大黒天祈願文 だいこくてんきがんもん (神棚に唱える 祝詞 のりと)
敬 うやまっ て曰 もうす 此の所ところ に 鎮坐 しずまりまします
大黒主天 だいこくしゅてん の 幸魂奇魂 さちたまくしたま の御前 みまえに 恐 おそれ み 畏 かしこ み申す。
大黒主天だいこくしゅてん 亦また の名を 大国主おおくにぬしの神
大物主おおのもぬしの神 大己貴おおなむちの神 顯国玉うつしくにたまの神 八千才やちほこの神とも 申し上げ
天下 あめのした を 治しろ しめ 国を造り 五穀 ごこく 乃元祖みおや として 植利うわはり 栄さかえ 志女しめ 天て
顯見うつしみ 蒼生おおひるくさ の為 ため 幸さち を與あた え 食け を 與あた え 病やまいを 療おさ しむる 法のり を定め
家も身も栄えに 幸福さいわい し給たまう 処 ところ の大神おおかみを 此ここ に 斎いつき 奉たてまつ り
日々 炊かしぐ所の 飯いい を上かみ分けして 大神おおかみ に捧ささげ 奉 たてまつる を
平たいら 計け 久く 聞こしめして 弥いや 広ひろき 厚あつき 神の御徳みとく を以って
世の富とみ 乃至ないし 官爵職禄 かんしゃくしょくろく を 捧ささげ與あたえ下され 家内おくないに 諸々もろもろ の災難わざわい無く
日々にちにち 五千人を養育するかと 千億万の物を増加する 御食みけ 宝たから を
夜の守り 日の守りに恵み 幸福さいわい し給えと 謹つつし み 恐おそれ み申す事の由よし を
洩もれることなく 聞召きこしめ して 福徳財宝ふくとくざいほう 食禄けろく を ○○家に速すみやかに 與あた え給たま い
滞とどこお ることなく 隧おつ ることなく 運はこびに運はこびて 弥いや栄さかえ 富とみ栄さかえ 志女しめ 災 いを 除き給たまい
安やすら かにおくり過ごさせ給えと 祷ねぎ 申すことを
守り恵み 幸福さいわい し給えと 畏美かしこみ 畏美かしこみ 曰須もうす。
大黒天 真言 「flash・大黒天真言」
唵 おん 摩訶 まか 迦羅耶 きゃらや 娑婆訶 そわか