三毳山(みかもやま)のカタクリの花 〔開催場所〕

 三毳山みかもやま北部の万葉自然公園かたくりの里は、全国でも有数のカタクリの群生地です。3月下旬から4月上旬にかけて山の斜面いっぱいに咲き揃います。

カタクリの花(H16.3.24撮影)
カタクリの花 うす紫色のカタクリの花が群れをなして自生しており見事です。時折、アルビノ種の白いカタクリが生えていますが、極めて珍しいものです。あなたも探してみませんか。
カタクリの花の群生(H16.3.24撮影)
カタクリの花の群生 この日は、薄曇りで撮影時間は10時40分頃でした。気温も上がらず寒い春冷えだったのでカタクリの花も開くのが遅かった様です。先に来ていた女性グループが「4時間も待ってやっと開いてきた。」と話していた。
 白く可憐な花「アズマイチゲ」は気温が低く花を閉じていたが、この花は既に満開の時期が去ったとのこと。
コナラ林とカタクリ群生(H16.3.24撮影
イヌシデ林と遊歩道 かたくりの里は、その年によって少しずれるが3月に入るとまずアズマイチゲが咲き、中旬頃よりカタクリの花がぽつぽつと咲き出し、3月下旬から4月上旬に満開となる。カタクリの花が終わると、次にニリンソウが咲き、夏にはホタルブクロ、ヤマユリ、秋にはヤマトリカブトなどが咲く。
花見客で賑わうカタクリの季節
花見客で賑わうカタクリの季節 全国有数の規模を誇るカタクリの群生地として有名です。3月下旬頃が最盛期となり、この時期には関東一円から花見客が訪れます。
カタクリの花の群落
林の中のカタクリの花群生 この「かたくりの里」では、コナラやブナの木の新緑、夏の木陰、秋の紅葉とあわせ、四季折々の自然の中にヤマユリやキバナアキギリの花々や小鳥たちのさえずりを楽しむことができます。
 また、散策路が整備されており隣接する「みかもやま栃木県立公園」と合わせたハイキングを楽しめます。