はじめに
日本神話(古事記・神々の物語)は、絵空ごとの話と決めつけ、いっさい関心をもたない人々や
又、1度は読んでみたが途中でやめた、などという人が 意外と多いのではないでしょうか?
日本神話とは、神話伝記なので、本当の出来ごと(史実)なのか?については 誰も知り得ません。
『古事記』とは 『日本建国物語』 です。
どこの国の神話も、「神の世」の世界から始まり、人間世界へと移行する話です。
つまり、どこの国の神話も、その国々の先祖物語と言えるのです。
ボサツマン(管理人)は、
日本の伝記書物や、日本建国物語などへの関心が、年々薄れていくような気がして、残念な思いでいます。
そこで、日本人の原点である「日本建国物語」・「古事記」を、現代の言葉で、自分流に書いてみました。
とは言っても、私(ボサツマン)は、古事記に関しては、ただの読者の立場だけのdo素人です。
そのdo素人が、勝手な意見を言って 専門家の方々のお叱りもあろうでしょうが
「古事記」・日本神話が、敬遠される理由があるとすれば 次のようなことが考えられます。
古事記には
1 現代社会では、有り得ない・起こり得ない・ようなことが書いてあって、読み人の想像の域から離れていて とらえにくい。
2 話言葉である、「○○‥‥」と言いました、という聞きやすい、物語風や会話の文章が少ない。
3 初めて聞く名前の神々が、古文表記のままたくさん出てくるので、現代人には 読みずらく 理解できない。
4 和歌が 多く載っていますが 古文和歌なので、興味のない人には 退屈に感じる。
5 現代人に通じる感覚、たとえば 楽しさや笑いや、微笑ほほえま しい話などは みあたらない。
6 不快に思う文章表現が多くある。 (切った・殺した・吐いたものから神は成った‥など)
上記のような理由から、”読みやすく・わかりやすく・飽きがこない”をモットーとして
古代的表現は 現代の人々が読みやすく、理解できる文章に変えて書きました。
又、省略するところは”オモイッキリ”省き、自分勝手に感想や意見なども加えました。
神々のご縁により、日本神話に関心を寄せる人々が増えることを願っております ‥‥‥‥合掌
古事記 こじき 以前の古代文献
天皇記 すめらみことのふみ 。国記 くにつふみ 。臣連伴造国造等の本紀 おみむらじとものみやっこくにのみやっこらのもとのふみ などがある。
これらの書は 聖徳太子が蘇我の馬子 そがのうまこ に編纂させたものらしい。
しかし 蘇我氏 そがし 一族が滅亡した時 一緒に灰塵 かいじん になったらしい。
尚 古事記の序文には 帝記 ていき 旧辞 きゅうじ という古文献を下地にしたことが明記されている。