で一番設備が悪かった。西駅に近く交通は便利。

10/6(火) チェックアウト後荷物をホテルに預けて、地下鉄でシェーンブルン宮殿観光後、戻ってベルベデーレ美術館。夕刻の飛行機でマドリードへ。

10/21(水) ウイーン市内観光プラター観覧車、ナッシュマルクト等観光。 ドナウ川を見ようと21系統の市電の終点プラターカイに行ったところ日本人で仏舎利塔を作って10数年番をしていると言う人に会った。 色々親切に説明してくれて帰りは国鉄で南駅に帰る。 ザッハーでメランジェとトルテ。 フォルクスオーパで『ダンスダンスダンス』鑑賞

10/22(木) ウイーン1320発OS557 

ウイーンはさすが観光都市。楽しく好きに過ごせる。言語はドイツ語。地下鉄、市電、バスいずれも便利。有料だが公共交通機関の地図あり。この地図と1日券又はウイーンカードを買えばどこへでも行けるので便利。国鉄も乗れる。1日券は500円程度。検札も殆どないが切符は買いましょう。街の中心はシュテファン寺院、これを中心に環状の道路リンクが廻っている。リンクを廻る市電あり。1番か2番。それに乗ると有名な建物が観光できる。 リンクの中は徒歩で行ける距離だが地下鉄の駅が幾つかあるのでそれを利用する。 ハプスブルグ家の遺産は宮殿、美術館、博物館など沢山あるし、また音楽の都でもあり、何日でも楽しめるが、往復の4日しかいなかったので廻りきれなかった。 何でもあるが物価は高い。食べ物やワインは日本よりも安い。 15日前にオペラの前売り切符を買いに行ったがもう売りきれ。音しか聞こえない所しかないと。 従ってフォルクスオパーを買う。どうしてもと言う時は日本で前売りの予約手配をした方が良い。