第49章 第13代/成務天皇 せいむてんのう
第13代/成務天皇に即位したのは 第12代/景行天皇けいこうてんのうを父とし 八坂の入日売いりひめ を母とする
若帯日子の命 わかたらしひこのみこと です。
母・入日売は 第10代/崇神天皇すじんてんのう の皇子おうじ の娘で 崇神天皇の孫になる。
成務天皇の子は
弟財の郎女 おとたからのいらつめ を娶って生まれた 和訶奴気の王 わかぬけのみこ の一柱のみです。
成務天皇の功績
1 国の造みやっこ の制定 大国や小国の首長を決め 世襲制と定めた。
2 国と国との境の制定 地方の大国や小国の国境を定め 周知しゅうち させた。
3 県 主あがたぬし の制定 国よりも小さい範囲(地域)の 首長(主)を定めた。
この時の大臣おおおみ は 「武内宿禰」たけのうちすくね が 務めた。
崩御 成務天皇は 95歳にて崩御されました。 御墓は沙紀さき (佐紀・奈良市)の多他那美たたなみ にある。
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